龍魂点火

 昨日は4月19日に新宿FACEで開催される『天龍プロジェクト』旗揚げ戦の記者会見。こうした会見は各社ともに若い記者が取材することが多いが、昨日ばかりは天龍の相撲からの転向会見も取材している大御所・門馬さん、デイリースポーツは80年代から取材しているベテランの宮本さんの姿が。途中からWAR担当になり、確か初めての地方の試合で試合後に飲みに行って『みちのくひとり旅』を歌い、「お前、顔は三沢で、歌は川田か!?」と余計に飲まされてしまった経験を持つ東スポの楠崎クンも登場と、懐かしいメンバーが揃った。みんな天龍に思い入れがあるのだ。
 天龍に言わせると、今回の旗揚げは「自分の居場所探し」。去年の暮れに会った時に天龍は「天下の素浪人、いかに生き抜こうかね?」と言っていたが、やはりそれはプロレスのリングだった。
「人間は何かしていなきゃ生きていけないからね。2月22日の折原の興行にオファーがあって、尻に火がついたよ。体を動かして自分自身で糧を得るしかないから。やっぱりリングの中で戦っているのが、一番俺らしいなってことだよ」と天龍。
 4・19のカードはメインから天龍源一郎&高木三四郎vs嵐&ディック東郷、WARのインター・ジュニア王座が賭けられたドラゴンゲート提供による望月成晃vs横須賀享vs谷嵜なおきの3WAYマッチ、井上京子&澤宗紀vs豊田真奈美&矢野啓太の女子&バトラーツ混合のミックストマッチ、ベアー福田vsチャンゴ、そしてオープニングは百田光雄vs折原昌夫。
 こうしたラインナップを見ると「面白ければ何でもあり」のWARを思い出す。「ハコ(会場)が小さくても、お客さんに心地よく帰ってもらうのが理想。WARの延長線上とは言わないけど…激しく、わかりやすいプロレスを提供したいね。佐山聡が言うようにプロレスは娯楽の王様。それに少しでも近づいていけたらと思うよ。だから質のいい選手を集めてやっていきたい」と天龍。
 初タッグとなる高木三四郎については「褒めすぎかもしれないけど、彼は今の日本プロレス界のスピルバーグだと思うよ。新しいことを考えてファンに飽きさせないプロレスを提供している。レスラーとしては、ある時は人を立て、ある時は自分が目立とうというメリハリがあるよね。相手になるディック東郷は受け身が上手でメリハリがあるし、そこに俺と嵐がいれば、面白い試合になると思うよ」
 個人的にちょっと感じるものがあるのはベアー福田が参戦すること。実はベアーの父親は天龍の飲み友達。私も何度も一緒に飲ませて頂いた。先日の圓楽師匠の襲名披露パーティでもお会いした。よく飲んでいた頃のベアーはまだ小学生。それが天龍と同じリングにプロレスラーとして立つのだから、感慨深いものがある。
 還暦にして、再び自分の足で歩きだした天龍源一郎。最後の天龍革命が今、スタートする。

「龍魂点火」への2件のフィードバック

  1. 天龍さん、お元気ですねぇ…羨ましい位です..
    自分も同じ歳になった時、こんなに元気かなぁ…
    頑張って欲しいです!

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