全日本&『腐男塾』コラボは成功!今後の課題は

 昨日は新宿FACEで全日本プロレスと『腐男塾』のコラボ興行。会場の雰囲気は普段の全日本の会場とはガラリと変わって、観客のほとんどが『腐男塾』ファンという印象だった。オープニングは『中野腐女子シスターズ』のライブで盛り上がり、その熱気のままにプロレスに突入。メイン前には『腐男塾』のライブ、メイン終了後にも『腐男塾』のライブ…『中野腐女子シスターズ』&『腐男塾』のイベントのアトラクションとしてプロレスがあるという感じだったが、プロレスを観たことがない人がノリノリでプロレスを楽しんでくれたのだから、これはこれで良かったと思う。
 さて『腐男塾』の青明寺浦正が暴露マンと組んでTARU&クライシスと激突したメインではTARUが「プロレスは痛いんじゃ、ボケ!」と背中へのキック、股間への踵落としなどを浦正に容赦なく繰り出して『腐男塾』ファンを引かせるところもあったが、それは仕方がない。たとえ相手が素人でも、アトラクション的な試合であってもキッチリとやるところはやるのがTARU流なのだ。
 そんな中、浦正の頑張りは評価したい。TARUたちの攻撃に耐え、反則勝ち後のカズ&浦正&暴露マンvsTARU&ヘイト&クライシスの6人タッグによる再試合ではカズと暴露マンのアシストを得て、最後はクライシスをブルー・トルネード(ロープを利してのスイングDDT)で仕留めて大会名の『勝つんだ!』を体現した。
 会場の盛り上がりからして今回のコラボ・イベントは成功。大会プロデューサーのカズは「プロレスファンとアイドルファンのいい相乗効果が生まれたと思うし、これで終わりにしたくないですね」と感触を語っていたが、その一方では浦正が出場した試合について「本当に頑張ったと思う。だけど、ぶっちゃけプロレスはやってほしくなかった。1年間、道場に住み込んで練習してもデビュー出来ないのが現実なわけで、簡単にはプロレスラーになれないから」とも。
 私はこのカズの意見に賛成。今回の浦正は本当に頑張ったと思うし、そのひたむきな姿勢には好感が持てたが、これが今後もコラボ・イベントが続いたとして、そこでリングに上がり続けるとなるとちょっと“?”となる。今回は「頑張った」ということで評価されたが、これが続くとなるとハードルがどんどん高くなるし、アトラクションでは済まなくなってくる。そのあたりの線引きをキチンとした上で、アイドルが試合に参加しなくてもうまくコラボできるイベントを模索していってほしいと思う。

「全日本&『腐男塾』コラボは成功!今後の課題は」への1件のフィードバック

  1. 私もカズ選手のコメントには大い賛成です。
    やはり基本的にはプロレスのリングに素人が上がって試合をするべきではないと思います。
    ファン感謝デー的なお遊び的な試合ならまぁ“アリ”なのかな?とは思いますが…
    (今回の腐男塾イベントや、武藤祭りなどで行われるF-1タッグ戦などがこれに当てはまると思うのですが)
    小佐野さんも数選手の意見に賛同されるとのことですが、
    となると、ここで問題にしたいのがやはりハッスルのこと。
    私がハッスルに関しては未だに拒絶反応を示してしまうのは、
    お笑い番組の出来損ないのようなストーリー展開もそうなのですが、
    プロレスラーでない素人(タレントなど)が
    それこそアトラクションと“本戦”の線引きがないないようなシチュエーションで
    リングに上がって試合をしてしまっていること。
    そして、それを“アリ”だとしてしまっている一部プロレスファンやマスコミなどの感覚に、
    どうしても大きな違和感を感じてしまうのです。
    プロレスってそんなに簡単なものじゃないでしょう?と…
    小佐野さんにぜひお聞きしたいのは、
    今回の「腐男塾」のイベント、並びに浦正何某というアイドルの試合と、
    ハッスルというイベント、並びに泰葉やインリンなどの試合…
    上記2つの違いって何なのでしょう?と。
    それこそ“線引き”というものがしっかりとできていない状態のハッスルを
    なぜ小佐野さんは「アレもまたプロレスなんだ」としてしまうのか…
    小佐野さんのご意見をここでぜひ改めて伺いたいです。

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