<第30回>カハラ滞在記2

 今回はカハラ・マンダリン・オリエンタルのレストランをチェック。このホテルには数々のレストラン・アワードに輝いたメイン・ダイニングの『ホクズ』、オープンエアー席がある『プルメリア・ビーチ・ハウス』、ビーチにテーブルをセッティングして、カバナ(テントみたいなもの)でプライベート空間を演出する『カバナ・シーサイド・グリル』、和食レストランの『トウキョウトウキョウ』がある。

 チェックインした私たち夫婦は、部屋で休んだ後、朝食と昼食を兼ねて『ザ・ヴェランダ』へ。ここは午前11時30分〜1時30分までカレー・ビュッフェをやっていて、これも美味しそうだったけど、どうせなら優雅に過ごそうということで午後2時からのアフタヌーン・ティーを予約。まず紅茶かコーヒーを選んで、3段式のスタンドが登場。下段=ティー・サンドイッチ、中段=プチケーキやタルト、上段=スコーンになっているのだ。これをゆっくりと食べてお茶するのが英国式ティータイムというわけだが、何しろ空腹だったから、アッという間にペロリ。ウーン、優雅とは程遠い…。これでひとり25ドル。2人でチップを合わせて50ドルだ。

 ここはホテルの外を出ても住宅街だから、ワイキキのようにレストランがあっちこっちにあるわけじゃない。ホテル外の食事で一番近いとなると、無料のシャトルバス(ベルボーイに予約する)で行けるカハラ・モール内のお店ということになる。

 さすがに到着日は外に出るのがおっくうなので、夕食は『カバナ・シーサイド・グリル』へ。前菜=シーフード・サンプラー、メイン=パエリアを2人でシェアしてサングリアで乾杯。ハワイのレストランというと、日本語メニューが出てきて、しかも日本語メニューに載っているのはコース料理というのがよくあるパターンだが、これって日本人には量が多すぎる。ウチは、いつも前菜1〜2品、メイン1〜2品だけオーダーしてシェアすることを学びました。もちろん、フランス料理などのコース料理は、ちゃんとコースでいただくけどね。その場合も品数が少ないのを選んでいます。『カバナ・シーサイド・グリル』ではチップを入れて90ドル前後でした。

 朝は『プルメリア・ビーチ・ハウス』でビュッフェ。定番だけど、どの料理も美味しかったが、1人25ドル×2=50ドル+チップ…朝食で5千円以上かかるのは辛いなあ。

『ホクズ』には行けませんでした。だってホテルでずっと食事していたら、高いんだもん!!

 写真は上=アフタヌーン・ティーを優雅に楽しむ(!?)小佐野夫妻。下=オープンエアー席がお薦めの『プルメリア・ビーチ・ハウス』です。

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<第29回>カハラ滞在記1

 今年のハワイ旅行は、ANAのマイレージが貯まっていたので飛行機代はタダ。「タカシ君とワカナちゃんの結婚式の前に3日間だけ贅沢しよう」ということで、久々に豪華ホテルに宿泊することにした。さて、ハレクラニにするか、それともシェラトン・モアナ・サーフライダーか、あるいはロイヤル・ハワイアンか? 考えた挙句に出た結論はワイキキから車で15分、高級住宅街のカハラ地区にあるカハラ・マンダリン・オリエンタルだ。

 ハッキリ言って、ウチの経済状態では普通だったら泊まれるホテルじゃありません。でも、たまの贅沢、とにかく飛行機代はタダなんだからと、3日間限定で泊まることを決意した次第。選んだ部屋はバルコニー無しのリッジ・ビュー。ラック・レート(正規料金)だと450ドル以上するが、インターネット・スペシャルで275ドル。まあ、これでも十分に高いのだが、ラナイ(ベランダ)付、あるいはオーシャン・ビューにすると手が出ない料金になるので、ここら辺で手を打つのが正しい判断か。

 10月11日(現地時間)午前8時45分にNH1052便で1年ぶりにホノルル到着。入国手続きやら何やらを考えて、あらかじめホテル側には10時半頃に到着すると伝えていたが、すべてがスムーズに進んで10時前にはホテルへ。もちろんアーリー・チェックインにはしていなかったが、「もう、お部屋は用意してありますよ」と、すぐに案内された。ウーン、さすがに一流ホテル! 普通、どこのホテルもチェックインは午後3時。時差ボケで3時まで外で時間を潰すのは辛いよね。ここですぐに部屋に入れるかどうかは、その後の滞在に大きく影響するのだ。

 しかも、通された部屋はダイヤモンドヘッド・ウイング最上階(10階)の部屋。これまたラッキー! 安く泊まろうっていうのにスミマセン。このカハラ・マンダリンはダイヤモンドヘッド・ウイング、ココヘッド・ウイング、ドルフィン・ラグーン・ウィングの3棟から成っているが、もしリッジ・ビューを選ぶならダイヤモンドヘッド・ウイングかココヘッド・ウイングをあらかじめ指定しておくか、「高層階の部屋を」とリクエストしておく方がベター。もし、ドルフィン・ラグーン・ウィングになったら、ここは2階建てなので面しているゴルフコースの早朝の芝刈りやお客さんの声が聞こえてきて辛いようです。オーシャンビューの場合は、ホテルの構造的にココヘッド・ウイングを指定するのがいいと思います。

 部屋からのビューは写真の通り。昼間はゴルフコースのグリーンが鮮やかで、しかも最上階だから騒音は聞こえないし、夜は夜で夜景が綺麗なのだ。ラナイが無いのは残念だけど、ワイキキのホテルに比べたら格段に部屋が広いし、窓も全面なので開放感いっぱい。

 部屋の設備は、ベッドサイドにラジオCDがあって、ハワイアンのCDが2枚用意されている。ラジオをつければ、すでにFMのハワイアン専門局がチューニングされているという心配りだ。バスルームはシャワーブースとバスタブが左右に分かれていて、その両方に洗面台があるから便利。シャワーが可動式なのが嬉しいし、バスローブがあるのは一流ホテルのお約束だよね。トイレが独立しているのもグッドです。

 インターネットは部屋でLAN接続できるし、ロビーでは無線LANもできる。もっとも、私は荷物が多くなるのが嫌でパソコンを持っていかなかったが…。

 昼の掃除の時と、夜のターンダウン・サービスの時にはナイトキャップ用に氷を用意してくれるというのも、さり気ないサービス。さすがに世界のVIPが宿泊するホテルだ! ということで、次回は部屋の外に飛び出してみましょう。

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<第28回>ハワイアン・ウェディング

 10月11日から23日まで11泊13日のハワイ・バケーションを楽しんだが、その中での最大の目的はタカシ君とワカナちゃんの結婚式への参加。

 以前にも書いたが、実は私は97年5月にタンタラスの丘の麓にあるワーラー・メモリアル・チャペル(現コミュニティ・オブ・クライスト・チャーチ)で結婚式をした。その経験を踏まえてタカシ君には以前から「結婚するならハワイがいいよ!」と言っていたが、返ってくる答えは「日本人なのに、わざわざ海外で結婚式をやるなんて、西洋かぶれですよ」というツレないもの。ところが! 去年の10月、ウチの夫婦とハワイを初体験した途端に「ハワイはいいですねぇ〜。やっぱりアロハの精神ですよ!」とすっかりハマッて、今回のハワイ挙式と相成った。

 タカシ君、ワカナちゃんの両親&兄弟&親戚、そしてなぜかウチの夫婦も合わせて総勢21人が挙式の19日を照準に次々とハワイ上陸。ビッグ・サプライズはタカシ君のおばあちゃんが86歳にして初海外&初ハワイ!

 それにしてもハワイで結婚式をする日本人は多い。11日〜14日の3日間、カハラ・マンダリン・オリエンタルというホテルに泊まっていたが、1日4組ぐらいのウェディング・カップルを見た。そのほとんどが日本人。このホテルは海が見えるガーデンにガゼボ(東屋)があり、ここでのオープンエアでの挙式が大人気なのだ。

 ここでハワイ挙式を考えている人へのワンポイント・アドバイス。参列する場合の服装は、男性ならアロハ、女性ならムームー(もちろん、ちょっとお洒落なもの)がいいです。スーツにネクタイの正装だと暑苦しいし、ちょっと場違いな感じがするもんね。でも、着物を着ていた御婦人はカッコよかった。カジュアルなハワイアン・スタイルにするか、ビシッと正統ジャパニーズ・スタイル…これがよろしいんじゃないかと。

 さて、タカシ君とワカナちゃんが結婚式を挙げたのはワイキキのプナホウ地区にあるセントラル・ユニオン・チャーチという由緒ある教会。みんな気合いの入ったアロハやムームーで参列…と、思いきやタカシ君の妹リエコちゃんの足を見ると、なぜかプーマのスニーカー。「サンダルを車の中に忘れちゃったんですよ〜。ムームーがピンクだから、それに合わせてこのピンクのプーマでいいかと。ヘヘヘ」。まあ、いいか。そんなことが許せるのもハワイならでは(でも、くれぐれもタンクトップ、Tシャツ、ジーンズ、短パン、ビーサンなどでは参列しないように)。

 ツアー会社に手配を頼むと、新郎新婦はリムジンで教会へ。参列者は人数に応じてリムジンかバンで新郎新婦とは別に教会へ行くことになる。到着したら、すぐにリハーサルとなるが、その前にタカシ君とワカナちゃんは牧師さんの部屋に呼ばれてお説教タイム。「キリストはいつ生まれましたか?」「キリストはどうして死んだのですか?」「死後、キリストはどうなりましたか?」「なぜ、貴方たちは結婚するのですか?」など、いろいろ聞かれたという。「キリスト教じゃないのにスミマセンでしたと思っちゃいましたよ」(タカシ君談)「まるでトリビアに出演しているような…」(ワカナちゃん談)。
教会によって様々で、私の結婚式の場合にはお説教もなく、単なるお祝いのセレモニーということで籍が入っていなくてもOKだったが、このセントラル・ユニオンは日本で入籍していなければ式が挙げられない。ハワイ挙式を考えている人は事前に手配会社に問い合わせておいた方がいいでしょう。

 さてリハーサル。ちなみに参列者が写真やビデオを撮れるのは、この段階まで。本番の式は専属カメラマンしか撮れないので、高くても(本当に高い!)写真&ビデオはオプションで事前に頼んでおきましょう。

 私の時もそうだったが、リハーサルが終わるやすぐに本番。段取りが完全に頭に入ってないうちに始まっちゃうから、これには、みんな焦るのでは。でも、泣かないように歯を食いしばるワカナちゃんと感慨深げなワカナちゃん父がバージンロードを歩く姿には感動。誓いの言葉の「アーメン」というところで、ユウスケ君&ユキちゃん夫妻(タカシ君の弟夫婦)の愛息サイゾウ君(4歳)&ホマル君(3歳)が、一緒に声を揃えて「アーメン!」と言ってしまったりと、感動の次には笑いが。

 ハワイアン・ウェディングのメインエベントは、やっぱりハワイアン・ウェディングソング!それもハワイ語で歌ってくれるのだ(多分、どこの教会でもそうだと思います)。これが胸に染み入ってくる。

 式後は教会から出てくる新郎新婦にフラワーシャワー。感動と笑い、照りつける太陽、優しい風に包まれて、無事、ハワイアン・ウェディングは終了したのでした。

 ここで最後のアドバイス。ウェディング付のパッケージ・ツアーだと、到着翌日に挙式というパターンが多いけれど、これだとお嫁さんが疲れてしまうので、到着翌日はスパなどの時間に当てて、3日目以降の挙式をお薦めします。

 なお、掲載している写真は新郎新婦のプライバシーを考えたものになっているので悪しからず。でも、ワカナちゃんのドレス姿、キレイでしょ!

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<第27回> カシンと同級生の日本料理屋さん

 2年前、初めてハワイ島に行った時の初めての夕食は日本料理。普段は日本料理を食べたいと思わないのだが、たまたまガイドブックで見た『葉山』という店が妙に気になったのだ。

 場所はキング・カメハメハ・コナビーチ・ホテルからパラニ・ロードを登って5分くらいにあるコピコ・プラザという小さなショッピング・モール内。中を覗くと結構、外国人の客が多くて繁盛している模様。「これは正解だな」と店に入って注文したのは2人前のメニューのディナー・スペシャル。天ぷら、ビーフの照焼き、チキンの照焼きのいずれかが食べ放題で、さらに寿司が20個、ご飯、味噌汁が付いて39ドル50セントだったから、これはお値打ちもの。

 この時は「おいしかったね!」と満足して終わり。そして去年の10月にもハワイ島到着当日に『葉山』へ。今度は海老、ブロッコリー、紫芋、ニンジン、ズッキーニ、さつまいもの天ぷら、カリフォルニア・ロール8個、ビーフ&チキンの照焼き、サラダ、ご飯、味噌汁、スイカが舟盛になった2人前メニューのラブ・ボート(29ドル50セント)をオーダー。またまた満足して、会計をしようと思ったら…"闘魂"と書かれた色紙がある。よく見ると、藤田和之じゃないか! 思わず店の人に「藤田選手が来たんですか?」と聞いたら、大将のケンさんが奥から出てきて「実は、私は石沢(ケンドー・カシン)と同級生で、一緒にレスリングをやっていたんですよ」とのこと。

 そして見せてくれたのが、店の前で撮った藤田、カシンとのツーショット。それにしてもプライベートの旅行なのに、しっかりとマスクを被っているカシンは、やっぱり変わり者だ。

 去年の1月、カシンは全日本を無断欠場して失踪騒ぎになったことがあったが、その時、実はハワイ島にいたのだという。
「いやあ、休みの日になると練習に付き合わされて、こっちは体がボロボロになっちゃいましたよ」  とケンさん。それにしても世界は狭いなあと実感した次第。

 カシンはともかくとして、本当に安くておいしい店なので、ハワイ島に行った際には、ぜひ御立ちよりを! 掲載した写真は去年、オーダーしたラブ・ボートです。

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<第26回>山頂はツライよ!

 キラウエア火山の溶岩を見たら、今度は空を見なきゃいけないということで去年のハワイ島で参加したのがマウナ・ケア山の山頂でサンセットを見て、その後に星空を見るツアー。

 午後1時40分にキング・カメハメハ・コナビーチ・ホテルを出発してあっちこちのホテルを回って参加者をピックアップした後、ワイメアの街をドライブ。最初の目的地は標高2800メートル地点にあるオニヅカ・ビジター・センターだ。何しろマウナ・ケアは富士山より高い4205メートル。このオニヅカで30分以上の休憩を取らないと、高山病になってしまうそうだ。確かにこの場所でも酸素は地上の80パーセントぐらいで、煙草を吸っても減るスピードが遅かった…。
ここで体を慣らしつつ、早目の夕食としてお弁当を食べ、山頂を目指す。ちなみにハワイと言っても山の上は寒い。冬には頂上に雪が積もってスキーまでできちゃうほどなのだ。マウナ・ケアとは白い山という意味。なるほど、太陽ケア(マウナケア・モスマン)は肌が白いのでケアという名前が付いたんだなと納得。

 さあ、防寒具を借りて、いよいよ山頂へ。ただし車のスピードはゆっくり。体を慣らすためなのだ。そして「到着するまで、寝ないでください」という注意が入る。途中、シルバー・スウォード(銀剣草)などを車の中から見ながら山頂へ。その風景はまるで映画に出ている宇宙の星に着陸した感じ。日本が誇る"すばる"を始めとした世界各国の天文台が点在し、宇宙基地のようだ。
 そして山頂から見るサンセットも神秘的だった。雲が下に見え、そこに太陽が沈んでいくのだ。眼下が赤く染まるという光景は初めての経験…なんだけど、高山病まで初体験! とにかく息苦しい。早歩きしただけでゼイゼイして頭が痛くなってくる。酸素が地上の60パーセントしかないのだ。
気温も4度。ここがハワイか!?

 星空観測は、さすがに山頂ではなく、少し下ったところで天体望遠鏡を備えて行なう。星を見るのは満月から3日後がベスト。月は太陽が沈んでから45分後に上がってくる。残念ながら、私たちが参加した時には月の光が明るすぎて、星がよく見えなかった。
 でも、それより何よりキツかったのは高山病。ツアー参加者の中には、バンの中でグッタリと寝込み、星空を見ることすらできない人もいた。美しい景色を見るには、それなりの苦行もあるということです…。
 写真は上=山頂の天文台、下=山頂から見たサンセット。きれいでしょ!

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<第25回>地球は生きている!

 ハワイ島に来たら、ぜひ行っておきたいのがキラウエア火山。火の女神ペレが住んでいると言われる活火山だ。流れ出る溶岩を見るチャンスなんて滅多にないことですぞ!

 腕に自信のある人なら自力でドライブしてもいいだろうけど、無免許の私たち夫婦はおとなしくオプショナル・ツアーに参加。2年前のことだし、ツアー会社によって内容も違うと思うので、あくまでも参考として読んで下さい。

 さて、どうせ行くなら、日が落ちて真っ赤に流れる溶岩を見たいということで午後のツアーに参加。昼食を摂って午後1時頃にキング・カメハメハ・ビーチ・ホテルを出発だ。まずはカイルア・コナの山側のコーヒー農園が点在する地区をドライブして、途中でトイレ休憩を兼ねて売店へ。コナ・コーヒーを試飲したら、南下してプナウルの黒砂海岸へ。そこにはガイドブックの写真で見たように海ガメがポツン。果たして本物か、それとも置物? ハワイでは法律で海ガメには触ってもいけないので確認することはできなかった。残念!

 そして、いよいよハワイ火山国立公園へ。博物館を見学したり、クレーターを見たりして一息ついた後はチェーン・オブ・クレーターズ・ロードを、1990年の大噴火で溶岩に飲み込まれてしまった行き止まりまで一気に下る。ここからは歩いて流れる溶岩を探すのだ。

 ここからはガイドさんの経験と勘次第。何せ相手が自然だから、必ず"生きた溶岩"を見られるとは限らない。下手をすると2時間も歩いたりするケースもあるとか。ちなみに冷えて固まった溶岩はガラスのような感じだから短パンは駄目。ちょっと転んだだけでも、ザクッと切れる危険性がある。手を着いても危ないから、ツアーに参加した場合は軍手を貸してくれる。車で気軽に来て、タンクトップに短パン、ビーサンで歩いている人も結構いたけど「自然を舐めんなよ!」って感じだ。
さて私たちはラッキーにも30分歩いただけでドロドロと流れる溶岩を発見!溶岩が出ている付近は熱いからすぐにわかる。真っ赤な溶岩がゆっくりとウネウネ動いているではないか。周囲の地表も熱い。あんまり近づくと靴底が溶けるんじゃないかという気がする。ちゃんとしたスニーカーなりを履いていきましょう。

 それにしても、動いている溶岩を見ると、地球は生きているんだなあと実感させられる。あっちからもこっちからも新しい溶岩が湧き出ているのだ。人生観が変わる…とまでは言わないけど、やっぱり新鮮な感動があった。きっと誰もが「来てよかった!」って思うはず。
 溶岩に圧倒された後は道があるところまで戻って、道路脇で夕食用のお弁当。ところどころ赤くなっている溶岩を見ながらの食事も楽しいぞ。

 そうこうしているうちに真っ暗になって帰路へ。ヒロの街のガソリン・スタンドでトイレ休憩を取ったら、あとはホテルに戻るのみ。聞いてみたら、このツアーの走行距離は全工程で450キロ。ここからはノンストップで3時間半かけてホテルに戻るというではないか。正直、トイレが近い私はかなりビビッたが…車内は冷房を切って熱いし、何より外の景色が真っ暗で何も見えないから、寝るしかない。疲れもあって、あっという間に寝てしまい、気付いたら私たちのホテルまで30分ぐらいのところまで来ていた。それにしてもドライバーはよく眠くならないものだと感心。これでは免許を持っていても、とてもじゃないが運転できない。
 真っ暗だから、空を見上げると、まるでプラネタリウム。降るような星を見ながら11時半頃には無事にホテルに到着した。

 あまり観光ツアーには参加しない私たち夫婦だが、このツアーには2人とも大満足。自然は偉大なり!
 そうそう、注意としては溶岩の欠片や石などを持って帰らないこと。ペレの怒りを買って災いが起こるそうだ。持ち帰ったものの、あとで送り返してくる人も多いというから、単なる迷信だと思っていたら、痛い目に遭いますぞ!

 最後に写真説明を。上=溶岩で寸断された道、中=流れ出る溶岩! 下=溶岩と私…です。

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<第24回>ハワイ王朝を体感できるホテル

 前回も書いたが、とにかくハワイ島はデッカイからホテル選びも慎重になる。リゾート・ホテルが集中しているのは晴天率が高いコナ・コーストと呼ばれる地区だ。ちなみに2005年のハワイ・トップ・ホテル25にはハワイ島のホテルが5軒もランクインしている。1位=フォーシーズンズ・リゾート・ファラライ、5位=マウナケア・ビーチ・ホテル、7位=マウナ・ラニ・ベイ・ホテル&バンガローズ、12位=ハプナビーチ・プリンス・ホテル、17位=ザ・フェアモント・オーキッド・ハワイといった具合。その他にも、あまりにも大きくて敷地内をモノレールやクルーザー・ボートで移動するヒルトン・ワイコロア・ビレッジあたりが有名だ。

 しかし、私はこうしたリゾート・ホテルはパス! まず第一に料金が高い! そして繁華街のカイルア・コナまで遠い! ウチは夫婦揃って運転免許を持っていないので、公共交通機関が発達していないハワイ島に来るとお手上げ。まして街歩きが好きときているから、上記のホテルはまったくニーズに合わないのだ。もし泊まったら、オプショナル・ツアーを入れる以外はすべてホテルで過ごすようになってしまうのがオチ。となると、食事もすべてホテル内ということになって、すべてが高くついてしまう。

 そんな私たちに、値段的にも立地的にも最適なのがキング・カメハメハ・コナビーチ・ホテル。コナ国際空港からタクシーで15分(20ドル前後)、カイルア桟橋のすぐ隣、コナの繁華街にある嬉しいホテルだ。

 ホテルは6階建てで2棟となっているが、ハッキリ言ってリゾート・ホテルというムードはなし。でも目の前のビーチは小さいながらも白砂のビーチ(ハワイ島は溶岩の島だけに白砂のビーチは少なくて貴重)。ここはカメハメハ大王が居を構えた場所だけに、ビーチの正面には古代の神殿アフエナ・ヘイアウが復元されているし、ホテルの1階にはハワイ王朝やハワイ文化にちなんだ写真や肖像画、楽器、羽根のマントなどが展示されていて、ハワイ文化に興味ある人にはたまらない。

 一番気に入っているのは、まったりとした雰囲気。ホテルの人たちものんびりしているし、1階の広いスペースではフラを練習している人たちがいたりと、一流ホテルの緊張感とは無縁なのだ。

 私たちが2回ほど利用したのはロマンチック・エスカペードというパッケージ。2泊以上という条件は付くが、オーシャン・フロントの部屋で1泊179ドル。これにスパークリング・ワインのボトル1本と毎日のビュッフェ朝食が付くのだから、これはオトクでしょ! 日曜のサンデー・シャンパン・ブランチは14ドル・プラス(通常27ドル95セント)すればOK。スパークリング・ワイン飲み放題、クラブレッグ、生ガキ、シュリンプ、プライム・リブなどもあってお腹いっぱいになっちゃうぞ。

 そうそう…日、火〜木曜日にホテル内で開催されるルアウ・ショー(ハワイの宴会)はハワイ島でも有名。セレモニーとしてホテル前のビーチにハワイ王朝の衣装をまとった一群がカヌーでやってきたりする。参加したことはないけれど、ハワイ王朝の一群はビーチから勝手に写真を撮り、ルアウの模様は部屋のラナイから盗み見してしまいました。

 運転免許を持っていない人、リーズナブルにハワイ島を楽しみたい人はぜひ利用してみてください。きっと気に入ると思うけどなあ…。
 写真は上=ホテルの外観と、その前にある白砂のビーチ。中=ロビーに展示されている王族の肖像画。下=ハワイ王族がカヌーでやってくるセレモニーです。

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<第23回>ハワイ島はデッカイ

 今回から5週連続で、私がワイキキの次に好きなハワイ島へトリップしよう。これはジョーシキだけど「ハワイに行ったんだあ〜」と言う場合、普通はワイキキのあるオアフ島。でもハワイっていうのは西からニイハウ、カウアイ、オアフ、モロカイ、ラナイ、カホオラウェ、マウイ、そしてハワイと主要な島が8つある。

そういえば84年5月にメキシコでファイトしていたプロレスラーのグラン浜田さんが会社の上層部に「ハワイに来い」と命じらた時のこと。私はその取材に日本から駆けつけたのだが、ハイアット・リージェンシー・ワイキキで会った浜田さんは開口一番、 「ハワイに来いって言われたってさ、地図を見たら8つも島があるんだぜ。俺、ハワイって1つの島だと思っていたから、悩んだぜ!」  などと、ブツブツ。その時は私もハワイ初めてだったので「そうだったのか!」と新鮮な衝撃を覚えたものである。

 それはさておきハワイ島だ。ハワイ島はハワイ諸島の中で一番大きく、別名はビッグアイランド。1778年にイギリスのジェームス・クックによって発見されたが、そのクックは、初めはハワイ人たちに神と同一視されて凄い歓迎を受けたのだけれど、結局はクックされて(つまり食べられて)しまったのだ。そのあたりの物語はハワイ史の本を読んで下さい。そしていろんなことがあって、ハワイ島出身のカメハメハが1795年にハワイ各島を制圧してハワイ王朝が誕生する。

 このハワイ島はホノルル空港から国内線で約40分。東海岸のヒロは昔から日系の人が多く住んでいるけども雨が多い地域でリゾートとして人気があるのは西海岸のコナ・コースト。私もヒロは車で通ったことがあるだけで、滞在するのはカイルア・コナと呼ばれる地域だ。

 コナ空港は国際空港で、日本からだとJALの直行便があるが、ポリネシア風の平屋の建物(写真上)で、かなりユルーイ雰囲気。これがいいんだね。そうそう、一昨年、コナ空港のATMを使おうとしたらクレジットカードを入れた途端になぜかシャッターが閉まってしまった! 慌てて近くにいた清掃員に片言の英語で説明すると、その叔父さんは日本語ができる土産物屋のおばちゃんを呼んできてくれて、そのおばちゃんは商売そっちのけでカード会社に電話してくれたのである。ハワイの人はアロハ・スピリットの持ち主…本当に優しい!

 さて、ハワイ島に行ってビックリするのは景色。ハワイというと青い空、白い砂、鮮やかな緑がイメージされるけど、ハワイ島は…青い空はあっても黒い砂、緑がほとんどない溶岩でできているのだ。高い木もないし、荒涼としたイメージ。まるで映画で見た違う星のような感じ(写真下)。車で走ると延々と黒い溶岩の光景だけが続くのである。黒い溶岩ほど若いのだそうだ。そう、この島は未だに火山活動が続いているのである。キラウエア火山に火の女神ペレが住んでいる。

 ハワイ島はデッカク、エネルギーがあり、あたり一面が溶岩の男性的な島なのだ。ということで、次回はハワイ島の私のお気に入りのホテルを紹介します。

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<第22回>胃が疲れたら…

 肉もいい、プレートランチもいい! だけど、やっぱり日本人の胃腸の構造はアメリカ人とは違う。ずっとハワイに滞在していると胃が疲れてくるよね。それにどうしても野菜不足になってしまう。ナマのサラダじゃ、食べられる量に限界があるし、ブロッコリーをナマで食べるのは、日本人には抵抗があるのでは。

 という時に胃がホッとして、野菜も無意識に食べられちゃうのがチャイニーズなのだ。ハワイは中国移民が多く、チャイナタウンだってある。リーズナブルに中華料理を食べられるのである。

 昔はアラモアナ・ショッピングセンター裏のケアモク通りにあるパンダ・キュイジーヌというお店で飲茶(ディムサム)を食べていたけど(ここはオイシイです!)どうせならチャイナタウンで食べたいなと思って例のカタマランのロッキーよしえさんに尋ねたところ、薦められたのがニュー・エンプレス・レストラン。チャイナタウンのチャイナタウン・カルチュラル・プラザの2階にひっそりとあるお店だ。

 このチャイナタウン・カルチュラル・プラザには有名なレジェンド・シーフード・レストラン、ウォンキー、カキ氷で有名な秀蘭小館などが入っているが、よしえさん曰く「2階の奥の、いかにも安っぽい黄色い看板でわかると思いますよ」。確かにあったけど"安っぽい黄色い看板"は、ちょっと失礼か…。あとで知ったのだが、25年以上の歴史を持つチャイナタウンの老舗店で、一度閉店したものの、再オープンしたらしい。ということは、私たちは再オープンしたばかりの時期に行ったのだ。

 私たちが行ったのはお昼過ぎの飲茶タイム。午前8時〜午後2時までが飲茶タイムで基本は一皿1ドル50セント。店内はかなり広いが飾りっ気はなし。食器もまったく凝っていないが清潔な感じがグッド。お客さんのほとんどが地元の中華系で、もちろん店員さんには日本語が通じないが、テーブルに次々と点心を持ってきてくれて、気に入れば取るというスタイル。

 4人で行ってビールに数々の点心、美味しそうだったから最後に無理して焼きソバも頼んで全員が腹パンパンになったところでお会計は36ドル。これは安い! よしえさん、ありがとう。ちなみにメニューを見たら、ロブスター=9ドル99セント、シュリンプ=12ドル99セント、クラブ=13ドル95セントとなっていた。これは夜も来たい!

 ちなみに一緒に行ったのはウチの夫婦、たびたびダイアリーに登場するタカシ君&ワカナちゃんだが、タカシ君は帰国後、うわ言のように「あそこの点心が食べたい…」と申しておりました。

 チャイナタウン・カルチュラル・プラザへはザ・バスの42番だったら目の前に停車するし、2番、13番に乗ってマウナケア・マーケット・プレイスを過ぎたあたりで下車してヌアヌ川ほとりのリバー通りを右折して徒歩3分で行ける所。ただ、この地域は夕方から治安が悪くなるので、夜に出掛ける時はタクシーの利用お薦めします。

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<第21回>プレートランチ!

 ハワイのB級グルメと言ったらプレートランチ! 一皿に2スクープ(アイスクリームをすくうスプーン2杯分)のライスとマカロニ・サラダ、そこにビーフやらチキンのおかずが付くのが基本。マカロニとマヨネーズだけの"まさにマカロニ・サラダ"が結構ウマくて、やみつきになってしまうから不思議。これをテイクアウトしてビーチで食べると、これまたウマさが増すのだ。

 アラモアナビーチだったら、アラモアナ・ショッピング・センター1階のマカイ・マーケットというフード・コートでテイクアウトすればいいし、ワイキキビーチのど真ん中だったら、アロハ・ビーチサイド・グリルというプレートランチ屋さんがホノルル警察署の横にある。ここは私と妻のお気に入りで、それぞれにプレートランチを注文し、さらにサイミン(ハワイ風ラーメン=ラーメンというより、沖縄ソバに近いと思う)を1個頼んでシェアして昼食代わりにするパターンが多い。

 ひとり旅していた頃は、ひとりっきりでレストランに入るのが嫌だったので、インターナショナル・マーケットプレイス内のインターナショナル・フードコートにあるヤミー・コリアンBBQでテイクアウトすることが多かった。ここはカルビ・プレートだったら、2スクープのライス&カルビ、これにキムチやマカロニ・サラダなどのサイド・メニューが3種類選べるシステムになっていた。

 グルメも満足と言われるのはウォード・センター1階にあるカカアコ・キッチン。一度行ったことがあるけど、オープンエアのテラス席もあるし、上品な感じ。女性にはお薦めかも。

 掲載している写真は、上はニューオータニ・カイマナビーチ・ホテル内にあったテイクアウト専門のお店(名前は覚えていません…)で注文したチリ・プレート。写真下はブランチ・オン・ザ・ビーチでの、ちょっと高級な(?)プレートランチです。

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