W猛のGHC戦

 昨日の日本武道館における森嶋猛と力皇猛のGHC戦は、会場に足を運んだ人にはどう映っただろうか? 私は6月30日のダイアリーで「2人だけにしかできない戦いに期待する」と書いた。ヘビー級の体と、かつて一緒に上を目指した魂がぶつかり合った時に何が生まれるか…そこに期待したのだ。
 私的には、もちろん100点満点とはいかないが、満足できるタイトルマッチだった。真正面からタックルをかまし合い、張り合い、ラリアットを叩きつけ合うというシンプルな戦い。この2人には細かいテクニックや、緻密な試合の組み立てなど必要ない。その体をぶつけ合うことによって他にはない個性が生まれる。セオリーなどぶち破るスーパーヘビー級のド迫力を見せられればいいのだ。試合時間は13分24秒。いいじゃないか。長い試合がいいというものではない。時間やスタミナ配分を考えずにガンガンぶつかり合って、力尽きた方が負ける。実にシンプルだ。
 正直な話、この2人なら、もっと迫力のある試合ができるはずだと思うが、昨日の時点では、あれが精一杯だったろう。そして試合を通じて感じたのは2人の絆。05年に小橋を破って一足先にGHC王者になった力皇は、その重責、辛さを知っている。今の森嶋の苦悩も知っている。だから「悩んでいるより、俺とガンガンやろうぜ。やりたいファイトを仕掛けてこい」と挑戦を表明したように感じた。表面的には王者=森嶋、挑戦者=力皇だが、実際には同じラインに立っての盟友対決だったように思う。
 昨日の武道館の観客動員数は9500人。1万人を切った。きっと批判もされるだろうが、森嶋はここからスタートして、1万人以上のお客さんを集められる魅力的なチャンピオンになればいい。次の挑戦者に自ら「佐々木さん、お願いします」と健介を指名した。そう、チャンピオンと言っても、今の森嶋はあらゆる意味でチャレンジャーなのだ。タイトルマッチを通じて本当にスケールの大きなレスラーに育ってほしい。

「W猛のGHC戦」への3件のフィードバック

  1. 森嶋対力皇期待してましたが試合内容は全然ダメでした。
    この2人はスター性がない。丸藤、KENTAをメインイベンターにするべき。
    9500人と発表されてますが実際はもっと少なかった

  2. 森嶋はパワーファイターと小佐野さんは言って
    ますが森嶋の腹の出た体を見るとバワーファイターと言っても説得力がない。
    ノアは煽りVをいれたり、流れが関係ないカード突然組むのはやめて見てるお客がノリやすい環境をしてほしい。

  3.  NOAHは、世代交代の時期が遅すぎたのではないでしょうか?
    やはり今まで三沢、小橋、田上、秋山を中心での展開を引っ張りすぎたため、上記選手がメインクラスの試合出なければ満員にならないと言う安全パイ策が長すぎたと。(お客さんの入り方は、団体には、大事な事ですが)
     全日本で四天王が支持されたのは、上に選手がいない事で若い20~30前半の伸び盛りの選手が責任感を持ちのびのび司会が出来たのが支持されたひとつの原因だったのではと思います。
     今は、多少上記選手が引いた形でも武道館のメインと言うのは、重荷だったのかと?これからのNOAHは、森嶋、力王、丸藤
    等がもっともっと修羅場をくぐってかなければ明日のNOAHは、マニアだけのものになるので観客動員を気にせずにマッチメークしてゆかなければと思います。
     観客動員の発表もZERO-ONE MAXのようにやめても良いのでは?かんじんなのは、観客動員の多い少ないよりよい試合が立ったか、否かではないでしょうか?

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