馬場さんが蘇る!

 2009年元旦、ジャイアント馬場さんが蘇る。21:00~22:54にBS日テレで『俺たちは忘れない…10年目の再会 ジャイアント馬場 甦る16文キック』が放映されるのだ。
 この番組を手掛けたのは、かつて『スカイハイ』『吹けよ風、呼べよ嵐』などのプロレス・テーマ曲ブームを仕掛けた梅垣進氏。昨日、馬場さんと縁のある関係者による試写会が行われ、菊池孝氏、門馬忠雄氏、吉沢幸一氏、清水勉氏と共に私もお招きいただき、馬場さんの往年の雄姿をこの目に焼きつけてきた。
 日本テレビが保管する馬場さんの映像5759試合からのチョイスは素晴らしかった。しかもデジタル処理をしているだけに昔の映像も実に鮮明。1972年7月29日の赤坂プリンスホテルにおける馬場さんの日本プロレスからの独立記者会見などの試合以外でも貴重な映像があるのが嬉しい。
 さらには馬場さんだけでなく愛弟子のジャンボ鶴田、天龍源一郎、大仁田厚、三沢光晴の若き日のファイトも盛り込まれている。中でもジャンボ鶴田の身体能力は今観ても衝撃的だ。また三沢が馬場さんを語っているのもジーンとくるものがあった。
「これは家でウイスキーでも飲みながら、ゆっくり観たいねえ」と門馬さん。菊地さんは「このスケールの大きさこそがプロレスだよな」と一言。
恐らく今の若い人にはジャイアント馬場=スローモーというイメージが強いと思うが、全盛期の馬場さんは本当にダイナミックでスピーディーで、他の日本人レスラーにはないスケールの大きさを持っていた。この番組では32文ロケット砲の3連発も飛び出す。私は子供の頃、猪木派だったが、全盛期のファイトを目の当たりにして、今さらながらジャイアント馬場こそ日本人レスラーのナンバー1だと痛感させられた。
 オールドファンにも、今の若いファンの人たちにもぜひ観てもらいたい番組だ。

「馬場さんが蘇る!」への1件のフィードバック

  1. こんばんは。はじめて書き込まさせていただきます。
    BS日テレのジャイアント馬場特番、見せていただきました。素晴らしかったです。
    初期の貴重映像はもちろん(動くキニスキーに感激)、かつてCD「16文」で何度も聴いたジャック·ブリスコ戦やバーン·ガニア戦を映像で見られたのが嬉しかったです。やっぱりガニアは格好いい。天龍·ハンセンの猛攻にサンドバックにされるラッシャー木村にも胸が熱くなりました。
    また、常にセコンドについている極道コンビやロッキー羽田、そして今回のグレート小鹿インタビューでも名前の上がったサムソン·クツワダやマシオ駒、外人側のセコンドにいたパット·オコーナーの姿に感激しました。そしてこれらの人々の多くが物故した今、やはりGスピリッツには佐藤昭雄インタビューを実現させてもらわなくてはいけない、と強く思った次第です。冬木弘道のありし日のインタビューや海外修行特集以来のGスピリッツを読む限り、この人が影のキーマンに思えてしょうがないのです。
    もちろん番組の主人公であるジャイアント馬場も、誌面ではどうしてもマット界の政治家としての面ばかりがクローズアップされがちですが、これでファイターとしての面を堪能することで、自分の中でのバランスが良くなりました。改めて馬場はスターだったんだなぁ、と思います。この年末に見た往年の名画に出ていた、ジョン·ウェインやゲイリー·クーパーと同様に。
    P.S.それにしても「16文」は”音で聴くプロレス”も素晴らしいことを教えてくれた作品でした。あれを聴く限り、プロレスのラジオ中継って全然「アリ」なんじゃないかって思ってしまうんですが…。

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