12年経った今も馬場さんは…

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 昨日はジャイアント馬場さんの13回忌。馬場さんが自宅のリビングルームのようにくつろいでいたキャピトル東急ホテルにおいて、縁ある人たちが集って『馬場さんを偲ぶ会』が催された。
 馬場さんが亡くなって12年。あっという間のようだが、その後、ミスター林さん、ジャンボ鶴田さん、百田義浩さん、サンダー杉山さん、冬木弘道さん、ミツ・ヒライさん、サムソン・クツワダさん、旗揚げから一緒だった元取締役渉外部長の米沢良蔵さん、パンフ売りの名物おじさんだった田中印刷の田中護さん、三沢光晴さん、ラッシャー木村さん、ジョー樋口さん…多くの全日本プロレス関係の方々が天国に旅立った。外国人選手でもゴリラ・モンスーン、テリー・ゴディ、ミスター・アトミック、ネルソン・ロイヤル、ワフー・マクダニエル、ルー・テーズ、マイク・パドーシス、ムース・ショーラック、ミスター・レスリング、ザ・シーク、フレッド・ブラッシー、ホーク・ウォリアー、クラッシャー・リソワスキー、ブル・ラモス、ジョン・テンタ、ジン・キニスキー、スティーブ・ウイリアムス、キング・イヤウケアなどの馬場さんの戦友・後輩が天に召された。それを思うと、本当に長い年月である。考えてみれば当時30代だった私も五十路間近だし、天龍さんも明日2月2日で馬場さんと同じ61歳になるのだ。
 だが、馬場元子夫人と時間を共にしていると、そんなにも長い年月、馬場さんと離れている気がしない。それは元子さんがこの12年、常に馬場さんと寄り添って生きてきたから。元子さんの隣には確かに馬場さんがいる。その元子さんと同じ空間にいる時、誰もがすぐそばに馬場さんを感じるはずだ。
 昨年12月、元子さんは脳出血で倒れた。私はまったく知らなかった。昨日、お会いした時も言葉も足取りも確かで、そんな大病を患っていたとは露ほども思わなかった。「13回忌をやり遂げなくちゃ。そのためには早く元気になって退院しなければ…」の一念で懸命にリハビリに取り組んだそうだ。きっと馬場さんが二人三脚で元子さんを支えてくれたのだと思う。やはり馬場さんはすぐそこにいるのだ。そして、それを実感した時、プロレス界に生きる人間として、この世界を盛り上げていかなければいけないと気持ちが新たになる。
 掲載している写真は馬場さんの遺影と2008年にプロレス殿堂入り(Professional Wrestling Hall of Fame)した時の記念の盾。日本プロレス時代に馬場さんからインターナショナル・ヘビー級王座を奪ったボボ・ブラジル、ジン・キニスキーも同年、馬場さんと一緒に殿堂入りを果たしている。そしてかけてあるフラワー・レイは私の妻の手作り。毎年、祥月命日にフラワー・レイを供えさせていただいていて、それを今年も元子さんが自らの手で美しく飾ってくださったものだ。元子さん、ありがとうございました。

「12年経った今も馬場さんは…」への3件のフィードバック

  1. 自分は子供の頃は新日派で、当時の全日は馬場さんは鶴田さんや天龍選手に道を譲ったばかりでした。
    正直、あんまり「全日本」というものに興味が沸かず大きな大会や年末の最強タッグくらいしか見てませんでした。
    しかし、年をとるにつれて馬場さんの偉大さを痛感することばかりで今になって「リアルタイムで全日をもっと、もっと見て応援しておけば・・・」との後悔の念ばかりです。
    あれから、もう13年なんですね
    元子さんが、そっとリングに大きな大きなシューズを置いたのが、つい最近のようです
    円楽師匠が笑点で仰った理由がわかりました
    これからもプロレス界を見守っていてください
    合掌

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