動き出した黒のカリスマ

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 昨日は全日本プロレス事務所での記者会見、サムライTV『速報!バトル☆メン』出演と、ずっと蝶野正洋と一緒だった。1・3後楽園のリング上における公開契約で内田雅之社長にビンタをかまして全日本のアドバイザーに就任した蝶野は、アドバイザーの立場から1・27大田区へのテコ入れとして蝶野&諏訪魔&ジョー・ドーリングvs大森隆男&浜亮太&中ノ上靖文の6人タッグを追加発表した。
「大田区を東京における基盤、全日本のホーム的な形にしていくべきではないかと。そのためのテコ入れのカードです」「立場的に“これはやるべきだ”という提案はドンドンしていきます」「自分の欲はなるべく抑えます」と記者会見ではアドバイザーに徹した発言を連発していたが、それが本音とはとても思えない。むしろ自分が参入することで全日本に何が起こるのかを楽しんでやろうという空気なのだ。昨年10月に自分を拒絶した諏訪魔と大田区であえて組むというのも蝶野なりの実験だろう。そこで諏訪魔がどう出るか? そこから何が生まれるのか? プロレスラーの性として見極めたいのだろうし、その反応にアドリブで対処して、全日本の新たな方向性を示そうという腹積もりなのではないか。
 そういえば昨年の全日本10周年パーティの時、武藤は諏訪魔に接近する蝶野について「テレビ解説までは拒否しない。でも、それ以上、俺のエリアに踏み込んだらドンパチになるかもしれねぇな。諏訪魔にしたって俺が創り上げたモノだからな」と不快感と危機感を口にしていた。それこそ蝶野が今後、アドバイザーとして強権を振るって全日本を乗っ取ることだって考えられなくはないのだ。
 かつてnWoブームを巻き起こした蝶野の感性に全日本のレスラー及び関係者は付いていけるのか? 動き出した黒のカリスマから目が離せない。

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