ドラゴンゲートの新風景

 望月とYAMATOのグランドの攻防、鷹木のパンピング・ボンバーに1回転する勝彦、望月&勝彦の蹴りによる反撃、鷹木とYAMATOのパワフルで骨太な技、そして20分近い攻防を制したのはYAMATOだ。決め技は望月への胴締めスリーパーだった。
 優勝した鷹木&YAMATO、準優勝の望月&勝彦…今年で3回目を迎えたタッグ・リーグ戦の主役になったのは、従来のドラゲーのカラーを持たないチームだった。鷹木はアニマル浜口ジム出身、YAMATOは和術慧舟會出身で総合格闘技からドラゲーに入った男、望月&勝彦は共に空手をベースにしており、ルチャ・リブレの要素がまったくないのだ。
 現在のドラゲーの選手はメキシコ闘龍門で学んだルチャをベースにしつつ、独自のスタイルを確立しているが、それにしてもまったく違うカラーを持つ4選手が8月6日に続いて2回連続で後楽園ホールのメインを張ったということに注目したい。
 今後を考えれば、9・17後楽園で鷹木&YAMATOが斉了&堀口のツインゲートに挑戦、その前の8・30博多では鷹木&YAMATO&岩佐vs望月&勝彦&フジイがメインを張る。昨日の流れからいくとサイバー・コングと健介オフィスの起田高志の抗争もスタートしそうだ。
 かつては独自の価値観&世界観のみで活動していたのが他団体と積極的に交わるようになるなど、時代の変化に対応して成長&発展してきたドラゲーは、スタイル的にも様々なものを取り込んできている。昨日の新風景が今後どんな広がりを生むか?
「常に新しい何かを生み出さないと生き残れないですよ」とは、かつて望月成晃から聞いた言葉。絶えず変化を続けるドラゲーからは目が離せない。

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