8・31両国は放送席も対抗戦!

 夏休み最終日の8月31日は両国国技館で全日本プロレスがビッグマッチ。諏訪魔に太陽ケアが挑戦する三冠ヘビー級選手権、武藤敬司にG1クライマックス覇者・後藤洋央紀が挑戦するIWGPヘビー級選手権の2大メジャー選手権が開催される。
 この模様はスカパーのPPVで生中継されるが、放送席も対抗戦になった。第1試合から第6試合まではGAORAの『ALL JAPAN B-Banquet』と同じく鍵野威史アナウンサーが実況し、解説は私が務めるが、IWGP戦は実況=辻よしなりアナウンサー、解説=東京スポーツの柴田惣一氏、ゲスト解説=山本小鉄さんという、かつてのテレビ朝日の『ワールドプロレス』の布陣で完全に新日本カラーになるのだ。そして三冠戦を担当するのは全日本プロレスの実況で一世を風靡した若林健治アナウンサー、解説は私と渕正信さん。こちらはコテコテの全日本カラーになった。リング上でなく、放送席も新日本と全日本にハッキリ分かれるのである。
 これは私自身も楽しみ! とは言っても、自然体で三冠戦を解説するだけのことだ。今回の三冠戦の意味は深い。表面上は諏訪魔にケアが挑戦するわけだが、実際には四天王プロレス全盛の馬場・全日本、その後の三沢・全日本、元子・全日本、そして現在の武藤・全日本を知るケアにジャイアント馬場もジャンボ鶴田も天龍源一郎も、川田以外の四天王も知らない武藤・全日本育ちの三冠王者・諏訪魔が挑戦する試合だ。ケアはキャリアと経験を口にするが、これだけはどう逆立ちしたって諏訪魔が今すぐ手にできるものではない。この三冠戦は過去の全日本と現在進行形の全日本がぶつかり、そして融合する重要な試合だと私は解釈している。その意義を、試合を通して解説したいというのが今の私の気持ちだ。お楽しみに!

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