DDTの心意気を見た!

 昨日の後楽園はDDTにとって8・23両国初進出に向けて絶対に失敗できない大会だった。メインは両国でHARASHIMAのKO-D無差別級王座への挑戦権を賭けた高木三四郎と飯伏幸太の一騎打ち。ところが主役のひとりの飯伏が大会2日前の26日に感染性の急性咽頭炎で緊急入院という異常事態に。
 だが、高木の対応は迅速だった。26日の時点でホームページを通じてチケットの払い戻しを当日の受付で行うこと、また後楽園の半券を持っている人は7・10新木場における髙木vs飯伏のワンマッチ興行を無料で観戦できることを告知、大会前日の27日には飯伏の代打としてバトラーツの沢宗紀が高木と戦うことを発表した。
 実は昨日、澤はゼロワン郡山大会に出場していた。後楽園に到着したのは休憩前という慌ただしさだった。それでも「2005年にランジェリー武藤でDDTさんに出させて頂いて、そこから仕事が入ってくるようになったから、いつか恩返ししたかった」という澤は全力ファイト。試合の途中で右手の指を裂傷するというアクシデントもあったが、20分28秒もの熱闘をやってのけた。試合後のサワ・コールは感動的なものだった。
 もちろん高木にも遊びはなし。真っ向勝負からクローズライン・フロム・ヘヴンで澤を沈めた後に「40度以上の熱がある飯伏を出すわけにいかないし、今日は澤クンじゃなきゃ駄目だった。バチバチって言葉はあんまり好きじゃないけど、バンバンボコボコのファイトで…。飯伏のぶち切れた時と澤クンのぶち切れファイトは甲乙つけがたいので。両国を成功させるには、こういう澤クンのようなスパイスが必要なんですよ。急なオファーを受けてくれた澤クン、バトラーツの石川社長、ゼロワンさんに感謝しています」と語った。
 髙木、澤、他のDDTの選手&スタッフはこのアクシデントの中で心意気を見せてくれたと思うし、十分にファンに伝わったと思う。今回のことをバネにこの熱を両国に持って行ってほしい。
 サプライズとしては両国でポイズン澤田JULIEと蝶野正洋の一騎打ちが決定した。呪文EDになっていたポイズンは新日本で同期だった後藤達俊の力を借りて復活、高らかに“打倒!蝶野”を宣言した。ポイズンは新日本道場に関して言えば、蝶野より2年先輩になるのだ。

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