平井伸和選手について

 全日本プロレスは昨日の神戸大会の試合後に脳卒中で倒れ、救急車で病院に搬送されたスーパー・ヘイト選手の手術が成功したと公式発表した。
 昨日の神戸大会はGAORA中継があったため、私も現場にいた。ただし放送席に張り付きだったため、ヘイト選手が倒れたと知ったのは全試合終了後に控室に行ってからだった。
 昨日の興行の目玉のひとつは第3試合で行われたKENSOvsヘイトのウィップ・アス・ランバージャックデスマッチ。KENSOがダブル・ニードロップで勝利したが、試合中に特にヘイト選手が頭を強打するというような場面はなかった。23日の大分大会でKENSOのイスによって右側頭部を7針縫う怪我を負っているが、あくまでも外傷であって、今回の脳卒中とは関係ないとのことだ。
 後で聞いた話によると、試合後のインタビュー中に嘔吐し、その後も控室で嘔吐を繰り返して意識不明に陥り、運ばれたという。
 セミファイナルでは船木&鈴木&曙の超党派軍とTARU&ジョー&レネの6人タッグが行われたが、TARUはTARU水を持たずに入場、試合でも元気がないのが気になったが、今にして思えばヘイト選手のことで頭がいっぱいで試合が出来るような状態ではなかったのだろう。
 ヘイトこと平井伸和選手は90年7月の『SWS第1回練習生公募オーディション』に合格して天龍が道場主を務めた『レボリューション』に所属。翌91年4月25日に後楽園ホールでデビューした。昨日の地元での試合は、本人の中では20周年記念試合だった。VMの中では一番キャリアが長く、他のメンバーに「ヘイト先輩!」といじられていたが、実際には全員が敬語で接していた。
 デビュー当初、ミツ・ヒライの息子として注目されたものの、父親はレスラーになることに反対していて、親の威光を借りることなくSWSのオーディションに一般参加してレスラーになった。何年か前に昨日と同じ神戸サンボーホールにミツ・ヒライさんが訪れて「父親が初めて自分の試合を観てくれました。やっと認めてくれたのかな」と嬉しそうに話していたことを思い出す。2年前の10月にはカズの世界ジュニア・ヘビー級王座に挑戦したが、この時は体重を82キロまで落とした。
あのキャラとは裏腹に常にプラス思考で向上心を持っていたし、ガッツの男。そのガッツで必ずや回復してくれると信じている。1日も早く意識が回復することを祈っています。

「平井伸和選手について」への4件のフィードバック

  1. その平井選手を直接、暴行したのはTARUだっていうじゃない。
    他にもブードゥーの連中が関与してるみたいだし、これって傷害事件じゃないのかな?
    本当なら全日本は興行、中止すべきですよ。

  2. しかし、ここにきて状況は思ってもみない、ファンとしては考えたくもなかった方向へ転がってしまいました。これはTARU選手の、あるいはVMというヒール軍団の不祥事ではなく、全日本プロレスひいてはマット界全体の致命傷になりかねない「事件」だと思います。数年前時津風部屋が起こした事件がプロレスでも起きた。一部の無責任なマスコミはそう書くだろうし、世間はそう見るはずです。TARU選手は「仲間だから」喰らわせた、という。プロレスを長年見てきたファンなら理解の余地があるかも知れない。でも世間はそう見ないし、プロレスに偏見を持つ人達にとっては「…ほらね!」ということになってしまう。
    僕は全日本プロレスが好きです。とくに渕さんと川田さんの2人で再スタートしてからの再生のドラマは、どんなWWEのシナリオよりも魅力的だった。だからこそ、こんな形で終わって欲しくないんです。フロントには変に内にこもった対応をしないで欲しい。VMがいかに今の全日本にとって大切な存在か。だからこそ、包み隠さず真実を明らかにした上でVMは即時解散&VM所属選手は全員解雇、そして全日本自体も最低でも今年いっぱいは活動を凍結するべきだと思う。団体の、プロレスの未来をつなげるために…。

  3. 気持ちは分かるが興行中止は止めてほしい。
    そんなことは平井も望んでいない。
    これでTV中継が無くなったら
    マジで全日アウトですぞ

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