金の雨が降ってきた…

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 昨日は新日本の旗揚げ記念日。40年目の記念すべき日に後楽園ホールは超満員札止めになった。前売りの段階で指定席は完売。当日売りの立見券を求める長蛇の列が出来、入れなかったファンもいるという。これはブシロード新体制への期待か、あるいは新IWGP王者“レインメーカー”オカダ・カズチカが金の雨を降らせたのか…。
 試合開始前に木谷会長がリング挨拶。「この程度の集まりで“黄金時代の再来”とは言いたくないです」と刺激的な言葉も飛び出したが、おっとりとした語り口、それでいて押し出しの強さがあり、人を惹きつける魅力がある。きっと会場に集まったファンは「この人なら大丈夫だろう」という好印象を持ったのではないかと思う。
 さて、メインのIWGP戦だ。会場は当然、大・内藤コールに包まれたが、バルコニーからはオカダ・コール、レインメーカー・コールも起こった。1・4東京ドームの凱旋帰国試合ではファンがウンともスンとも言わず、唐突にIWGP挑戦が決まった直後も意地悪な眼で見られていたオカダだが、リング上のファイトで見方を変えさせ、ベルトを取って結果も出した。プロレスファンは頑固な反面、正直でもある。逆風からスタートして、コールが起こるようになった時点で、ひとつの課題はクリアーだ。
 試合は序盤はアームロックからキーロック…と、イメージと違ってオーソドックス。その後はレインメーカーにつなぐための首攻めと組み立てが理に適っている。闘龍門出身だけに多くのジャベを知っているから、首への一点集中攻撃も単調にならない。私がオカダを評価するところはミスしないことと、技が的確で丁寧なこと。細かい技でも粗さがなくきっちりとやっているところだ。そして、あの長身と身体のバネ、スタミナ。現時点ではケチのつけようがない。
 レスラーとしての色気とか、醸し出す雰囲気とかはこれからのことで、今は外道に補ってもらえばいい。勝利者インタビューで「しっかり結果を出しましたが、それについてはいかがですか?」と聞かれて「特にありません」とクールに答えた途端、会場は大爆笑となったから、高慢ちきなレインメーカーというキャラもファンに受け入れられつつあるのは確か。このキャラが今後、どう変化していくのかも興味深い。
「みんな遅いでしょ。もっと早く気付かないと。新日本プロレスの大先輩方、今日は俺の試合を観て勉強したみたいだな。勉強したコは伸びる。大先輩方、もっともっと勉強して、俺に挑んでこい!」
 今のオカダは何を言ってもいい。やり過ぎぐらいがちょうどいい!

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