ベイダータイム!

 昨日は新木場で『ベイダータイム~皇帝降臨ビッグバン・ファイト~』。ベイダーはかつて“怖い人”だった。特に新日本時代、全日本初期の頃はピリピリしていて、狂気すら感じられた。今でも思い出すのは、後楽園ホールでなぜかベイダーに目を付けられてしまったこと。記者席に座っていたのだが、入場時から机をイスで叩かれ、試合中にも私を襲いにきて、さらに試合後にも私の前に仁王立ち。あれには本当にビビッた。あとで和田京平さんから「試合前に控室で何かあったの?」と聞かれたほどだった。
 だが、久々に会ったベイダーは表情も穏やか。体が小さくなり、ハワイにバカンスにきている体格のいいアメリカ人のオジサンという印象で、正直、寂しさも感じたものだ。ただし、アーロン・ニールやマイク・フェースなどの自分のボーイズたちの試合を見つめるベイダーは、あのベイダー。みるみる表情が険しくなり、リングサイドから檄を飛ばす。やっぱりベイダーには、いつまでも怖いベイダーでいてほしい。
 昨日の注目は全日本次期シリーズからヴードゥー・マーダーズ入りが決定しているマイク・フェースとランス・ホイトである。フェースはアンコ型の体型で、風貌はRODで人気を博したジャマールに似ている。ライオン・サルトもやってのける“飛べるデブ”。昨日は残念ながらロープが緩くてライオン・サルトは不発に終わったが、日本的に人気が出そうなタイプだ。
 2メートルの長身を誇る元TNA戦士のホイトは元WWEのテストとメインで激突。試合はテストが勝利したが、これがなかなかいい試合だった。知識のない人でも、その試合ぶりからテスト=ベビーフェイス、ホイト=ヒールというのが理解できただろうし、攻守のバランスが絶妙。そして日本人には真似できないスーパーヘビー級の迫力。やはりメジャー・リーガーの試合は違うなあというのが正直な感想だ。
 その他、後藤達俊、安田忠夫にも久々に再会できたし、『ベイダータイム』は心地いい時間を提供してくれた。明日3日の大会には小島聡が出場してフェースと一騎打ちを行う。何とか仕事を調整してまたまた新木場に足を運ぼう!

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