才気煥発!

 昨日は午後3時からディファ有明で丸藤プロデュース興行、午後6時半から後楽園でスーパーJカップのダブルヘッダー。取材する方も大変だが、掛け持ちで試合をするレスラーはもっと大変。中でもスーパーJカップで優勝した丸藤は自身のプロデュース興行のメイン(丸藤&青木vsスーパー・ストロング・マシン&スーパーSマシン)とJカップ2回戦~優勝決定戦(2回戦=タイガースマスク、準決勝=田口隆祐、優勝決定戦=プリンス・デヴィット)の4試合をやり、しかもプロデュース興行では自分の試合だけでなく大会の進行等も見なければいけなかったから相当ハードだったはずである。
 気軽に天才児という言葉は使いたくないが、やはり丸藤は天才だった。12・6日本武道館の青木戦で8ヵ月ぶりに復帰して一昨日のスーパーJカップ1回戦(vs獣神サンダー・ライガー)が復帰第2戦という状態での1日4試合だったのだ。
 全部の試合を観た後に感じたのは、ちゃんとペース配分もしていたし、先を見据えた戦略を立てていた。スーパーJカップ3試合はオースイ・スープレックス、不知火、ポールシフトとフィニッシュを全部変え、しかも試合の組み立ても全部変えていた。タイガースマスク戦と田口戦は受けのファイトで、特に田口戦は疲労のピークという感じで珍しく技の正確さに欠けるシーンも見られたが、優勝決定戦のデヴィット戦では完全に立て直して、受けのファイトから一転して4試合目とは思えないぐらい動き回った。きっちり計算しながら緩急をつけて4試合を乗り切ったとしたら、やはり天才と言うしかない。
「前回の優勝から5年間、俺は自分の団体でやれることはやってきたっていう自信もあるし、その蓄積を出せたかなと。自分の間というものを大切にして活かしつつ、自分のスペシャルな部分を出せれば」と丸藤。これは実は深い言葉だ。
 1・4東京ドームで対戦が決定したIWGPジュニア王者タイガーマスクは「独創的なレスリングをする選手。ドームは新日本vsノアだけど、僕と丸藤選手には何も遺恨はないし、個人vs個人としての戦いだと思っています」とコメントした。
 2010年、丸藤は日本マット界の表舞台で躍動する!
PS.一昨日、小鉄さんを激怒させた男色ディーノが昨日もやってくれた。臆するどころか入場時にテレビ解説席に座っていた小鉄さんに抱きつくという勇気ある(?)アクションに。放送席を立ってディーノに突進しようとする怒髪天の小鉄さんは凄味タップリ。若手が必死に止めて事なきを得たが、己のスタイルを貫いたディーノがプロなら、「それは許さない!」と顔色を変えて怒りを爆発させ、新日本ストロングスタイルを守ろうとした小鉄さんもプロである。

「才気煥発!」への1件のフィードバック

  1. 丸藤選手は天才と言う言葉が本当に似合うと言うか…正にそのままと言うか..脱帽です…
    ディーノ選手は本当の意味でプロに徹していますねぇ…
    彼?もまた、凄いです..

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です