ジプシー・ジョー77歳の真話

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 今日はGスピリッツVol.19の発売日。流通関係の問題でちゃんと皆さんの地域に本が届いているかどうか心配だが、とりあえず書店をチェックしてください。
 ということで、藤波辰爾大特集以外の記事にも触れておきたい。今号で私が藤波特集以外に担当したのはジプシー・ジョーのインタビューだ。昨年12月にSMASH参戦を果たしたジョー。招聘したTAJIRIは「これがジョーさんと会うのは最後かもしれない」と言っていたが、その想いは私も同じだった。何しろ、もう77歳なのだ。
 リング上では“放浪の殺し屋”として喧嘩ファイトに徹していたジョーだが、リングを降りると人情深くて気さくな人だった。もう25年も前の話だが、札幌のホテルでタイガー・ジェット・シンに襲われそうになった時に助けてくれたこともあった。外国人選手の取材でホテルに行ったら、珍しくシンが「ゴングを見せろ!」と言ってきたので手渡したが、しばらくペラペラとページをめくると「何で俺の記事が少ないんだ!」と顔面をヒクヒクさせて今にも掴みかからんばかり。「これはヤバイな!」と思ったところで「お前がそういう態度ばかり取るから取材できないんじゃないか。記事が少なくても仕方ないだろ」と助け舟を出してくれたのがジョーだった。
 今回の取材は、もしかしたら最後になるかもしれないから会っておきたいという個人的な気持ちと、47年に及ぶジプシー・ジョーなるプロレスラーの人生を記しておきたいという2つの気持ちから行ったものだ。
「もう、昔のことは憶えていないよ」と言いながら、話していくうちにドンドン甦った記憶。そして77歳になった今も自らの体を痛めつけるバンプ哲学。このインタビューを通じてヒルベルト・メレンデスという人間、ジプシー・ジョーというプロレスラーの人生を感じていただければ幸いだ。

「ジプシー・ジョー77歳の真話」への1件のフィードバック

  1. 本日、誌を購入、読んで一番感動したのは、ジブシー・ジョーさんのインタビューでした。子供時代に観た国際プロレスに思い入れを持つ一人です。

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