どうして力道山はいきなり仕掛けたんですか?

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 6月27日(水)発売のGスピリッツ第24号の総力特集は、58年前の1954年12月22日に東京・蔵前国技館において行われた力道山と木村政彦の日本ヘビー級王座決定戦…昭和版巌流島の決闘と呼ばれた世紀の一戦を検証している。
 昨年9月に増田俊也氏が木村政彦の生涯を綴った『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(新潮社)を出版。同書は発売半年で18刷のベストセラーになり、第43回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した。この本によって力道山vs木村政彦は時空を越えて再びクローズアップされた。
「プロレスラーが史上最大のセメントマッチを解説する」とは、刺激的なタイトルだとは思うが、この試合をプロレスラーの視点で分析したら、何が導き出されるのかという検証だ。
 協力してもらったのはユセフ・トルコ、ザ・グレート・カブキ、キム・ドク、藤波辰爾、ケンドー・ナガサキ、グラン浜田、大仁田厚、渕正信、初代タイガーマスク、天龍源一郎、前田日明、武藤敬司、船木誠勝、馳浩、ウルティモ・ドラゴン、鈴木みのる、ザ・グレート・サスケ、髙山善廣、望月成晃、TAJIRI、CIMA、柴田勝頼、曙、定アキラ(敬称略・キャリア順)という錚々たる人たち。
 この中で私はカブキ、藤波、大仁田、渕、天龍、前田、武藤、馳、鈴木、TAJIRI、曙の11選手を取材。試合の映像を一緒に観ながら話を聞かせてもらった。そこには力道山vs木村についてとどまらず、それぞれのレスラーのそれぞれの経験や成り立ちからくる独自のプロレス観が自然に滲み出ていることに注目してほしい。真剣にプロレスに取り組んできた人たちの言葉は…深い。

「どうして力道山はいきなり仕掛けたんですか?」への3件のフィードバック

  1. かなり興味深い号になりそうですね。ユセフトルコさんのインタビューなんてめったにないですよね。更に前田兄さんのセメント論インタビューもあり。テーズさんの936連勝の真実なんてのもタイトルからして興味沸きますね。プロレススーパースター列伝でテリーファンクがNWA王者時代に自分自身は両者リングアウト等による引き分け防衛が多かったと記載がありましたが、テーズさんもそうだったのかな?来週の水曜日が待ち遠しい。小佐野さん恒例通りサムライでも事前に少し紹介して下さいね。

  2. 今回のメイン企画も力は言ってますね。サブ企画もなかなかですね。国際プロレスの企画もまだ遠藤レフリーが残ってましたね。
    G小鹿社長とのデスマッチは本人へのインタビューもあったのでしょうか?いずれにしても楽しみです。

  3. 非常に面白い検証でした。日プロ/全日系、新日系、そして90年代以降の新世代でこうも見方が違うのかと。特に曙の力道山に対する視点が相撲の世界で頂点まで行った人ならではという感じで、非常に印象に残りました。同じ横綱経験者の輪島さんだったらどういう感想を持つのかな?とか。
    できたら、同じやり方でSWSの旗揚げ戦である”闘会始’90(と、プレ旗揚げ戦”越前闘会始”)”も検証してもらえたらと思います。やはり平成のプロレスはここから始まったと思うし、同時に、ここまで叩かれた旗揚げ戦もそれまでになかったと思うからです。
    僕は”闘会始’90″のビデオが一本の作品として大好きで、プロレスビデオのメートル原器のような存在者になってるんです。独特の明るめの空間、木村さんの実況、外国人レスラーのたたずまいなどなど…日本のプロレス史上後にも先にもないものが、確かにここにはある。
    そして、SWSの存立過程はともかく、試合自体の内容はそこまで批判されるようなものではないと思うんですよね。途中で”まじめにやれー!”という野次が飛ぶ試合もありますけど、その意味もわからない。だから、どこがどのようにだめなのかをキッチリ分析したものがあるのなら、読んでみたいんです。それが、今回のやり方ならできるんじゃないかと。今回の特集をはじめ、Gスピリッツが取材するレスラーの中にはSWSの当事者だった方も多いので、まだ生々し過ぎるのかなとも思うんですが…。

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