新しい力を実感

 GW突入ということで29日はノアの後楽園、30日は全日本のディファ有明へ。前者は『グローバル・タッグリーグ戦2011』優勝戦、後者は『ジュニア・タッグリーグ戦』優勝戦が行われたが、個人的に印象に残ったのは共に“新しい力”の息吹だった。
 ノアではやはりNO MERCYを結成したKENTAの存在感がダントツ。試合前に丸藤&青木がGHCジュニア・タッグ王座を返上したところでKENTAが丸藤を急襲。観客はドン引き状態になったが、そこまでやるKENTAに固い決意を感じた。試合では金丸&平柳とのNO MERCYで反NMC軍の鼓太郎&青木&石森に反則負け。「こいつらと俺たち、どっちが面白くできると思う!? 俺たちがノアを変える。お前たち、歴史の証人になれよ!」と宣言したKENTA。改革の志士になるか、それともテロリストで終わってしまうのか…ここからがKENTAの正念場だ。
 全日本では『2011チャンピオン・カーニバル』で準優勝した真田の成長が目覚ましい。昨日の試合ではアジア・タッグ奪回に失敗して苦しみもがいている盟友の征矢と一騎打ち。正直、以前はこの2人の一騎打ちはあまり好きではなかった。2人とも大人しい性格だし、若手らしい感情むき出しの試合が出来なかったからだ。だが、昨日の試合では真田のテクニックと征矢のパワーが真っ向から火花を散らし、気迫もよく出ていた。改めて「選手は成長するんだなあ」と感じさせられた。KAIがカズ・ハヤシをアシストして自ら世界ジュニア王者・稔をフォールしてジュニア・タッグに優勝したのも全日本の今後にとって好材料。これまでは諏訪魔だけが図抜けていたが、4年前の07年春にデビューした選手たちが確実に主流になってきたことは頼もしい。
 熟年世代が相変わらず元気な一方で、確かに感じられる新しい力の息吹。その両方を楽しみたい。

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