健介オフィスの成長を実感

 昨日は後楽園ホールで健介オフィスの2周年興行。去年の同日・同会場でデビューした宮原健斗と起田高志はデビュー1周年を迎え、メインを取ったのはプロレスラーとしてキャリアは6年目に突入した中嶋勝彦である。
 まずは平成生まれの宮原だ。宮原はTAKAみちのく、南野武と組んでドラゴンゲートのB×Bハルク、谷嵜なおき、m.c.KZと激突。TAKA、南野とアシストがあったとはいえ、キャリア的には先輩のKZをジャーマン・スープレックスで仕留めてデビュー丸1年で初のピンフォール勝ちをモノにした。
「今は小さい選手が多いから、これだけ体格があって動ける選手は貴重だよ。若さと元気が凄いね。やっぱり健介オフィスは熱いよ。次は戦ってみたいね。それでプロレスの奥深さを伝えてあげられたら」とはTAKAの言葉だが、確かに186センチの長身は魅力的だし、細いと言われつつも、いい筋肉が付いて1年前に比べたら本当に逞しくなった。
 同じ丸1年の起田はDDTの高木三四郎とシングル対決。シットダウンひまわりボムで敗れてしまったが、一度は切り返して丸め込んだし、タックルを主体としたファイトは個性があっていい。真正面からぶつかって、真正面から叩き潰されることが多いが、叩き潰されているうちに打たれ強くなっていくはずだ。勝つも負けるも真正面からというスタイルを貫いてほしいと思う。
「気持では優っていたと思います。タックルでは勝って当然という気持ちでした。もう一度、高木選手とやらせてほしいです。次こそ勝ちます。来年のこの場で勝ち星が挙げられるように、これから1年頑張ります」という起田の心意気はヨシだ。
 そしてメインでは40分近い激闘を制して中嶋勝彦がKENTAを破ってGHCジュニア・ヘビー級王者に。もちろん内容もよかった。若い2人が技術と気持ちを真っ向からぶつけ合い、すべてを出し合った。駆け引きも緻密な組み立てもなし。でも、この年代だから、このコンディションだからこそできる試合だったと思う。こういう試合に理屈はいらないだろう。
 それにしても1年ちょっと前には三冠ヘビー級王者だった健介がGHCヘビー級王者に、世界ジュニア・ヘビー級王者だった勝彦がGHCジュニア・ヘビー級王者になっているのだから素直に凄いことだと思う。また、昨日の大会には7団体が協力しているというのも注目ポイント。健介オフィスは選手も会社も着実に成長している。

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