10年という月日を実感

 時間の経過の感覚は年代によって変わってくる。子供にとっての10年は、生まれてから小学校4年生までという本当に長い時間だが、大人になると10年なんてアッという間。昨日でジャイアント馬場さんが亡くなって丸10年だから、時間の経過の早さに驚かされる。
 馬場さんと最後にお会いしたのは98年12月5日の日本武道館。「来年もよろしくお願いします」と御挨拶したのが最後だったので、未だに実感が湧かないのかもしれない。また、元子さんとお話していると、常にそこに馬場さんがいるから、とても10年もお会いしていないという感覚になれないのだろう。
 だが昨日、馬場さんのお宅で御線香をあげさせていただいて、今さらながら10年という月日を実感させられた。お宅には馬場さん縁のレスラー、関係者の方々が多く訪れていた。今はプロレス担当を離れている大先輩の記者、何年もご無沙汰していた業界の大先輩といった方々にお会いできたのは本当に嬉しいことだった。10年も経てば亡くなられた方もいるし、病床に伏している人もいる。人間関係だって変化する。そうした現実の中でジャイアント馬場という人の名のもとにこうして会すことができるのは幸せだし、そうした空間を作ってくれた馬場さんには感謝の気持ちでいっぱいである。
 これから先、何年経っても1月31日には馬場さんの前で手を合わせることができる自分でいたいと強く思った2009年1月31日だった。

「10年という月日を実感」への1件のフィードバック

  1. もう10年になるんですね。
    つい昨日のように思えてなりません。
    現在のマット界を天国からどう見てられるんでしょうかね?

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