ハッスルが行く道は?

 上半期最大のイベント『ハッスル・エイド2008』を終え、昨日はハッスルにとってリニューアル第1弾の『ハッスル・ハウスvol.37』。7月からはナンバー大会とハウス大会が統合されたハッスル・ツアーになるから、これが最後のハウス大会だったわけだ。
 残念だったのは、締め切り間際の原稿があったためにオープニングの川田VS鼠先輩の歌対決が観られなかったこと。だが、オープニングマッチの坂田&TAJIRIと長尾銀牙、KUSHIDA、チエの試合は興味深いものがあった。この試合はエンターテインメントではなく、完全にプロレス寄り。KUSHIDAとチエの何気ない身のこなしから、彼らがきっちりとプロレスの基本を学び、習得しているのが感じられたからだ。
 ニセHGには笑えた(マスクマンと同じで、公表していない以上はあえて正体は明かしません)ものの、7・6福岡国際センターからスタートする『ハッスルGP2008』を目前にした大会だけに、昨日は全体的にプロレス色が強かった思う。よくよく見ると、芸人はRGだけで、ハッスルを牽引してきたインリン様、HGがいないのである。
 ハッスルのポジションは難しい。エンターテインメントに走れば「そんなのはプロレスじゃないだろう」と言われ、プロレス色を打ち出せば「それはファイティング・オペラじゃないでしょ」と言われる。どちらに転んでも、何だかんだと言われてしまうわけだ。
 去年、Gスピリッツで対談した時にハッスルの山口代表はこう言っていた。
「僕らとしてはプロレスか、プロレスじゃないのかっていうのはファンや関係者に決めてもらえばいいと思っているんですよ。ただ、どこかでプロレスの再興っていうのは担わなければならないと思っているし、逆に新しいジャンルを作っていかなきゃいけないとも本気で思っている。矛盾する2つのテーマはハッスルから絶対に外せないものです。これは絶対にやり遂げたいですね」
 7月からのハッスルの行く道を注視したい。

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