プロレスコラム
第191回〜第200回
  • 蝶野25周年興行


  • プロレスコラムとは
    プロレスについて、メディアでは伝え切れなかった事を語ります。ときには、業界裏話も? 隔週水曜日更新。

    Office Maikai
    Office Maikai(マイカイ)ではプロレス、ハワイ関連の仕事を受付ております。また、当サイトへの広告出稿、タイアップ企画のご相談もお待ちしております。
    お気軽にメールにてご連絡ください。

    第191回 ハッピー感に包まれた蝶野25周年興行(09.10.14)

     10月12日の両国国技館における蝶野正洋25周年興行は超満員札止めの1万1000人。本当によく入った。

     8月30日の同所における武藤敬司25周年は、全日本のビッグマッチの最後に武藤のスペシャルマッチがあったが、蝶野25周年はオープニングから最後まで蝶野カラー。OBから現役まで、蝶野に縁のあるレスラーが団体の枠に関係なくズラリと集った。結果、様々な時代のプロレスを見ることができたから、会場に足を運んだ人はプロレスを存分に楽しめたと思う。

     第1試合はOBも参戦したバトルロイヤル。小林邦昭、グラン浜田、ドン荒川、藤原喜明が同じリングにいるのは昭和・新日本の風景。タイガー戸口とグレート小鹿がいるのは昭和・全日本の風景…もっと言うなら、昭和40年代の日本プロレスの風景だ。大日本プロレスの歴史を考えと「グレート小鹿vs本間朋晃は実現するのかな?」などというイジワルな気持ちも芽生えた。(これは小鹿登場の前に本間が失格になったため、実現せず)

     プロレスではないが、同じハワイ力士で元横綱の曙と元大関のKONISHIKI(小錦)が、両国国技館という会場で同じリングに立ったのも感慨深いものがあったし、6人タッグでの初代タイガーマスクと長州、ライガーの激突も「オーッ!」と胸をときめかせてくれるものがあった。とにかく感じたのは昭和・新日本で第一線を張った人たちが異常に元気なことだ。やはり若い時に道場で徹底的に鍛えられた人間は強いと改めて感じた。

     メインの蝶野&武藤&小橋vs中西&小島&秋山は三銃士+四天王vs第3世代というテーマもある試合だったが、6選手が構えることなく伸び伸びと持ち味を発揮。やはりトップを取る人間は、オイシイところを持っていく術を知っていると感心させられる。

     全体的にはお祭り的な印象が強かったが、それで良かったと思う。その中で勝負に徹した中邑真輔vs大谷晋二郎の緊張感溢れるIWGP戦も光ったのだ。

     きっとお客さんは、様々の時代のレスラーが、それぞれに持ち味を発揮してくれたことで、難しいことを考えずにプロレスに熱中していた頃にタイムスリップして無邪気になれたとのだ思う。それが大会終了後のハッピー感につながったのではないか。「やっぱりプロレスは理屈抜きに面白い!」という単純なことを再認識させてくれる大会だった。

     


     

     

     

     

     

     

    トップハワイコールズプロレスコラムダイアリープロフィール
    Copyright © office Maikai