あーちゃん

 昨日の『ハッスル・ハウスvol.36』での私のお目当ては髙田モンスター軍、ハッスル軍に次ぐ第3勢力として発進したボノちゃん部屋の新弟子あーちゃん。かつては天龍に対決を挑んでWARの若きエースと呼ばれ、全日本に入団してからもその巨体で期待され、肉体改造に取り組んだこともあるが、この1~2年はトホホなバカボンのパパになり、遂にはハッスルにまでたどり着いたのだ。
 その記念すべきハッスル・デビュー戦の反対側コーナーにはかつての師・天龍が。鬼のような形相の天龍にペットボトルを投げつけられ、チョップで胸を真っ赤にされ、グーパンチでアゴを直撃され…ある意味、期待通りの初戦になった。
 でも、私は今の荒谷も実は買っている。GAORAの全日本中継でボロクソに言ったりもするが、それはバカボンのパパのキャラを認めているから。あれを褒めたら、逆におかしいでしょう。
 トホホでいられるのも打たれ強くタフだからに他ならない。天龍にボコボコにされ、鈴木みのるに顔面が腫れるほど殴られてもトホホでいられるのはタダ者じゃない。そして、たまに攻めに転じればラリアットは重いし、あの体でムーンサルト・プレスもできちゃう。チャンピオン・カーニバルではグラビア・アイドルがゲスト解説に来たが、プロレス知識のない彼女たちが試合後に印象に残った選手のひとりとして必ず荒谷の名前を挙げていた。面白おかしくわかりやすいということもあるのだろうが、どうあれ、ちゃんとお客さんの印象に残るファイトをやっているのだ。
 こうした諸々のことを考えると、実は荒谷は凄いのである。ここからどう化けていくか、密かに期待している私がいる。
 さて、ハッスルそのものだが、5・24有明コロシアムにおける『ハッスル・エイド2008』が大きな転換期になりそう。ハッスル成功の一端を担ったインリン様の引退は大きいし、新たなものを打ち出さないと頭打ちなのは否めない。
 昨日は大阪プロレスのゼウスが乱入して、ラストは本当のバッドエンドだった。これは今までには考えられないことだ。また、これまではナンバーシリーズと『ハッスル・ハウス』シリーズに分けた興行形態だったのが、7月からは両シリーズを統合して『ハッスル・ツアー』に変わっていく。ちなみに7月の『ハッスル・ツアー』は6日=福岡国際センター、11日=後楽園ホール、27日=横浜文化体育館の3大会だ。旗揚げから4年半…ハッスルは変わる!

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