アパッチの活動休止問題について

 昨日は新木場で久々のアパッチプロレス軍。前回の5・22新木場に金村キンタローが不法乱入したことを受け、今回のメインは佐々木貴&葛西純vsGENTARO&竹田誠志によって“新生アパッチ”を見せるという。その心意気を確認しに会場に足を運んだわけだが、会場入りするなりショッキングな事実を知らされた。
 それはアパッチの活動休止。すでに決定している8・8一関大会はアパッチの名前で開催されるが、実際にはこの新木場大会をもって活動休止にするというプレスリリースがアパッチプロレス軍事務局の名前で流れたようだ。それも各社に届いたのは午後5時半過ぎとのこと。すでに選手たちは会場入りしており、恐らく選手たちの大半はこの事実を知らなかったと思われる。
 報道陣は選手たちへの影響を考慮して試合前にはこの話題には触れなかった。試合は、私的には第1試合の宮本裕向vs神威、メインのタッグが良かった。第1試合では久々にデスマッチ・ファイターではない宮本の徹底した足攻めから足4の字固めでフィニッシュという試合は新鮮に映ったし、宮本に食らいつく神威にも好感が持てた。メインのタッグは「レフェリーが特に危険とみなした凶器もOK」というアパッチルールだったが、ハードコアにはならず真っ向勝負。そこには4選手の様々な思いがあったはずだ。そしてGENTAROがバックドロップ・ホールドで貴をフォールし、熱闘は24分11秒でピリオドを打った。
 さて、活動休止問題である。果たしてどうファンに説明するのか? 勝利したGENTARO&竹田はそのまま何も語らずに花道を引き揚げる。貴と葛西は客席四方に深々と頭を下げ、向かい合って星座をし、深々と礼をすると抱き合い、そして無言で花道へ。リング上には2本のマイクが置き去りにされた。
「8月の岩手(一関)大会はアパッチプロレス軍として決行します。それ以降は白紙です。ただ、アパッチとしての活動は休止しても、俺は止まりません。それがアパッチなのか、違う何なのかは言えません。走り始めた以上は立ち止まれない…こんなところで終われない。突っ走り続けます。自分に付いてきてくれる人がどれだけいるのかわかんないけど、意思の疎通は取れていると思います。今日はリリーズが先走った感じで驚いたところもあったし、(ファンに)きちんと説明できませんでした。僕の力不足を痛感していますし、僕の不甲斐ないところだと思います。今日は説明できませんでしたけど、自分たちの道を定めてきちんと発表したいと思います。僕は馬鹿かもしれないし、要領も悪いかもしれないけど、どこまでもまっすぐに突っ走ります」と貴。
 どうやら内部的な問題でアパッチプロレス軍という名前を使うことに問題が生じたようだ。
「僕はこのメンバー、この世界を続けていきたい。後ろを振り返るのはやめたいし、自分たちが輝ける場所を創っていきたい。終われない…終わってたまるかの気持ちです」と貴は言葉を続けた。
 私は内情をまったく知らないから何とも言えないが、少なくともアパッチ=金村というイメージが強いのは事実。ならば看板にこだわらずに新しい道を行くのが最善の道だと思う。この無骨な集団が8月以降もまっすぐに歩んでいくことを願いたい。

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