インディー三昧

昨日は新宿FACEでインディーのハシゴ。まず昼の部はガッツ石島率いるガッツワールドだ。
 ガッツワールドは12月6日で4周年を迎えるが、私にとっては初体験の団体。そこには“小宇宙”が確立されていた。ガッツ石島率いるメタボ軍と田村和宏率いるSTYLE―Eの団体抗争、佐野直率いるグレートプロレスの侵略、一宮章一率いる悪のサンジャポ軍団の存在(TBS『サンデージャポン』が取材に来ていた)などなど、それぞれの試合にテーマを持たせているのだ。
 元全女の今井良晴氏がリングアナをやっていたのにはビックリしたし、元レディース・ゴング編集長で現在はレディース・リング編集長の泉井クンが館内実況をやっていたのにもビックリ。さらにはUインター→キングダム→リングスで活躍し、現在はリングス金原道場を主宰する金原弘光と再会。「実は今日、ウチの道場生が出るんですよ」とのことで、一緒に観戦した。
 新宿FACE2回目の興行となった今大会はビッグマッチということでTAKAみちのく、大ハヤブサ、田中将斗という大物も参加。TAKAはラ・マルクリアーダとタッグを組んでSUZUKI&植松寿絵とのミックストマッチに登場した。男女職人対決となったTAKAvs植松はまったく違和感なし。お互いに攻防を楽しんでいるという雰囲気だった。
 そしてセミには大ハヤブサの登場だ。大ハヤブサが出現したのは2000年6月16日、FMWの後楽園ホール。当時、本物のハヤブサの江崎英治はマスクを脱いでHなる新キャラクターになっていたが、FMW悪の権力者・冬木弘道は冬木&GOEMONvsH&ハヤブサという不可能なカードを組んだ。当然、試合は冬木&GOEMONとHのハンディキャップマッチになったわけだが、Hのピンチに現れたのが大ハヤブサだった。5日後の6・21後楽園では冬木&ミスター雁之助&GOEMON&井上京子vs大ハヤブサ&H&黒田哲宏&リッキー・フジというカードが組まれ、冬木が大ハヤブサのマスクを剥ぐと、そこにあったのは怒り心頭の天龍の顔だったというオチだった。
 その後、大ハヤブサは03年11月20日、WMFの後楽園大会でマンモス佐々木と組んで雁ノ助&非道を一蹴、05年10月27日には後楽園のハッスルハウス10で金村キンタロー&田中将斗に袋叩きにされる安田忠夫を救出するために出現している。初登場から8年半にして今回が5度目…大ハヤブサを観る機会は本当に少ないのだ。
 今回の大ハヤブサのカードはリッキー・フジと組んでの雁ノ助&GOEMON戦。過去に戦った因縁ある相手だ。3年ぶりに登場した大ハヤブサのマスク&コスチュームはブルー。マスク越しに見える目元にはペイントが施されてある。
 とにかくデカイ。最近のレスラーは小さいだけに大ハヤブサの大きさとゴツさは際立つ金原も「うわぁ、やっぱり天龍さんはデカイですね!」と声を上げていた。
 雁ノ助&GOEMONはゴング前から大ハヤブサに殺到して先制攻撃に出たが、大ハヤブサはエプロンからのトペで反撃、そしてマスクを剥がされて“天龍の素顔”が露になるや怒りの攻め。チョップ、グーパンチの乱れ打ちで雁ノ助&GOEMONをふっ飛ばし、最後はグーパンチ→投げっぱなしパワーボム→ラリアットのフルコースでGOEMONをKO! 圧倒的な存在感と迫力を示して、天龍…いや、大ハヤブサは無言でリングを降りた。
 メインでは田中将斗がガッツワールドのホープ、ダイスケに胸を貸した。つい6日前には両国で永田裕志と大勝負を演じた田中だが、こうしたインディーのリングでも全力ファイト。まずは腕を取り、ヘッドロックに取り、足攻めに移行し…という基本的な攻防でダイスケの力量を試した上で垂直落下式ブレーンバスター、パワーボム、スーパーフライ、ラリアット、フィニッシュにスライディングDと技の出し惜しみなし。ダイスケにプロレスをレクチャーしつつ、ファンが望むものをキッチリと出した将斗はさすがだったし、食らいついていったダイスケもよかった。試合後、植松が「やっぱり田中将斗は凄いですね」と試合への姿勢、試合運びの巧さに感嘆していたのが印象的だった。
 夜の部は久々のIWAジャパン。いかがわしく、まったりした独特の空気は健在だった。こちらではケロちゃん(田中秀和)がリングアナをやっていたのはビックリ。
 さて、今大会の目玉は東スポで煽っていたビッグフットの登場。このビッグフットが本物かどうか鑑定するために動物学者で未確認生物をUMAと命名したことでも知られる実吉達郎氏を招待していた。ハッキリ言って、馬鹿馬鹿しいことをここまでやってしまうのがIWAジャパンのいいところなのだ。
 問題のビッグフットは三本線が入ったジャージを履いたゴリラの着ぐるみというのが正解か!? いや、それでは夢がない。とにかく強く、維新力が手も足も出ずにビッグフット(フロントキック)でKOされてしまった。ビッグフットだけでなく、そのエージェントのハルミヤコなる高飛車な美女のキャラもグッド。意外にブレイクしたりして…。
「また遊びに来てちょうだいよ!」と帰り際に浅野起州社長。はい、また来るので、よろしくお願いします!

「インディー三昧」への1件のフィードバック

  1. プロレスとは関係ない話かも知れませんが、現在TV等で大相撲の八百長疑惑が報道されてます。
    小佐野さんは何か思うこととかはありますか?

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