きっと天龍源一郎が見せてくれるもの

 12月29日、後楽園ホールにおいて1年1ヵ月ぶりに復帰戦を行う天龍源一郎。復帰戦のカードは天龍&髙山善廣&鈴木みのる&未定vs永田裕志&中西学&天山広吉&小島聡の8人タッグマッチが発表されていたが、未定だった最後のパートナーがノアの森嶋猛に決定した。
 天龍と森嶋の関係、天龍とノアの選手たちの関わりについては9日更新の週プロモバイル『サンデー・小佐ポン』で書かせてもらうとして、今、記しておきたいのは天龍の現状だ。ジムでの練習、リングを使っての練習を始めたということは漏れ聞いていて嬉しく思っていたのだが、11月半ばに手術した傷口が化膿してしまったという。2月23日と3月8日の2回に分けて腰部脊柱管狭窄症の手術を行って成功したものの、傷口が化膿して7月24日に再手術。その結果、リハビリが遅れただけに、今は激しい練習をするよりも「12月29日にリングに上がること」を第一に考えて自重している状況。これは本人にとっては辛いし、苛立つ状況だろう。リング上の黴菌を考えて復帰戦ではTシャツを着ることになるようだが、観客に体を見せられないのも天龍にとっては不本意なはず。会見では上半身裸になって背中の30センチの傷痕、筋肉が落ちていない肉体を報道陣に公開した。
「手術前からしたら、随分とよくなりましたけど、現状としては天龍源一郎のパフォーマンスを発揮するのに6割ぐらい」「テレビを観ていいたら、歌い手さんが年齢を重ねると共に違うテクニックで歌うのを覚えたと。“ああ、プロレスもこれはこれで味のある趣で見せられるものだな”という。昔の天龍源一郎を見せるのか、今の天龍源一郎を見せるのか…リングに上がらなきゃわかりませんけど、精一杯戦うことは自分の身上として、約束させていただきます」
 天龍が手術に踏み切り、1年以上も休んだのは天龍源一郎であるためであり、100%のパフォーマンスを見せられるようになるため。しかし12・29後楽園で100%を見せるのは難しいというのが現実だ。
 それでも私は確信している。天龍は100%のパフォーマンスを越えたものを見せてくれると。若さ、強さ、技術…プロレスのまつわる諸々の、その先にある本当に大事なものをきっと見せてくれると思うのだ。天龍源一郎に昔も今もない。そこにいる天龍源一郎が天龍源一郎そのものである。
「世の中には自分の居場所がなくてもがいている人もいるだろうから、俺は自分の居場所を求めて必死にやりますよ」
 12月29日、天龍源一郎を見よ!

「きっと天龍源一郎が見せてくれるもの」への1件のフィードバック

  1. 昨日、真夜中のハーリー&レイスに天龍プロジェクトの紋奈さんが出演されてました。
    非常に面白く興味深かったです!
    紋奈さん曰く天龍選手リングでみっちりと練習をしているようですね。
    29日都合があえば私も赴きたいです。
    久々に天龍の試合を見たいです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です