久々のハッスル

 昨日は後楽園ホールでハッスル。私にとっては8・21後楽園以来、約2か月ぶりの生ハッスルだった。
「これもあり!」と、どちらかというとハッスル肯定派の私だが、どうしても拭えない違和感。久々に観て分かったのは、ハッスルにはプロレス特有の“裏読み”の楽しみがないのだ。キッチリと構成された世界だから、目の前に提供されるものをそのまま観て、面白いか、面白くないかだけ。ああでもない、こうでもないとこねくり回す余地がないところが違和感につながっているのだと思う。
 ということで素直に観たままの感想を書くと、印象に残ったのはダンプ松本、謎の空手少女KG(空手ガール・珠里)、天龍源一郎、ゼウスの4人。
 ダンプ松本の存在感はピカ一。それも“懐かしのレスラー”ではなくリアルタイムの存在感だ。やはり自分のキャラクター、世界を確立しているレスラーは違う。やはりプロレスラーは絵にならなければトップを取れないのだ。そんなことを改めて感じさせてくれた。
 喫茶店の美少女という設定で登場した空手少女KGは10・26栃木でHG、RGと組んで鬼怒川三人衆と戦うことが決定したが、チラリと披露した空手ムーブは説得力があったし、ファンの心を掴みそうな気配。いきなりスター誕生があり得るのはハッスルならではで、男子レスラーでも超新星が出現してほしいものだ。
 7・6福岡のボノ戦から不調続きの天龍はようやく復活ロードをスタートさせた。ハッスル劇場に愛娘の紋奈ちゃんまで登場したのはビックリしたが、そこまでハッスルに懸けるものが天龍にはあるのだろう。これから先、天龍がハッスルという世界で自分をどう表現していくか注目したい。
 最後にゼウス。かつてはハッスルの空気に合わず、何をやっても観客は無反応という状態でどうなるものかと思っていたが、ようやく認知されてきた。元々、力のある有望な若手だけに一度波に乗ってしまえば一気に駆け上がることも考えられる。案外、このゼウスが今後のハッスルのカギを握る男になるかもしれない。

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