武藤敬司の前向きな決断!

 武藤敬司の右膝がとうとうパンクしてしまった。昨日の午後3時から記者会見を行って、4月上旬に右膝の手術をするために12日の銚子大会から欠場することを発表したのだ。6日&7日の戦国武将祭は取材に行っていないが、2月28日のパワプロ興行で「膝が痛てぇんだよ」と言っていたし、7日の後楽園の試合でもエプロンや場外で座り込んでいることが多く、試合後には中之上の肩を借りなければ引き揚げられなかったほどだったから気になっていたが、12年ぶりに右膝にメスを入れることになったのである。
 12日からの欠場ということは、21日の両国大会も欠場。何よりこの年齢でメスを入れるというのは凄い決断だと思うが、今年に入ってから夜も眠れないほどの痛みがあったというから、もはや手術しか選択肢がなかったのだろう。
「膝の痛みもあるけど、今シリーズに入ってから周りの足を引っ張ってんじゃねぇかなっていう精神的な痛みもあったよな。やろうとしてもできない…レスラーとしてはやっぱりクォリティを追求しているわけであって。それが出来ないってことは、やっぱり手術するしかないなって」と武藤。
 今回で右膝の手術は4回目。12年前に両膝の手術をしており、その時の主治医と相談して今回の決断に至ったという。前回は内視鏡による半月板損傷の手術で、3ヵ月で復帰できたが、今回は変形性膝関節症による右膝関節内遊離体の除去手術。いわゆる関節ネズミというものだが、3~5センチぐらいの関節ネズミを30~50個除去しなければならず、今回は膝を開けなければいけない状態。開けてみなければ、どれぐらい大きな手術になるかわからないらしい。
「治療っていうよりも、復帰出来るための手術だからさ。完治はないんだよ。普通の人と同じ状態には戻らないわけだから。関節ネズミを除去して痛みを取り、そして膝の可動域を広げるってことだよな」という悲壮な決意だ。
 それでも常にプラス思考の武藤は前向きで「人工関節にしたら問題なく日常生活が送れるらしいよ。ゴルフだって出来ちゃうらしい。でも、それをやったらリングに上がれなくなるもんな。まあ、医学も進歩しているから、5年、10年と頑張っていたらプロレスもやれる人工関節ができるかもしれないもんな!」という言葉も飛び出した。
「俺がいようが、いまいが、全日本プロレスは残らなきゃいけない。いつかは武藤敬司の肉体は滅びるんだからさ、それで全日本が滅びたら本末転倒だよ。俺がいない全日本に不安もあるけど、こんなものはなるようにしかならないからさ。逆にみんなチャンスなんだから頑張ってほしいよ。俺にジェラシーを感じさせるような現場になっていてほしいよな」
 武藤敬司も、全日本プロレスもここが踏ん張り時。頑張れ!

「武藤敬司の前向きな決断!」への3件のフィードバック

  1. 無理せず、ここら辺りで、ゆっくり、休養も兼ねて休んで…
    そして、また、リングで元気な武藤敬司を観せて頂きたいです…

  2. 膝が悪いということは予てより耳にしておりましたが、そんな状態になりながらも試合をしていたとは…。
    常々無理はして欲しくないとは思っていたのですが、やはり、立場上そうも行かなかったんでしょうね…。
    本当に、頑張ってほしいです。武藤社長にも、全日本にも。

  3. 今回の決断、本当に驚き、また、とうとう来たか・・といった感じです。
    かなり膝の状態が悪いということは、一ファンながら解っておりましたが、現実に入院手術となりますと、かなり心配な気持ちです。
    私は昔からの全日本ファンです。
    馬場さんが亡くなり、多くの選手がいなくなったとき、武藤さんがやってきてくれたことは、本当に嬉しかった。
    大変手前勝手な感謝になるかもしれませんが、「全日本プロレス」を残してくれて、ここまで復活、そして新しい流れを作ってくださって、ありがたい限りです。
    とにかく、一ファンの気持ちですが、完治は難しくとも、充分に治療静養なさってほしいです。
    武藤さんが懸命に引いてこられたレールには、優秀な新しいレスラー達が走っていっております。
    なんだか結構、武藤さんの手術に心を動かされ、長文になりました。
    小佐野さんごめんなさい。
    ありがとうございました。

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