昨日のサムライTV『S-ARENA』のMCは天龍源一郎、そしてゲストは天龍プロジェクトの嶋田紋奈代表。そう、父娘共演が実現したのである。
ぶっちゃけの話、昔の全日本プロレス砧道場で遊んでいた幼稚園児の頃から紋奈さんを知っているだけに、立派な女性に成長して、こうして一緒に番組に出演できたことは感慨深いものがあった。私がそうなのだから、父親の天龍さんは感慨もひとしおだったに違いない。
さて、天龍さんのMCだが、これがなかなかのもの。VTRの後には自身の感想もきっちりと入れて進行してくれた。そしてゲストとして紋奈さんが入ってからは、お茶の間トークのよう。天龍さんが紋奈さんのことを「あーちゃん」と呼んでいることもバレてしまったし、紋奈さんがどれだけ天龍さんを父親として、プロレスラーとして尊敬しているかが視聴者に伝わったはずだ。そして、もちろん天龍さんの家族への愛情の深さも…。
かつて週刊ゴングで『THE 天龍』という増刊号を作った。ひとつの企画として天龍さんを囲んで竹内宏介、菊池孝、門馬忠雄、スポーツライターの二宮清純の各氏、そして私で座談会をやったが、その時に天龍さんは「少なくとも、毎日、一緒に生活している家族が誇りを持ってくれるような、そんな人生を俺は送りたいね」と言っていた。紋奈さんが5歳の頃だった。それから22年…天龍さんは3度目の成人式を迎え、奥さんのまき代さん、大人になった紋奈さんのバックアップを受けてプロレス活動を続けている。本当に素晴らしい人生だ。
私はプロレスラー、天龍源一郎の全盛期から取材する機会を得たことは財産だと思っているが、それと同時に仕事を超えて人間・嶋田源一郎、その家族の人たちとずっと関わりを持てたことを幸せに思う。
この嶋田家の家族愛。
原点はやはり福井県勝山市の嶋田家にあり。
小佐野さん、一度天龍さんの地元勝山市にお越しください。
父と娘の競演…素晴らしいですね..
将来、自分の娘もこうやって、一緒に居てくれるだろうか…
何か不安です…
再放送ながら3人のトーク観させていただきました。
やはり天龍さんの解説は短い中に説得力がありますね。
自分はいつの日か「天龍杯」なるものが創設され、龍魂継承
の名のもとにトーナメント戦なんかが実現してくれると嬉しい
です。