15年の重み

 Gスピリッツ第12号の発売日が6月26日(金)に決定! ということで俄然、取材&原稿書きが忙しくなり、さらに他の仕事も重なって23日のハッスル草加大会は断念。27日の後楽園大会には顔を出すので、約束していたハッスルについては27日を観てから書きたいと思う。
 で、昨日は新宿FACEでIWAジャパンの15周年記念大会。プロレス団体で15年も続いているのはハッキリ言って凄い。国際プロレスは足掛け14年、あの日本プロレスだって19年で歴史に幕を閉じているのだ。
 ビルの前には長蛇の列。試合開始は6時の予定だったが、結局30分押しになってしまった。普通、試合開始時間が押すのは客入りが悪い時だが、昨日はその逆。新宿FACEに行くエレベーターが2基しかなく、お客さんが入り切るまで試合開始時間を延ばしたというわけだ。
 バックステージではレスラーもマスコミも懐かしい顔がいっぱい。元週刊プロレス編集長の浜部さんも顔を出していたし、今はプロレスの取材をしていない人たちも。「いやあ、俺がIジャを取材していた頃は…」などという話で盛り上がった。選手では鶴見五郎さんや剛竜馬さんと久々に再会。またカードに組まれていない先週もチラホラいたが、その謎は試合が始まってから解けた。
 第2試合のウルトラセブン&タイガー・ジェット・シンジュク(懐かしい!)vs河童小僧&ヘルアント・マシン2号ではセブン&シンジュクのマネージャーとしてMAYA姉さんがムチを手に登場! シンジュクがマスクを脱ぐと…その下から現れたのはK-DOJOのYOSHIYA。Iジャのファンにしてみれば山下義也だ。
 第3試合では市来貴代子vsさくらえみが13年ぶりに実現。さくらには「元川!」という声援が飛ぶ。そう、さくらえみは、Iジャのファンにとってはいつまでも元川恵美である。Iジャの女子と言えばいじめっ子の市来vs泣き虫・元川が定番だった。試合開始前、まともに市来の顔を見ることができない元川…いや、さくら。顔を踏みにじられ、両手を踏まれて半べそをかき、反撃に転じてもまともに市来の顔を蹴ることができないさくら。やはりトラウマがあるのか!? それでも、さくらは過去を払拭するようにバックドロップ、フットスタンプ…と、途中から今現在のファイトを見せ、最後はミサイルキックで勝利。試合後はさくらから市来に握手を求め、深々と礼。市来の笑みも印象的だった。
 第4試合の維新力&浅野社長&ジェイソン・ザ・テリブルvsビッグフット&雪男&ハル・ミヤコのIWA浅野ジャパンvsUMA軍という現在進行形の試合でもサプライズが。場外乱闘の中、ジェイソンの中身がターザン後藤に入れ替わったのだ。後藤の姿に一度は嫌悪感を示した浅野社長だったが、途中でガッチリ握手! だが、最終的にはまたも後藤に裏切られるというオチが待っていた。
 メインは『IWAの現在、過去、そして未来』と銘打たれた6人タッグマッチ。現在のエース、松田慶三とキャリア2年の小部卓真がTAJIRI(田尻義博)と組んでブラックバファロー(山田圭介)&シャドウWX(志賀悟)&三宅綾と激突。まさに過去から未来につながる試合だ。立会人は咽頭がんを克服して7月にIジャで復活するスティーブ・ウイリアムスが務めた。
 この試合で印象的だったのは、Iジャが存亡の危機に立たされた時期に若社長兼エースとして頑張ったバファロー。その熱いファイトはまさしく山田圭介だった。
 その他、レフェリーとしてカブキさん、チョコボール向井、今は新日本でレフェリーをやっているマーティ浅見も参加。試合後はUMA軍、ターザン後藤を除いてノーサイドで記念写真に収まった。
 Iジャほど選手の移り変わり、路線の変更が多かった団体も珍しい。だが記念大会に縁のある選手がこれだけ集まったということは、みんなIジャでいい時期を過ごしたことがあるという証明だと思う。15年の重みを実感させてもらった1日だった。浅野社長、おめでとうございます。これからも楽しませてください!

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