プロレス力の戦い!

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 昨日のサムライTV『S-ARENA』のゲストは2・6後楽園ホールで丸藤正道の世界ジュニア・ヘビー級王座に挑戦するカズ・ハヤシ。いよいよ全日本ジュニアの切り札のお出ましだ。
 スタジオにやってきたカズはすでにいい緊張感を保っていた。全日本でジュニアの試合がメインを張るのは初。その喜びとプレッシャーがちょうどいいバランスになっているという感じか。
 思えばカズは分裂騒動後の全日本のジュニア戦線を耕した男である。ケンドー・カシンが剥奪された世界ジュニアのベルトをブルーK(正体はTAKAみちのく)と争って獲得したのは04年2月。そして05年1月にTAKAに敗れるまで6度の防衛を果たしているが、当時は全日本内のジュニア戦線は充実しておらず、防衛の相手はツバサ(大阪プロレス)、竹村豪氏(新日本)、Hi69(K-DOJO)、MAZADA(フリー)、AKIRA(フリー)、NOSAWA論外(フリー)と外の人間ばかりだった。
 そうやって他団体やフリーの人間を巻き込みつつ、全日本のジュニア戦線は大きくなり、近藤修司→中嶋勝彦→シルバー・キング→土方隆司→丸藤正道とベルトは移り変わった。カズにしてみれば4年の時を経て、ようやく収穫の時を迎えたということだろう。
「タッグで2回しか触れ合っていないけど、それでも不思議と噛み合いましたね。それは目指すプロレス、目指す方向が同じだからでしょう。今、コンディションも万全だし、丸藤選手を徹底的に研究していますから。ベルト奪回、そしてベストバウトの両方を狙いますよ」とカズ。
 この2人が交わればレベルの高い試合になるのは当然だと誰もが思っているだけに、当事者にとっては非常にハードルが高い試合かもしれない。類まれな運動能力、卓越した技術、そして試合を組み立てる発想力、どんな状況にも対応できるアドリブ力…これは天才児同士の“プロレス力”の競い合いである。その末に2人がファンを掌に乗せられるか注目したい。

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