<第170回>ワイキキでTUBE

 今年2008年の5〜6月ハワイの旅はイベントが盛りだくさん。その締めとなったのが5月31日の『ワイキキ・バイ・ムーンライト』だ。
 このイベントは午後6時〜10時の間、カラカウア大通りを歩行者天国にして有名レストランやホテルが出店、その料理を食べながらフラやハワイアン・ミュージックを楽しむというもの。観光客はもちろん、地元の人も集まってくる。かつては毎月第2日曜日の午前から昼にかけて『ブランチ・オン・ザ・ビーチ』というイベントがあったが、それの夜版。しかも年に1回の開催だから貴重なのだ。
 今年もカラカウア大通りには『サンセイ・シーフード・レストラン』『道楽寿司』『シーフード・ヴィレッジ』『ココナッツ・ウィリーズ』『アトランティス・ステーキ&シーフード』といった有名レストラン、ハイアット・リージェンシー、パシフィック・ビーチ・ホテルのブースがずらり。
 食べ物以外ではアロハ・シャツ・コレクターの間で有名な『ベイリーズ・アンティーク&アロハシャツ』が出店、名物オーナーのディビッド・ベイリーズさんの姿もあった。ディビッドさんは交換留学生として早稲田大学に在籍していたのだ。このお店は1980年にクヒオ通りにオープン。確か当初はディビッドさんの気分次第で営業日&時間がいい加減だったと記憶しているが、カパフル通りに店を構えてから有名店となり、日本のハワイ紹介番組でも必ず出てくる。
 さて特設ステージでのショーはテレサ・ブライト、カラパナなどの有名ミュージシャンが登場したが、日本向けにはTUBEでしょう! 前田亘輝が登場するなり、日本人観光客は大盛り上がり。日本からファンクラブの人たちも大挙訪れていたようだ。
 なぜワイキキでTUBEかって? 実は2000年6月1日、TUBEが日本人アーティストとして初めてアロハ・スタジアムでライブを行なって成功させたことによってワイキキでは6月1日は『TUBEの日』に制定されているのだ。2003年の6月1日にモアナ・サーフライダーのビーチ・バーで行なわれたライブも観たが、その時はゲストとしてジェイク・シマブクロもいて、ハワイ・バージョンの『SUMMER DREAM』や原語で歌った『アロハ・オエ』が良かった。今回は『シーズン・イン・ザ・サン』『SUMMER DREAM』『恋してムーチョ』『あー夏休み』などのお馴染みの曲をノリノリで熱唱。
 持参したゴザを芝生に敷き、夜風に吹かれてプレートランチを食べながらTUBEを聴く。しかもタダ! しかもハワイ! これっていいんじゃない!?
 写真は上から@TUBEでノリノリの特設ステージ前A熱唱する前田亘輝Bテレサ・ブライトCカラパナDチキンを焼くプレートランチ・ブースのお兄さんE『ベイリーズ・アンティーク&アロハシャツ』のブースです。

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<第169回>夜の美術館

 あまり美術系には関心がない私だが、行ってきましたホノルル美術館(ホノルル・アカデミー・オブ・アーツ)。ここはハワイ州最大の美術館で、1927年に美術コレクターのチャールズ・クック夫人が自宅の敷地に作ったもの。現在ではハワイ州の歴史的重要建造物に指定されているという。
 ヨーロッパ、アメリカの美術品はもちろんのこと、アジアだったら中国や韓国の陶磁器、日本だと葛飾北斎の浮世絵、インドや東南アジアの仏像や陶磁器、ハワイ、ポリネシア、アフリカまで実に3万4000点を収蔵しているそうだ。ピカソ、ゴッホ、ゴーギャンの作品もある。
 クヒオ・アベニューからザ・バスの2番、13番、Bエクスプレスのいずれかに乗って約20分、サウス・ベレタニア・ストリートにあるからわかりやすい。ただし、帰りは美術館を出て右に進み、ワード・アベニューにぶつかったら左折してサウス・キング・ストリートまで歩かなければいけない。といっても5分弱。そうするとブレイズデル・センターのコンサートホール前に到着して、ここにバス停があり、2番、13番、Bエクスプレスのいずれかで帰れる。まあまあ便利で近いから気軽に行けるはずだ。月曜&祝日は休みで火〜土=10時〜16時30分、日=13時〜17時にオープンしている。
 さて、私のお目当ては月に1回最終金曜日に行われる『アート・アフター・ダーク』というイベント。これは若い世代を美術館に呼び込むことを目的に地元の若いアーティストたちが中心になって企画しているイベント。毎回、異なるテーマに沿って行われるアトラクションを軽食やドリンクと共に楽しむというもの。16時30分の閉館後、18時〜21時まで開催され、アトラクションの他、ギャラリーの見学ももちろんOKなのだ。
 で、私が行った5月30日のテーマは『ジェットセット』。世界を飛び回るヤング・エグゼクティブのことをジェットセッターと言うが、それにちなんだテーマで、会場はリオ・デ・ジャネイロ、パリ、マドリッド、ベルリンのブースに分かれていた。リオ・デ・ジャネイロではブラジルの格闘技カポエイラのまるでダンスのようなゆるーいデモンストレーションとサンバが披露され、パリとマドリッド、ベルリンでは歌やダンスで盛り上がるという感じ。まあ、若いアーティストたちの社交場という印象だ。
 私的には正直、ピンとこなかったが、ワイン・グラス片手に美術品を鑑賞するなんて日本では考えられないこと。アトラクションよりも、ギャラリーを回っている方が楽しかった。実際はそれが狙いなのかも…。
写真は上から@歴史的重要建造物に指定されている美術館の外観Aカポエイラのデモンストレーション。格闘技というよりはダンスに近いBこういう光景は美術館らしいCグラス片手にうろつく私です。

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<第168回>ハワイの灯篭流し

 スプリング・ラハイナ・ヌーンがあった5月の最終月曜日はベテランズ・デー。アメリカ戦没兵士を追悼する日で、元々は南北戦争の戦没者を追悼する日だったが、今では戦争などで国のために命を落とした人々を追悼する日になっているという。

 この日はアリゾナ・メモリアルやパンチボウルで追悼式典やセレモニーが開催されるが、アラモアナ・ビーチパークのマジック・アイランドでは灯篭流しが行なわれた。

 正式名称はランタン・フローティング・ハワイ。今年で10回目を迎えるそうだ。

 主宰は真如苑。私は無宗教派なのだが、このセレモニーは宗教、文化の違いを越えたもののように感じられた。フラが踊られ、和太鼓があり、ハワイアン・シンガーのエイミー・ハナイアリイが歌い上げる一大フェスティバル…すべてが抵抗なく受け入れられるのは、様々な人種が共存するハワイならではだろう。

 こういうおおらかさがあるところに私がハワイに惹かれる要因があるのかもしれない。

 こうしたアトラクションをビーチに座って楽しんでいると、やがてサンセットタイムになり、空がオレンジに染まって、次第に闇が広がっていく。

 サンセットタイムの7時半から灯篭流しがスタートし、最終的には約1600個の灯篭が海に流された。その神秘的な光景を見つめる人々は実に4万人! マナを感じるのとはまた違った不思議な感覚にとらわれた5月26日の夜だった。


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<第167回>影が消える日!?

 熱帯地方では年に2回、太陽が真上を通る時に"影が消える"不思議な現象が起こるという。それをハワイではラハイナ・ヌーン(灼熱の太陽)と呼ぶそうだ。
 で、今年2008年初のラハイナ・ヌーン…スプリング・ラハイナ・ヌーンは5月26日。この日、私はちょうどオアフ島にいた。オアフ島の真上を太陽が通過するのは午後12時28分。こんなチャンスはめったにないということで、11時半過ぎにフォート・デルッシー公園に行って影を含めて木を撮影。これがラハイナ・ムーンになると影がなくなっちゃうのか?
 さて、掲載している写真は上が11時半過ぎに撮影したもの。影が濃く伸びている。下の写真はラハイナ・ヌーン直前の12時24分撮影。ラハイナ・ヌーンの12時28分にも撮影したのだが、実は肝心の時間には天気が悪く、太陽が雲に隠れてしまっていたために、どっちみち影ができなかったのだ。太陽が出ていたギリギリの写真が下の写真だったというわけ。
 これじゃ意味がないって? でも、何だか影が短くなっている気がしませんか? 気のせいかな? ウーン、結局、ラナイナ・ヌーンって何だかわからなかった。残念!
 ちなみに7月11日にはサマー・ラハイナ・ヌーン(今年はこれで最後!)があるそうなので、その時期にハワイに行く人は、私の代わりに"本当に影が消えるのか"を確かめてきてください。よろしく!

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<第166回>フラとヘアメイクのコラボ

 5月20日にカウアイ島に入り、22日にカウアイ・ポリネシアン・フェスティバルのオープニング・イベントのグランド・ポリネシアン・ルアウに参加。23日にオアフ島に移り、24日の夜にはサンセット・オン・ザ・ビーチというイベントがあった。
 サンセット・オン・ザ・ビーチとは、月に1回、週末の土&日にワイキキビーチの東側、カピオラニ公園前のクィーンズ・サーフ・ビーチの前で行なわれる無料のイベント。夕方4時ぐらいからプレートランチの屋台が出る。ここで食べ物を確保して芝生やビーチにゴザを敷き、星空の下、巨大スクリーンで映画を観るというハワイならではのイベントだ。
 5月のサンセット・オン・ザ・ビーチは24日&25日。25日には『プラダを着た悪魔』が上映されたが、24日は映画ではなく『フラ・ビューティ・イン・ハワイ2008』なるスペシャル・イベントが開催された。
 このイベントはプロ用ヘア&ビューティ・メーカーのタマリンズが主催するもので今年で7回目。日本の美容師さんたちがフラ・ダンサーをモデルにしてハワイらしいテーマをもとにヘア・スタイル&メイクアップを創り上げ、観客の投票によって優勝フラチームを決めるというもの。
 6時開始ということだったので、5時半にはクィーンズ・サーフ・ビーチに行ってゴザで座る場所を確保。開始時間にはビーチは人でいっぱいになってしまったから、早めに行って良かった! そしてカツやら春巻きがテンコ盛りのプレートランチにパクつきながらショーを鑑賞。ビーチの客席には美容師さんやそのアシスタントがいっぱい。自分のチームが出てくると大歓声、ダンサーの家族や知り合いも大騒ぎといった感じでローカル色満点。そして代わる代わる、延々と、ゆるーくフラが続くのが、いかにもハワイのイベントという感じ。
 一通りフラが終わると、観客の投票をまとめる間にタマリンズのファッションショー。優勝した福井の『Boris Vian』という美容師チーム&フラチームには賞金1000ドルと11月に日本で開催される『タマリンズ・グローバル・サロン』全国大会への出場権、ダンサーたちにはさらに副賞として東京ディズニーランド招待券が贈られた。
最後はタマリンズの玉井社長(この人が、いかにも人のいいオジサン風でいいキャラを出していた)の大奮発による花火でフィナーレ。
 約2時間のショーだったが、退屈せずに楽しめました。来年も観てみたい気がするんだから、結構、イケてたかも。
 写真は上から1,ビーチに設置された巨大ステージ。普段はこのスクリーンで映画を鑑賞する。2,テーマに沿ったヘアメイク&メイクアップでフラを踊る。3,ファッションショーも行なわれたが、この"和のコレクション"は超ビミョー。4,44チーム総勢130人のダンサーが出場した。結構、大規模だ。5,クィーンズ・サーフ・ビーチの夜空に花火!なかなか感動的なフィナーレ。

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<第165回>雨のポリネシアン・フェスティバル

 今年2008年5月20日〜6月3日のハワイ旅行は、多くのイベントの時期と重なった。そこで順を追って紹介していこう。
 今回の旅行の最初の目的地はカウアイ島。ここでうまくスケジュールが合ったのが、2001年から始まったというカウアイ・ポリネシアン・フェスティバル。今年のスケジュールは5月22日がシェラトン・カウアイ・リゾートにおけるグランド・ポリネシアン・ルアウをスタートとして23日〜25日の3日間はリフェのサッカー場ヴィディナ・スタジアムで初日=マオリ・アクション&ポイボール・ダンスとフラの競技会、2日目=サモアン・ファイヤーナイフの競技会、3日目=タヒチアン・ダンスの競技会となっていた。
 私たち夫婦の予定は20日=カウアイ島着、23日=オアフ島へ移動となっていたから22日に行なわれるオープニングのルアウは見ることができる。しかも宿泊先がシェラトンの隣のキアフナ・プランテーションということでアクセス的にもバッチリ。出発前からプレミア席=1人85ドル(ビュッフェ・ディナー込)を予約して、楽しみにしていたという次第だ。
 ルアウが行なわれるシェラトンは雨が多いカウアイ島の中でも晴天率が高いポイプ地区にある。到着した20日、翌21日も雨は降らなかった。ところが肝心の22日に限って朝から雲行きがおかしい。それでも昼間はポイプ・ビーチパークでのんびりできたから大丈夫と思いきや…受付時間の午後5時過ぎからポツリポツリと雨が…。
「まあ、これぐらいの雨なら大丈夫だろう」と案内された席はステージの前。「さすがプレミア・シート!」と喜んで5分もしないうちにザーザー降りになって、撤収の指示。なんてこったい! ルアウ会場はプール脇の広いガーデンだったのだが、我々ゲストは慌てて屋根があるプール・バーに退散。そして…ここから何の指示もない。野外のテーブル、ビュッフェ用の料理が片付けられてしまった。
「ひょっとして中止?」という不安が頭をよぎる中、30分近く経過したところで、ようやく1階にあるビュッフェ・レストランに移動して食事することが決定。だが、ディナー・タイムだけにルアウに参加するゲストがドッと押し寄せたところで席が空いているはずがない。そうこうしているうちにレストランの横のガーデンにロイヤル・コート(王室メンバー)に扮した人たちが現れて、チャントやフラが捧げられ、カラカウア王の衛兵の交代のセレモニーも行なわれた。これって、明らかにショーのオープニング…って、ことは、ここでやっちゃうの? セコいこと言えば、お金を払っていない人も観れちゃうよね!?
 と、思っていたら、席が空くのに従ってレストランに通されて、順々にビュッフェ・ディナー・タイム。そして食べ終わった人からボールルームへの移動を指示されて、ここでようやくショーのスタート。結局、始まったのは予定より2時間以上遅い夜8時過ぎ。一応、ボールルームでは前の3列がプレミア・シートのチケットを買った人、それより後ろがレギュラー・シートとなっていたが、チケットはビュッフェ・レストランに行った時点で係員に渡してしまっているから、チェックのしようがない。ウーン、いいかげんだなあ。それに朝から天気が悪ければ、当然、野外でできない場合の準備もしておくべきなのになあ。すべてが泥縄だぞ。
 でもまあ、ここで怒っても野暮というもの。どんな状況でも、おっとりと構えて楽しまなきゃ。なんたって、ここはハワイなんだから!
 さて、ショーの方はポリネシアンのファッション・ショーに始まり、ハワイ、タヒチ、サモア、ニュージーランドのダンス、そしてファイヤー・ダンスとさすがに充実。ファイヤー・ダンスではダンサーが手を滑らせて松明が客席近くまで飛んでいくというハプニングがあったが、これが計算された演出だったらスゴイ。実際、そんな気がしたのだが…。
 という感じでショーは10時過ぎまで延々と続いた。でもやっぱり…野外の星空の下で観たかったなあ。
 写真は上から1,オープニングのフラ2,ファッション・ショー3,マオリのダンス4,ファイヤー・ダンス5,私&ミス・カウアイです。

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<第164回>今年のホテルはキャッスル系

 飛行機を確保したら、次はホテルだ。最初に向かうカウアイ島では、昨年5月に行ったポイプビーチが気に入ったので、ポイプ・エリアで探してみた。このポイプ・エリアは雨が多いカウアイ島の中でも晴天率が高いリゾート地。車を運転しない私たち夫婦にとってはビーチパークが近く、ポイプ・ショッピング・ビレッジにも歩いていけるホテルがいい。
ということで見つけたのがキアフナ・プランテーション&ザ・ビーチ・バンガローズ。キャッスル・リゾーツ&ホテルズが経営するコンドミニアムだ。この会社はハワイ諸島を中心にミクロネシアなど環太平洋に計40軒のホテル&コンドミニアムを展開している。1ベッドルームのガーデン・ビューがレギュラー料金で285ドル、インターネット料金で236ドル、そしてロイヤル・スペシャル料金で205ドル。おおっ、離島でこの値段ならリーズナブルだぞっということで早速決定。
 続いてはワイキキ滞在先だ。こちらは10泊するから安く抑えたい。とりあえず7日間は出版健康保険組合の保養施設となっているクヒオ通り沿いのコンドミニアムが格安で泊まれるから、問題は残り3日間だ。ちょっと贅沢してしまうか、それとも安上がりにするか…。
 そうしたらカウアイ島のコンドミニアムを予約したキャッスルからメールが。ふむふむ、ワイキキのホテルでホット・スペシャル…お得なやつがあるのか。で、目に留まったのがマイレ・スカイコートという高層ホテル。
 以前はアウトリガー・エンタープライズのオハナ・ホテルズの傘下で、2003年5月に泊まったことがある。その時はオーシャンビュー・ウィズ・キッチネットというカテゴリーの部屋で、ラナイはないものの、角部屋になっていて眺めは抜群。海、ダイヤモンドヘッド、夜は夜景が見えて、ずっと部屋にいても飽きなかった。「また来たい!」と密かに思っていたホテルなのだ。それが去年の10月にキャッスル傘下になり、その記念でのホット・スペシャルになっているとのこと。以前泊まったのと同じカテゴリーの部屋が通常250ドルのところを163ドル、しかも3泊目は無料ということだから、実質的に1泊110ドルもしない。ワイキキでこの値段で泊まるのは結構、大変なことだ。しかも部屋の良さは経験済み。これも即予約!
 写真は2003年5月に泊まった時のマイレ・スカイコートの部屋です。

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<第163回>旅の準備のハプニング<アロハ航空倒産!>

 今年もやってきました、ハワイ旅行の季節! 毎年10日〜14日間のハワイ滞在を目標にしているが、今年は5月20日出発、6月3日帰国の13泊15日。フリーランスの私にとっては半月もバケーションに使うのはリスクが大きい。でも、これは心の健康上、必要なことなのだ…と、自分に言い聞かせている。これでリフレッシュできれば2008年後半も元気に働けるはずなのだ。
 仕事の都合上、まとめて休みが取れるのはゴールデンウィーク過ぎから6月上旬、7月の夏休み前、9月下旬〜10月上旬あたり。去年は5月6日〜19日まで念願だったクルーズとワイキキ滞在を楽しんだ。さて、今年は…。
 まずは飛行機の確保。例によってマイレージを使うから、早めに予約しないといけない。前年にならって半年前の昨年11月に予約しようとしたのだが、それでも、なかなか希望日が取れない。10日〜14日の範囲で調べたが、出発日を決めると帰国日候補が満席、帰国日を決めると出発日候補が満席という具合。ウーン、年々、マイレージでの席取りは難しくなっている。そういえば「マイレージで席を取ろうとするとストレスが溜まるからやめた!」と、ある旅行ライターが書いていたっけ。で、やっと取れたのが5月20日出発、6月3日帰国だったというわけだ。
 本当なら出発日をもっと後半にして6月9日帰国にできれば、まつり・イン・ハワイを楽しめるのだけど、その近辺の帰国便は満席なので断念。でも5月24日〜25日=サンセット・オン・ザ・ビーチ、26日=ランタン・フローティング・ハワイ(灯篭流し)、5月31日=ワイキキ・バイ・ムーンライト、それにハワイがアメリカの50番目の州になったことを祝う50thステート・フェアの時期にあたっていて、結構、イベントがあるからOKだ。
 また、去年の5月にクルーズで行って気に入ったカウアイ島に滞在するのが今回の旅行の大きなテーマ。調べてみたら5月22日〜25日にカウアイ・ポリネシアン・フェスティバルがあるということで、最初にカウアイ3泊(5月20日〜22日)、残り10日をワイキキ滞在の日程にしてみた。
カウアイ島に行くためには、国内線を予約しなければいけない。国内線は予約するのが早ければ早いほど料金が安いから、これも12月に入ってすぐに予約。これまでハワイ島に行くのに利用したことがあるアロハ航空に予約を入れるとオアフ島ホノルル―カウアイ島リフェ往復2人分が税金&諸経費込みで20800円。いいんじゃないかい! 国際線から国内線への乗り継ぎには2時間半以上の余裕が望ましいとされるが、空港でずっと待つのも嫌なのでホノルル空港到着後、2時間15分でリフェに飛ぶ便にした。
 ところが3月に入ってトラブル発生! 日本からホノルルに向かうANAの便が時間変更。到着時間が1時間半も遅くなるというではないか。そうなると乗継まで45分しかない。仕方なくアロハ航空の便を変更してもらったのが3月20日のこと。これには変更手数料などで2人合わせて50ドルかかってしまった。こんなことしてたら、結果的に安くないじゃん!
 だが、トラブルはこれだけではなかった!! 4月5日、何気なくハワイ関係のサイトを見ていると「アロハ航空が3月末日で倒産。61年の歴史に幕」と衝撃のニュースが。アロハ航空からは何の連絡もなし。ってことは、気づかなかったら、どうなっていたの? 慌てて日本支社に電話をしてみると、すでにつながらなくなっているし、日本語のサイトも閉鎖されている。支払はクレジット・カードなので、すぐにカード会社に連絡を取ったところ、すでに支払いが終わってしまった20800円は取り戻すのが難しいとのこと。倒産10日前に手続きを済ませた変更手数料等の50ドルについてはストップするとのことだった。
 これがパックツアーであれば、旅行会社が何とかしてくれるのだろうが、個人旅行だと全部自分でやらなければいけない。勝手気ままな分だけリスクもあるという、いい教訓だった。
 お金の問題とは別に、改めてカウアイ行きの飛行機を探さなければいけない。ハワイアン航空はちょうどいい便がなく、2006年にハワイ国内線に参入してきたゴー!エアラインでようやく確保。260ドルだから、当初のアロハ航空より高くつくが、もう出発まで1ヵ月ちょっと前の段階だから仕方がない。
実はゴー!エアラインの出現によってハワイ国内線に価格競争が起き、料金が安くなったのはいいが、その影響によってアロハ航空が倒産してしまったのだから、複雑な気持ちだ。
でも、何とかカウアイまでの足を確保できたのだから、それでよし。こうしたトラブルも個人旅行の楽しみのうちだと思わなきゃ!

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<第162回>プレートランチの王様!

ハワイに行ったら必ず1回は食べるのが韓国のファスト・フード店『ヤミー・コリアンBBQ』のプレートランチ。きっと、この店を利用している人は多いはずだ。
 有名なのはアラモアナ・ショッピングセンター1階のマカイ・フードコート店。ここでテイクアウトしてアラモアナビーチやマジックアイランドで昼食というのがロコ気分を味わえていい! ワイキキに19店舗あるそうで、私が昔から利用しているのはインターナショナル・マーケット・プレイス内にあるインターナショナル・フードコート店。もっぱらランチではなくディナー用で、独身時代のハワイひとり旅の時はレストランに入るは気が引けるから、ここでプレートランチをテイクアウトして、ホテルの部屋でビールを飲みながら食べるというのが定番だった。そして今も、滞在が長くなると外で食事をするのが苦痛になるので、ここでテイクアウトして夫婦でテレビを観ながらプレートランチを食べるという場面が必ず1回はある。
 ヤミー=yammyとは口語で「おいしい」という意味だそうで、1号店はヤミ(ヤミーではない)BBQの名前で1983年にインターナショナル・マーケット・プレイスでオープン。その後、現在のヤミー・コリアンBBQに名前を変え、87年にマカイ・フードコートに進出したのを契機に各地に店舗を拡大していったという。
 注文は簡単。メインになる肉と2スクープのライス、さらにキムチやらのおかずが4種類選べる。韓国=キムチ、ハワイ=マカロニサラダは定番として、あとの2種類はその時の気分で選んでいる。
 写真を見たら…食べたくなるでしょ!

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<第161回>ハワイな映画

 ハワイを舞台にした映画といえば、古くはエルビス・プレスリーの『ブルー・ハワイ』、最近では『50回目のファースト・キス』『ブルー・クラッシュ』などがあるけど、ハワイアン・スピリットのまったりとハマれて、オールド・ハワイにタイムスリップできるのが、昨年のゴールデンウイークに公開された『ザ・ライド ハワイアン・ビーチ・ストーリー』。パンフでしか紹介できないのが残念だ!
 この映画は2003年に公開され、ハワイ国際映画祭で観客賞、ベスト・フューチャー賞を受賞した作品。ネイザン・クロサワ監督をはじめ、スタッフ、キャスト、ロケーション、音楽…すべてがハワイアン。
 ストーリー的には現代の高慢ちきなサーフィンのチャンピオンがノースショアの大会でワイプアウト、意識を失って海中に沈み、目覚めるとそこは1911年のワイキキだったという設定。そこで、若き日のデューク・カハナモク(ワイキキビーチのど真ん中にある銅像でお馴染み=オリンピックでは水泳で金メダル、サーフィンを世界に広めたハワイの英雄)らと知り合い、彼らとの交流の中でハワイの自然、ハワイアン・ホスピタリティを感じて変わっていくというもの。
 ケアリイ・レイシェル、ハパ、ウェルドン・ケカウオハ、ハパなどのハワイアン・ミュージックをBGMに1911年当時を再現した美しい映像が流れる。その時代、ホテルは1901年に開業したモアナ・ホテル(現在のモアナ・サーフライダー・ウェスティン・リゾート)しかなかった。そのモアナ・ホテルでのシーンも「きっとこうだったんだろうな」と思えるもの。ちなみにピンクパレスことロイヤル・ハワイアンが開業したのは、映画の設定よりも16年後の1927年である。
 とにかく細部にこだわった映画で、デュークの家でのシーンは、実際に1911年に建てられた家を使ったというし、言葉は英語と現地語をミックスさせたハワイ独特のピジン・イングリッシュを使用、もちろんファッションや小道具も完璧に当時を再現したという。
 この映画を見ると、モアナ・ホテルのロビー、アウトリガー・ワイキキにある『デュークス・カヌークラブ』、マノアの滝に行きたくなるし、なによりタイムマシンに乗ってオールド・ハワイに行ってみたくなってしまう。
この『ザ・ライド』はDVDにもなっているので、ぜひ、ご覧あれ!

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