新日本後楽園3連戦

「天山、待たせたな! 探したぞ。もうちょっとしっかりしようぜ、なあ。俺もお前も、まだまだ団体のトップ張っていかなきゃいけないだろ。張っていく気があるのか!? 答えろ、天山!」
「コジ! やってやるよ。まだまだ負けへん。諦めへん。IWGPも狙うし、G1も獲りにいく。コジ…新日本、全日本関係ない。2人でこの業界、盛り上げていこうぜ! 俺はプロレスに友情はあるって信じてるよ。コジ、プロレスに友情あるやろ? まさかコジが助けにきてくれると思わなかった。ありがとう、今日は」
 昨日の新日本後楽園3連戦最終戦、天山&小島のテンコジが復活した。天山は飯塚とのランバージャック・デスマッチに勝利したものの、試合後にGBHに袋叩きにされるといういつもの展開。そこに4月に右肘の手術をして欠場中の小島が出現、天山を救出したのである。
 そして冒頭のやりとり。ベタだが、この2人には本当に似合ってしまう。テンコジ・コール、友情コールが起こって、泣いているファンもいた。“ベタな青春”こそテンコジの世界と言っていいのかもしれない。
 思えば2人は昨年1・4東京ドームで武藤&蝶野に敗れてから、それぞれに苦悩してきた。天山は、当初はGBHのボスだったはずが、真壁の台頭で影が薄くなり、そして負傷欠場→GBH追放→野良牛と転落の一途だったし、小島は新たな可能性を求めてブードゥー・マーダーズ入りしてヒールに転向したが、ブレイクすることができないままに右肘手術のため入院→欠場中というのが現状だ。そうしたことを考えると、今回の合体による再スタートは必然だったかも。
 全日本の解説者の立場からしたら、小島はまだ復帰していないし、VM所属のままだから、今回のアクションによってどういう立ち位置になるのか気がかかりだが、まあ、細かいことを気にするよりもテンコジの新たな展開を楽しみにしたい。
 さて、今回の新日本後楽園3連戦。初日は中西VS真壁、ヘビー転向の井上が永田と組んで真輔&後藤にアタック、IWGPジュニア・ヘビー級王座決定トーナメント2回戦、2日目は新日本VSゼロワン対抗戦、そして昨日の3日目は天山VS飯塚のランバージャック・デスマッチ、永田VS後藤、IWGPジュニア決勝トーナメントと、それぞれに趣向を凝らしたものの、観客動員には苦戦した。
 私は初日と3日目に行った(2日目は『S-ARENA』収録のため行けず)が、客入りは抜きに、ひとつの大会としてどちらも楽しめた。進行はスムーズ、同じような試合が続くことがなかったし、どの試合も集中して観ることができたのである。目に見えない部分で新日本は変わってきているなと感じさせられた2大会だった。
PS.tamaさん、『あの秋山準が…』へのご指摘、感謝しています。実はもう1個、凡ミスがあって、それも含めて訂正しておきました。このダイアリーを覗いてくれる皆さん、今後も何かあったら“お手柔らかに”“愛情を持って”ご指摘ください!
 

「新日本後楽園3連戦」への1件のフィードバック

  1. テンコジの盛り上がりがすごかったですね。確かに湧いて当然だと思いますし、天山選手の気持ちもわかります。
    が、私のところからはマシン選手とヤングライオンたちがちょうどまっすぐ見えていて、微妙な表情と仕草をしていたのがとても気になりました。ランバージャックで頑張っていた分、複雑な気持ちだったのでしょうか。

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