あれから初めてのドラゴンゲート

「あれから」とは9月1日に動物愛護法違反の疑いでCIMA、KAGETORAら、4人が書類送検されて以来という意味。
 昨日は、あれから初めての後楽園大会だったが、第2試合でKAGETORAがスペル・シーサーに勝利した後、CIMAらWARRORS-5のメンバー全員がリングに上がり、無言で客席四方に深々と頭を下げた以外は客入りも会場の雰囲気もいつものドラゴンゲートの大会だった。
 未だにドラゴンゲートを叩く声も多い。これは仕方のないことである。中には「無言で頭を下げただけでいいと思っているのか?」と批判的な人もいると思う。でも心から反省し、どんな形で謝罪したとしても、それがちゃんと伝わるかどうか難しいのも事実。今の状況では何を言っても弁解と取られかねないし、置かれている立場的に発言するのも難しい。ただ、頭を下げるしかないのだ。そして、彼らはプロレスラーである以上、チケットを買って会場に足を運んでくれたお客さんに最高のパフォーマンス、ファイトを提供して、ファンの心情を裏切ってしまったことへの謝罪をするしかない。Gamma、横須賀享と組んでセミに登場したCIMAは、いつもと変わらぬ高いテンションで試合をしていたが、それで正解だと思った。それがCIMAなりの誠意なのだと私は思う。
 最近、CIMAと話す機会はなかったが、昨日の全試合終了後、CIMAがわざわざ私に挨拶にきてくれた。それは個人的な話なのでここでは書かない。信頼、信用を回復するのは大変だと思うが、頑張ってほしいというのが私の偽らざる気持ちだ。
 さて、リング上は鷹木信悟とYAMATOがツインゲートの統一タッグ・チャンピオンになった。今や彼らの人気は絶大で、試合後にはサイン会に直行したため、コメントを取るのに30分以上も時間がかかった。そうした現象を見ると、ドラゴンゲートでも確実に時代が変わってきているのだと実感する。
「上の世代の人たちを直接倒したからって世代交代じゃないと思うんですよ。僕らもそうだし、若い人間の戦いで他の世代を締め出すのが世代交代だと思います。防衛戦は決着のついてない吉野&ハルク、それに熱い戦いができた望月&中嶋、他団体でもいいです。プロレスらしいプロレスをやりたいです」(YAMATO)
「俺たちもいつまでも新世代なんて言ってられないんで。今日は天下を取るためにスタートを切ることができました。スタートを切ったからには、一気に行きますよ。ハルク、サイバーにも頑張ってほしい」(鷹木)
 フレッシュなチャンピオンには期待せずにいられない!

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