沖縄プロレスにあり乾杯!

 昨日の東京はプロレス興行ラッシュだった。ディファ有明で新日本、後楽園ホールでドラゴンゲート、花やしきでDDT、新宿FACEで沖縄プロレス。で、私が選んだのは沖縄プロレスの初進出だ。カードはエイサー8vs矢野啓太、関本大介&マグニチュード岸和田vsグルクン・ダイバー&ウルトラ☆マンゴー、ミル・マングース&ばってん多摩川vsゴールデンパイン&アグー、ヤンバルクイーンナvs豊田真奈美、スペル・デルフィン&グラン浜田&もずくマンvs金村キンタロー&黒田哲広&佐野直、そしてメインの怪人・ハブ男にめんそ~れ親父が挑戦した沖縄プロレス選手権の全5試合。初の東京ということで沖縄プロ純血メンバーではないものの、水曜日を除く毎日、国際通りのデルフィンアリーナで行われている興行のエッセンス、雰囲気は体感できたのではないかと思う。
 果たして、これまでみちのくプロレス、大阪プロレスと地域密着型の団体でやってきたデルフィンだけに、しっかりと“老若男女が楽しめる大衆娯楽”に仕上がっていた。試合前にはめんそ~れ親父&エイサー8の前説、あびこめぐみさん(日高郁人夫人)&DJ SASAさんによる『ジブリんちゅ』のLIVE、休憩時間前には沖縄プロ・プロデュースのアイドル・ユニットAWANIKOの選抜メンバーが歌とダンスを披露…と、プロレス以外の部分でもお客を楽しませる。試合は、各選手のキャラが“戦隊モノ”のようにハッキリしているから、小さい子供でも飽きずに楽しんでいたし、ほんわかしたムードの中でハッとするような技が飛び出すタイミングは絶妙。所属以外の選手が真摯に試合に取り組んでいたことも大会を成功に導いた大きな要因だ。
 メインのハブ男とめんそ~れ親父のタイトルマッチは好試合だった。ゼロワンへの出場で知名度が上がっているハブ男はもちろんのこと、ハブ男が「一番頑張っている奴。後輩だけど尊敬している」と言うめんそ~れ親父も素晴らしかった。前説をやったり、そのイデタチは完全にお笑い系だが、試合になると攻守のバランスがいいし、打撃&飛び技もイケる。東京のファンに沖縄プロレスを印象付けるには打ってつけの試合だった。
 何より観ていて気持ちがよかったのは、お客さんが本当に楽しんでいて、幸せな顔をしていたこと。正直、沖縄プロレスはプロレスマスコミを必要としない団体だろう。でも、プロレス興行の原点が娯楽だとしたら、これでいいのだと思う。楽しければ、お客さんがハッピーな気分になるなら、そこに講釈はいらないのだ。でも、ちょっぴり講釈を入れると…その娯楽の中にきっちりと、しっかりしたプロレスが存在していた。沖縄プロレスにあり乾杯!

「沖縄プロレスにあり乾杯!」への2件のフィードバック

  1.  小佐野さんと受け取り方は違うかもしれませんが、みちのくプロレスが初めて札幌に来た時に今入院中の父親と見に行った時、私と違い予備知識なしで見て楽しそうだったのを思い出しました。(系統は同じですが)

  2. 今回、名古屋にも来たのですが、知ったのが遅くて…
    岐阜のドラゲーと被って行けませんでした…
    是非、次回は観戦をします!!

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