世代を越えた全日本プロレス愛

 昨日は23日(日)午後11時~0時に放映されるサムライTV『Versus』の収録。天龍源一郎と諏訪魔の対談の影の声(進行役)を務めた。
 天龍が全日本を退団したのは03年6月で、諏訪魔が全日本に入団したのは04年3月だからほとんど接点はなく、一昨年の3・1両国に天龍がドリー・ファンク・ジュニアの引退試合の相手として参戦した時に控室で挨拶を交わした程度。考えてみれば諏訪魔はジャイアント馬場も鶴龍も、四天王も知らない武藤・全日本の生え抜きなのだ。
 だが、諏訪魔は少年時代からプロレス・ファン。特に全日本が好きで天龍やスタン・ハンセンの荒々しいファイトに憧れていた。「プロレスラーになるなら受け身を覚えなきゃいけない」と中学から柔道を始め、その後、レスリングに進んで今日がある。VM時代には移動バスの中で70年代からの全日本のビデオを片っ端から見て、その頭の中には全日本の歴史が詰まっている。
『Versus』は収録まで当事者同士が顔を合わせないようにしているため、進行役の私は両者の控室に行って個別に簡単な打合せをするわけだが、諏訪魔は「一昨年、控室で挨拶しましたけど“あの時はどうだったんですか?”とか聞けないじゃないですか。今日はTVカメラの前だし、番組ってことだから、この機会に聞きたいことをジャンジャン聞いちゃいますよ」と興奮気味。一方の天龍も「諏訪魔にはずっと注目していたよ。子供の頃、俺のファンだった? クサいねぇ(苦笑)。まあ、何でも遠慮なく聞いてくれって言っといてよ」と楽しみにしていた様子なので、私の立場としては非常に楽だった。
 内容は番組を観ていただくとして、鶴龍対決、馬場・全日本、龍原砲、レスラーらしさとは何か、三冠王座の重み、全日本を背負うこと、そして鈴木みのる…など、話題は多岐にわたった。そして共通していたのは、全日本愛。年代的には違うが、共にいかに全日本プロレスを愛しているかが伝わってくる対談だった。そして諏訪魔は来たる8・29両国での鈴木みのるとの三冠戦のヒントを天龍からもらったはず。諏訪魔が今夏最後の大一番で弾けられるか注目したい。

「世代を越えた全日本プロレス愛」への3件のフィードバック

  1. 今後の全日本を背負う諏訪魔選手が先輩、天龍さんに何を聞いたのか気になりますが…
    当時は自分もテレビや会場で楽しんでました..

  2. 長崎のプロレスファンです。昨年の全日本巡業で、またプロレスにはまってます。9月には、ノアが来るので楽しみです。先日、WARの阿修羅原引退興行の対戦カードを見直して、天龍はすごいなと思いました。武藤全日も同じ匂いがします。自分の所属選手、外敵、外人、Jrでしっかりカード作ってくれるので。今こそ、諏訪魔選手に三冠とってもらって、新たな全日の軸になってほしいです。

  3. 今年の全日は、ここ最近でも最悪のイメージがあったけど、諏訪魔が三冠奪取して、いい流れに変えてほしい。早く武藤に楽させてあげて、少しでも長く現役でいてほしい。

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