悪魔王子急襲!

 昨日のサムライTV『S-ARENA』にはK-1ファイターのバダ・ハリが緊急出演。私が聞かされたのはスタジオ入りしてからだった。9月22日放映分ではエミリヤーエンコ・ヒョードルが緊急出演。新しいスタジオになってから大物格闘家が飛び入り出演するようになったのはなぜ?
 それはともかく格闘技系の取材をしたことがない私にとっては、バダ・ハリはテレビで観る人物にすぎない。その言動、行動から悪童とか悪魔王子呼ばれているだけにどんな人物かと緊張していたら、実際には温和な感じで「日本の食べ物で好きなのはテッパンヤキ。ワギュウ(和牛)は世界で一番ウマイよね。ロウ・フィッシュ(刺身)は苦手…」などと実に気さくな24歳の青年だった。
 ところが番組本番になるとスイッチが切り替わり「今のK-1は年寄りばかり。俺が優勝して時代を変える」と宣言。12・6横浜アリーナにおける『K-1ワールドGP2008ファイナル』で対戦するピーター・アーツに対してもまったくリスペクトを感じていないような発言を連発。
 さらに9・23さいたまスーパーアリーナにおける『DREAM6』におけるリング上からの「今日は凄いKOと素晴らしい試合を観るために呼ばれた。だが、抱き合ったりキスしたりするシーンしか見ていない。本当の真剣勝負、本当のノックアウト、本当の試合を観たいんだったら、みんなは間違った場所に来ているかもしれない。これから行き先の正しい住所を教える。今日の試合をしたすべての選手にその場所を言いたい。アリスターもミルコも全員だ。つまりK-1だ。本当の試合をしたい選手、本当の試合をしていると思いこんでいる選手たち、K-1、『Dynamite!!』で闘おう。これが真剣勝負じゃないということを、オレが立ち技、K-1で教えてやる」という発言について聞いてみると、
「K-1で優勝して、大晦日の『Dynamite!!』でMMAをやったって構わない。密かに絞め技を研究しているんだ」と笑った。その言葉がビッグマウスに聞こえないところが、さすがバダ・ハリ。そして話を聞いていて感じたのは、常にファンの興味、心理を考えていること。
 強さ、ファンを惹きつけようという意識、そして自己プロデュース…バダ・ハリは確かにK-1の次代を担うプロ・ファイターだった。

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