<第180回>KCC朝市

 ハワイではキッチン付きのコンドミニアムで自炊して、暮らすように滞在するのも楽しい。そんな時に大きな味方になってくれるのがファーマーズ・マーケット…朝市だ。現地の新鮮な野菜を安く仕入れて自炊すれば、浮いた分のお金をショッピングやオプショナルツアーに使える。

 これまでワイキキ・コミュニティー・センター(毎週火・金曜日=午前7時〜午後1時)、クイーン・カピオラニ・パーク(毎週水曜日=午前10時〜11時)の朝市を紹介したが、今回はワイキキ近辺では最大規模のカピオラニ・コミュニティー・カレッジの朝市、通称KCC朝市を紹介したい。

 このKCCの場所はダイヤモンドヘッドの麓。私たち夫婦のような車を運転しないバス派はワイキキのクヒオ通りから22番か、58番のザ・バスで行くことになる。乗ってしまえば15分ぐらいで到着するが、22番は1時間間隔、58番は30分間隔の発車なので、ザ・バスのホームページで時刻表を調べておいた方がいいかも。朝市は毎週土曜日の午前7時半〜11時に開かれる。

 一番上の写真のように、とにかく人人人! 地元の人はもちろん、観光客も押し寄せてゴッタ返している。ここはハワイ産のものしか出店できないマーケットで、ネイバーアイランドのファーマーたちも参加しているから、こだわりがあって、かつクオリティーの高いものが集まっているとか。

 真ん中の写真のナロ・ファームは有名なレストランで使用しているナロ・グリーンというサラダ菜などを扱っているお店。

 一番下の写真のように弁当が売っていたり、地元の有名なレストランも週替わりで出店するというから、散歩がてらに来て、朝食を摂るのもいいかも!

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<第179回>ハワイで『牛角』デビュー!

 ハワイは韓国系の人が多い。特にアラモアナのケエアウモク通りは、まるでコーリャン・タウンのように韓国系のレストラン、お店がズラリ。そこから歩いて5分ぐらいのカピオラニ通り沿いには韓国系のパラマ・スーパーマーケットもある。

 という具合なので焼き肉屋さんもあっちこっちに。私がこれまで行ったのはアラモアナセンターから徒歩5分ぐらいのシェルダン通りにある兄弟食堂(ヒョン・ジェ・レストラン)、ケエアウモク通りの黒い冷麺がウリのユッチャン、マッカリー通りにある冬柏(カメリア)など。あとヤミー・コリアンBBQでテイクアウトするのは、もはやお約束。

 日本系だとDFSの前にある『焼き肉ヒロシ』が芸能人御用達の店として有名で評判もいいが「せっかく本場の韓国の焼き肉屋があるのに…」と足を運んだことがなかった。ところが! 遂にハワイで日本系焼き肉屋に入ることに。それはチェーン店で有名な『牛角』。

 実は私、日本では『牛角』に入ったことがなかった。家の近くに無いというのも理由のひとつだし、どうもチェーン店というのが苦手なのだ。

 さて、ワイキキの夜10時過ぎ。さすがにこの時間になると開いているレストランも少ない。そこで目に留まったのが、DFS裏のルワーズ通りにある『牛角』。24時まで営業しているからOK。入ってみると、ラッキーなことにハッピーアワーだった。ちなみにハッピーアワーは午後5時〜6時半、午後10時半〜ラスト(12時)までになっている。

 キリンの生がジョッキで2ドル75セント、ピッチャーで8ドル。そして日代わりで肉が50%オフになるのだ。

 正直、そんなに期待していなかったのだが…ウマイ! そしてお店がキレイ! 何より店員さんの接客が素晴らしい! 店員さんに日本人はいなかったが、全員がイケメン。そして日本語ペラペラで「網をお取り替えします」などと、気配りも細やか。そして会計もテキパキ。海外に行った時のレストランでのストレスがまったくない。

 夫婦2人で飲んで食べて53ドル。いいじゃないかい!

 これからハワイで焼き肉が食べたくなった時には『牛角』にします!

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<第178回>恐るべし!カウアイ島の鶏

 ガーデン・アイランドと呼ばれるカウアイ島。ハワイ諸島の中でも最も雨量が多いだけあって、本当に緑に恵まれた島だ。そして、もうひとつ強烈に印象に残るのが…鶏! ニワトリ…それも野生化した鶏だ。多分、カウアイ島に行った人は誰もが「何で、こんなに鶏がいるの?」と思ったはず。ワイメア渓谷でもハナペペの町でもオールドコロアタウンでもポイプビーチでも…至るところに鶏がいる。それも野生のやつが。

 以前にも書いたが、朝の目覚めは「コケコッコー!」から。それも午前3時ぐらいからやられてしまうから自然と早起きになってしまう。

 私がビックリしたのはポイプビーチパークで見た鶏。野生だけに飛ぶ。それも木の上まで飛んでしまうから凄い(写真中参照)。そしてビーチを鶏の親子が闊歩している姿は感動的だった。

 何でこんなに野生の鶏がいるのか? これには諸説あるようで、まずはポリネシアの人たちが食料のために持ち込んだ子孫が、気候がよく、天敵がいないために増えたというもの。確かにハワイは蛇がいないし、犬の放し飼いも禁じられているから天敵はいない。

 あるいは1990年代初頭のハリケーンで養鶏場が倒壊した際に逃げ出した鶏たちが野生化して増えたという話もある。

 でも、私が最も興味を持ったのは、ホテルからリフェ空港に向かうタクシーの運転手さんの「砂糖キビプランテーションで働くためにカウアイ島にやってきたフィリピン人が闘鶏用に持ち込んだ鶏が野生化して繁殖したんだよ。元々が闘鶏の鶏だから強いんだ」という話。ハワイにおいてフィリピン系は白人系、日系に次いで多いというし、闘鶏の鶏の子孫という方がなんとなく頷けてしまう。それくらいカウアイ島の鶏はワイルドなのです。

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<第177回>日本の匂いがするオールド・コロア・タウン

 前回、幻のザ・カウアイ・バスについて書いたが、今回はこれに乗って行ったオールド・コロア・タウンについて。ここは古き良き時代のオールド・ハワイを感じさせる小さな町。1835年にハワイで最初に砂糖キビのプランテーションが生まれた土地だとか。サトウキビ畑ではハワイアン、中国人、日本人、ポルトガル人、韓国人、フィリピン人などが働いていたという。

 現在はハッキリ言って観光客相手のショッピング・ロードになっているが、昔の建物をそのまま使ったお店も多いから、結構面白い。たとえばクレージー・シャツのお店は元々ヤマモト・ストアというマーケットだったというし、町の中心に構えている大きな老舗スーパーマーケットはスエオカ・ストアという日系の人が経営していたと思われるお店だ。

 コロアの町の中心にあるコートヤードではプランテーション時代の写真や資料が展示されていて、床屋さんや古い郵便ポストなどが昔のままに残っている。ちなみに真ん中の写真はThe Old Bath Houseで、ちゃんとお風呂=Ofuroという表示があった。

 写真下は町の東にある浄土宗のお寺。それだけ日本からたくさんの移民がカウアイ島にやってきたということだろう。

 10分ぐらいで歩けてしまう町並みだけど、ひとつひとつの建物をジックリ見ていると、ノスタルジックな気分に浸れますよ。楽しむためにはコートヤードで日本語の町並み案内、歴史解説パンフレットを貰うのをお忘れなく!

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<第176回>幻のザ・カウアイ・バス!

 頭を半年ぐらい前に戻して…再びカウアイ島について書いていこうと思います。ハイ、皆さんもまずは第173〜174回を読み直してください。

 さて、私たち夫婦にとってカウアイ島での一番の課題は交通手段だった。私のハワイ好き=オアフ島好きは、バスが発達していて運転免許を持っていなくても大抵の場所には行けるという便利さも大きい。

12年前に行ったマウイ島ではカアナパリ地区のウェスティン・マウイに泊まったので、隣のホエラーズ・ビレッジまで徒歩で行けたし、シャトルバスも巡回していた。そして古都ラハイナへはサトウキビ列車で行ったから不便を感じなかった。きっと今のマウイ島は凄く便利になっていると思う。

 オアフの次に好きなハワイ島はハワイ諸島の中で最大の島。多くの人はコハラ・コーストのリゾートホテルに宿泊するのだろうが、私たちの場合、この地区に泊まったらホテルから自力で脱出するのは、まず不可能だ。ということでカイルア・コナの街を散策できるキング・カメハメハ・コナビーチ・ホテルに泊まることにしている。小さなホテルだけど、目の前はハワイ島には珍しい白砂のビーチが魅力。あと、キラウエア火山の溶岩やマウナ・ケア山のサンセット&星空観測はオプショナル・ツアーで楽しんだ。次にやりたいのは無料のへレオン・バスでカイルア・コナからパーカー牧場に行くことだ。

 さて、話が脱線したが、今回のカウアイ島はガイドブックを読むと「公共の交通機関は発達していない」程度しか書かれていなくて、まったく役に立たない。そうなるとホテルから徒歩圏内のポイプ・ビーチパーク、ポイプ・ショッピング・ビレッジを楽しむしかなくなるわけだ。だが、あくまでも「発達していない」であって、「公共の交通機関はない」ではない。インターネットで調べていたら…出てきました、THE KAUAI BUS(ザ・カウアイ・バス)。

 路線も少ないし、私たち夫婦が止まるポイプ地区を走っているのはコロア・シャトルしかないが、これが50年代の風情が漂っているというオールド・コロア・タウンに行く。「これだ!」とサイトからタイム・テーブルをダウンロードしてプリントアウト、カウアイ島に持って行った。

 そして、ここからが問題。バス・ストップの場所がわからない。一応、記されているバス・ストップの名前(地名及びロード名)からすると止まっているキアフナ・プランテーションから近いのは確か。

 だが、ホテルのフロントで聞いても「バス・ストップってあったっけ?」「だいたい、バスは走っていたっけ?」という状態。ああだ、こうだの末に地元の人っぽい女性が「ポイプ・ショッピング・ビレッジ入口の向かい側にあるよ」と教えてくれた。あらかじめ確認に行くと、写真のように小さな目印が。私の体と比べれば、いかに目立たないかわかるでしょ?

 そして午後1時半から1時間に1本しか走っていない。帰りはオールド・コロア・タウンを午後5時半頃に出なければ帰ってこられない。ウーン、まさに幻のバス。片道の乗車料金は何と50セントなのだ。これで利益が出るのだろうか?

 そして、カウアイ到着2日目の午後1時過ぎ、遂に乗車。やってきたのはバスというより、バン。乗客は…私たち夫婦2人だけだった! そして帰りも! おお、これではまるで夫婦合わせて計2ドルの専用車と同じだ。

 地元の人も乗らない幻のザ・カウアイ・バス。あなたもポイプ地区からオールド・コロア・タウンに遊びに行く際には専用車気分でいかがでしょう?

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<第175回>初詣にぜひ!

 年が改まったということで気分一新、昨年の8月以来、5ヵ月ぶりにハワイコールズを再開したいと思います。

さて、新年と言えば初詣。1月中にハワイに行く人がいたら、ぜひ初詣に行っていただきたいのがハワイ出雲大社だ。

 以前、テレビ東京の『モヤモヤさまぁ〜ず2』でも紹介されていたが、ワイキキからバスでも行きやすいチャイナタウンのはずれにあるのに何でガイドブックであまり紹介されていないのかは不思議。

 このハワイ出雲大社(IZUMO TAISHAKYO MISSION OF HAWAII)は1906年に広島からハワイに移住した日本人によって建てられ、第二次世界大戦中はハワイ政府に没収されてしまったものの、その後に復興。1969年正月から初詣、七五三などの行事も行われている。今年で103年を迎える由緒正しい神社なのだ。

 写真にある通りに、ここがハワイだとは感じさせない純和風の風景。鳥居には布哇出雲大社と書かれている。こじんまりとしているが、それだけにホッとする空間でもある。

 真ん中の写真のようにOFUDAやWOOD OFDA(木製の御札)、GOOD LUCK ARROW(破魔矢)などが売られていて、御守はTRAFFIC SAFETY=交通安全、GOOD FORTUNE=開運、LONG LIFE=長寿、SUCCESS IN STUDY=学業 ENMUSUBI=縁結び、SAFE BIRTH=安産、SAFE TRAVEL=旅行安全 YAKUDOSHI=厄年(厄除け)などの種類があって、これらを見ているだけで面白い。

 ちなみに一番下の写真は携帯ストラップになった御守です。その他、Tシャツやベースボールキャップなどといった渋いお土産も。

 アクセスはワイキキからだとクヒオ通りから2番、3番、19番、20番、B、Eのどれかのバスに乗ってダウンタウンへ。そしてベレタニア通り沿いのチャイニーズ・カルチュラル・プラザ前まで行って、ここを起点にヌウアヌ川沿いに右へ。最初の橋を渡ったら目の前がハワイ出雲大社です。

 ダウンタウンを通るバスのほとんどはホテル通りに停まるが、必ず上記の歩き方で行ってください。ホテル通りからヌウアヌ川を渡ってしまったら、ハッキリ行って危険。渡ったところにあるアラアパークはホームレスがたくさんいる。あそこまで行ったら、普段は危険と言われているダウンタウンやチャイナタウンの方が安全に思えるくらいなので。

 それからチャイニーズ・カルチュラル・プラザ周辺は安全とはいっても、なるべく午後2時ぐらいまでには行った方がいいでしょう。お参りをしてチャイナタウンに戻って美味しい中華を食べるのがオススメです。

 ということで本年もハワイコールズをよろしくお願いします。

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<第174回>カウアイ島のホテル

 去年のハワイ4島クルーズで寄港してすっかり気に行ってしまったカウアイ島。今年のハワイ旅行のメインは当然、カウアイ島滞在になった。

 カウアイ島はオアフ島とは違って公共の交通機関が発達していないから、私たち夫婦のように運転免許を持っていない人間にとってはホテルが大事。そこで調べたのが、去年行ったポイプ・ビーチパークに歩いて行けて、しかもポイプ・ショッピング・ビレッジにも近いホテル。このポイプ地区はハワイの中で最も降水量が多いカウアイ島で一番晴天率が高いリゾート地だけにホテル代が高い。ようやく折り合いがついたのがキアフナ・プランテーション&ザ・ビーチ・バンガローズだ。ここは正確にはホテルではなくコンドミニアム。アウトリガー系が管理している部屋とキャッスル系が管理している部屋があって、料金にほとんど差はないが、インターネットで調べたら285ドルのガーデン・ビューの部屋がロイヤル・スペシャル料金205ドルになっていた。3泊すれば240ドルもお得ということでキャッスル・リゾーツ&ホテルズで早速予約を入れた。

 5月20日、ホノルルからgo!エアラインに乗り換えてカウアイ島リフェ空港に到着。ハワイ島のコナ空港より近代的な建物だが、客待ちのタクシーは皆無。レンタカーを借りるのが常識なのだ。では、我々のように運転できない人間はどうするか? そう、電話でタクシーを呼ぶのである。到着口にタクシー専用の電話があって、5分もすれば来てくれるから、そんなに不便じゃない。赤い土、木の電信柱が昔のハワイを感じさせてくれる。そして樹齢100年以上というユーカリの木でできたトンネル…ツリー・トンネルを抜けてポイプへ。リフェ空港から約30分の道のりだ。

 いざキアフナ・プランテーションに到着。フロントはこじんまりとしていて、受付のおばちゃんもいい感じ。で、部屋はガーデン・ビューからガーデン・ビュー・デラックスにグレードアップされていたから、これまた嬉しい。

 敷地内のマップを出して部屋の場所を説明してくれるおばちゃん。それにしても広い。20世紀初頭、このあたりは広大な砂糖きびプランテーションで、その農場主が住んでいた館がこのキアフナ・プランテーションの前身だという。敷地は35エーカー(約141,600u)もあるのだ。私たち夫婦が宿泊する部屋はポイプ・ショッピング・ビレッジに最も近い場所だからラッキーだが、海からは遠い。地図だけ見ていても徒歩でどれくらいかかるかわからない。

「えっ? 車で来たんじゃないの?」と、驚くおばちゃん。普通は車で来て、フロントでチェックインを済ませたら、また自分の車で部屋がある建物に一番近い駐車場に止めるのだそう。さすがに重いスーツケースをズルズルと引きずって部屋まで行くわけにもいかず、清掃係のおにいさんのカートに乗せてもらって部屋へ。

 部屋は…広い!私たちが東京で生活しているマンションより広い。81・75uあるそうだ。どの部屋も元々のオーナーがいて、それをキャッスルが管理して貸し出すスタイルだから、何となく生活感がある。テーブルの上にはノートが置いてあって、オーナーさんの「この部屋に宿泊した感想をお書き下さい」のメッセージがあった。そのノートにはこれまで宿泊した人たちが様々に旅の楽しい思い出を綴っていて、結構、楽しめた。

 エアコンはないが、風が通るので天井のシーリング・ファンだけで十分。バスタブ、ラナイも広いし、実に快適な空間だった。

 ただ、誤算がひとつ。緑に囲まれている部屋だけに車の騒音もなく、静けさの中で眠れると思っていたら、自然は甘くなかった。真夜中になるとゲコや虫が鳴き始め、午前3時には野生の鶏が「コケコッコー!」という具合で、簡単には寝かせてくれなかったのである。

 そして敷地はやっぱり広かった。近いと言ってもポイプ・ショッピング・ビレッジまで徒歩5分以上、ビーチまでは10分ぐらいかかる。毎日、森林浴をしながらの徒歩で私たち夫婦は健康になった!?

 写真は上から@私たちが泊まった棟の外観Aリビングルーム&キッチン。天井にはシーリング・ファンがあるBキッチン側から観たリビングルーム。食事用のテーブルの他にくつろぐためのソファーもあるのだCラナイからの眺め。ほとんどジャングルです。

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<第173回>ハワイ島間の格安航空

 今年の5月のハワイ旅行の最初の目的地はカウアイ島だった。日本からの直行便はないから、ホノルル国際空港に着いた後、国内線に乗り換えなければならない。ハワイの国内線といえば、アロハ・エアライン、ハワイアン・エアライン。私は昔からアロハ・エアラインを利用している。

 ところが第163回で書いた通りに予約していたアロハ・エアラインが3月末日で倒産! すでにハワイアン・エアラインは予約がいっぱいなため、2006年6月に参入してきたgo!エアラインを予約した。このgo!エアラインは今流行りの格安航空会社。ホノルルから離島間を片道39ドルという価格破壊で乗り込んできたのだ。今年1月には期間限定とはいえ片道29ドルなんてこともやっている。そして値下げ競争の挙句にアロハ・エアラインはギブアップしてしまったというわけ。そういう意味では私にとっても憎き航空会社ということになるが、背に腹は代えられない。早速ネットでホノルルーリフェの往復チケットを確保。1ヵ月半前の予約だったにもかかわらず、諸経費を入れて往復130ドルというのは確かに安い!

 もっとも新参者の航空会社だけに不便な点もある。まずバケッジスルーができなかった。バゲッジスルーとは日本で荷物を預けて最終目的地まで運んでくれるというもの。ホノルル空港の税関チェックは自分で受けなければいけないが、その後にバゲッジスルー用のカウンターに預ければ、大きなスーツケースを自分で持って歩かなくていい。

 ところがgo!エアラインではバゲッジスルーができないということで、スーツケースを引っ張ってコミューター・ターミナルまで行かなければいけない。国内線はハワイアン・エアラインだったら国際線ターミナル隣のインターアイランド・ターミナルだから目と鼻の先の距離だが、go!エアラインの場合は遠くのコミューター・ターミナルが発着場所。歩けば10分〜15分はかかるので、空港内を走っているシャトルバスを利用しないとキツイ。

 さて、肝心の飛行機だが、これが小さい。2+2の4席並びで14列。つまり56人乗りだ。天井が低く、手荷物を入れるスペースも小さい。また飲み物のサービスも無し。でも、狭くたって飲み物が無くたって、わずか30〜40分の旅だし、単なる交通手段として考えれば十分。多分、これからも離島に行く際にはgo!エアラインを利用すると思う。

 そうそう、席は全席自由なので早く並んだ者勝ち。カウアイに行く場合には飛行機の進行方向右側の席がいい景色なのだそう。事前に調べておかなかったので左側に座ってしまった! ちなみにハワイ島に行く場合はその逆、進行方向左側がいいそうだ。

 写真は上から@ホノルルのコミューター・ターミナルにあるgo!エアラインのチケット・カウンターAこれがgo!エアラインの飛行機。小さくてかわいいB機内。狭いでしょ。頭をぶつけないように注意C39分のフライトで無事にカウアイ島のリフェ空港に到着しました。

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<第172回>舞台『フラガール』

 ここ何年間かの中で一番好きな映画は『フラガール』。今から43年も前の昭和40年に斜陽産業となった炭鉱の町を"日本のハワイ"にしてしまおうという一大プロジェクトが実行されたのだから凄い。そして完成したのが常磐ハワイアンセンター(現在のスパリゾートハワイアンズ)。

『フラガール』は、炭鉱の娘たちが町を救うため、自立した生き方をするためにフラダンサーになるために奮闘する姿を描いたものだが、その中には時代の変化を受け入れずにハワイアンセンターに反対する者、山で生まれて山で死ぬのが当然と思っている炭鉱婦たちの葛藤もあったりして、奥が深い。現実を考えれば、昨日まで炭鉱夫だった人たちがアロハシャツ姿になってウクレレを弾いたり、ホテルマンになったりしていったのだから、本当に凄い変化だったんだろうなと思う。

 さて、そんな『フラガール』が今夏、舞台になった。これは観ないわけにはいかないってことで7月某日、赤坂ACTシアターに足を運んだ。

 主人公の一期生ダンサー、谷川紀美子役は福田沙紀、炭鉱の娘たちにフラを教えた平山まどか役は片瀬那奈、南海キャンディーズのしずちゃんが演じた熊野小百合役は根本はるみ。舞台を観る前に福田沙紀と片瀬那奈がフラの練習をしたり、スパリゾートハワイアンズにダンサー一期生に会うという宣伝番組、福田沙紀がタヒチアン・ダンスを習いにタヒチに行った『世界ウルルン滞在記』を観ていたから、感情移入はバッチリだ。

 で、実際にどうだったかというと…やっぱり映画と違って舞台だとセット的に表現できない部分もあるし、どうしても物足りなさは残った。ダンス・シーンにしても、映画だったら撮り直しができるし、いい部分をつなぐこともできるだろうが、舞台だと一発本番だから難しい。ハッキリ言って本物のフラやタヒチアン・ダンスと同じ迫力を出すのは無理というもの。

 でも、以前からフラをやっていたという根本はるみはさすがに巧かったし、福田沙紀や片瀬那奈、そして他のダンサーたちがわずかの時間にここまで踊れるようになっているというのには感心したし、感動もした。やはり失敗が許されない舞台というのは何とも言えない緊張感があるし、役者さんたちの気迫が伝わってきた。炭鉱の娘たちにフラを教えた実在の人物カレイナニ早川さんも連日、客席からダンスをチェックしていたようだ。

 一生懸命の舞台から、しっかりと元気を貰いました!

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<第171回>ハワイのビーチで『Music Lovers』

 7月13日と7月20日、日本テレビの『Music Lovers』(23時30分〜23時55分)でTUBEのハワイ屋外ライブの模様が放映されたが、これは6月1日(=TUBEの日)に行われたもの。ちょうどハワイ滞在中だった私はもちろん行ってきた。

 場所はハワイ番組ロケの定番とも言うべきヒルトン・ハワイアン・ビレッジ前のデューク・カハナモク・ビーチ。砂浜が広く、ダイヤモンドヘッドも見えて「これぞハワイ」というイメージにピッタリなロケーションなのだ。

 午後2時過ぎにビーチに行ってみると、すでに整理券を配布中。早速貰って日光浴をしながら午後4時の開場を待った。

で、4時になると凄い人。整理券番号順に入場するのだが、会場として囲われたスペースに体育座りしなくちゃいけないということで、私たち夫婦はたちまち挫折。「別に曲だけ聴ければいいんだから…」と整理券を放棄して、再びビーチへ。その後、様子を見ていると、テレビ収録ということで「ここで盛り上がってください」などの演出上の指示が出たりしている。本当のTUBEファンならいいかもしれないが、私たちのような単なるミーハーには、これも義務みたいで辛い。ビーチに移動してよかった。

 移動したビーチは昨年11月にリニューアル・オープンしたデューク・カハナモク・ラグーン。ここの砂浜に寝転がっていれば曲を聴けるし、立ち上がればライブの模様も見える。これは正解だった。

 そして、このデューク・カハナモク・ラグーンは居心地がいい。総面積5エーカー(約2万u)、ラグーンの推進は1.5メートルで、最新の海水循環システムによって1日5回海水を入れ替える海水プールになっているのだ。波がないから小さな子供でも安心だし、ラグーンの中央部には滝が流れる小島を設置、ラグーンの周りの砂浜部分には60分のヤシの木が植えてあってリゾート気分を盛り上げてくれるのだ。もちろんヒルトン・ハワイアン・ビレッジの宿泊客以外の利用もOK。

 ここで寝転んで本を読み、熱くなったらラグーンに飛び込んでクールダウン…そのBGMがナマTUBEなんだから、これは贅沢な時間だった。

 このラグーンでは水曜日と日曜日に午後5時半からルアウ・ショーもやっているとか。これにもちょっと興味があるなあ…。

 写真は上から、1,デューク・カハナモク・ビーチに作られたライブ会場、2,大盛り上がりのライブ、3,デューク・カハナモク・ラグーンの全景です。

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