ジュニアの季節到来!

 昨日、後楽園ホールで『ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア』が開幕した。A、B両ブロック合わせて史上最多の18選手が参加。本当にバラエティに富んだメンバーが揃った。17年前の第1回大会の参加選手は11人で、他団体から参加したのはみちのくのスペル・デルフィン、TAKAみちのく、SPWFの茂木正淑の3人だった。
 今回、17年ぶりにTAKAが出場したが、今ではプロの職人的な評価を受けているTAKAも当時はキワモノ。その年の4月に行われた『第1回スーパーJカップ』に三度笠を被って、山本譲二の『みちのくひとり旅』で入場して新日本のファンにドッとウケ、スワン・ダイブ式のプランチャで当時の現場監督の長州を「宇宙人みたいだな!」と喜ばせたことによりエントリーされた。この大会中にはスペシャルマッチとして新日本vsみちのくの8人タッグが組まれてテリー・ボーイ(現在のメンズ・テイオー)が出場したことで「遂に新日本に学生プロレスが上がった!」と話題になったものだ。今でこそ、学生プロレス出身レスラーが多いが、当時の新日本の敷居は相当高かったのである。そうしたことを考えると、時代の違いを感じる。
 で、昨日の大会だが、どの試合もレベルが高かった。勝敗はもちろん、各選手に「他の試合を食ってやる!」という意識が高いから、どれも好試合になって当然なのだ。その中にはサスケvsTAKAのかつてのみちのく対決、フジタ“Jr”ハヤトが3度目のしばき合いにして金本に初勝利…などのドラマもあった。個人的には他の試合とはまったくテイストが違ったタイチvsケニー・オメガが面白かった。タイチは全日本プロレスの出身で、私にしてみれば練習生の頃から知っている選手。まさか今みたいなキャラクターになるとは思いもよらなかったが、あの人を不快にさせる雰囲気と立ち居振る舞い、そしてケレン味たっぷりなファイトと個性は、こういう大会だと際立つ。リーグ戦を引っかきまわしてほしいと密かに期待している。頼むよ、タイチ!

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