この10年間の想いを込めて

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 今まで女子プロレスの担当記者になったことがないから、私の女子プロ人脈はかなり偏っている。昨日のサムライTV『S-ARENA』に出演した春山香代子とも初対面だった。JWP関係で知っているのは、今はOZ所属になったダイナマイト・関西、『S-ARENA』に出演したボリショイ、新関真由香、LLPWにいた蹴射斗ぐらいなもの。LLPWはWARと業務提携していたから風間&神取から沖野小百合までの世代は飲んだことがあるし、ジャパン女子OBも知っていたりするのだが。
 さて、春山は98年1月デビューだから、今年で10年選手。話してみて感じたのは、考え方がしっかりしているということ。考えてみれば、この10年というのは元週刊ファイト編集長の井上譲二氏が『プロレス暗黒の10年』という本を書いたり、先日には『プロレス悪夢の10年を問う』なるムック本が出版されるほど、プロレス界にとっては激動の期間だった。特にJWPは春山のデビューまもなくしてキューティー鈴木、福岡晶が引退し、尾崎魔弓、ダイナマイト・関西、デビル雅美らが去り、2000年11月に一度は活動停止にまで追い込まれながら、ここまでやってきた団体だ。そんな環境にいたら、しっかりしていなければやってこられなかっただろう。
「団体が存続するかしないかって時もあったんで、とにかく自分よりも会社という考えがあったんですけど、今は自分が目立ってやろうと。自分が上に立つことで、団体を引っ張っていってやろうと思っています」と春山。
 春山は、天才と言っていい王者・日向あずみに10年間のすべての想いと、その年月培ってきた力量をすべて叩きつける。きっと4・29後楽園のタイトルマッチは王者も挑戦者もJWPに賭けたこの10年間の想いをを表現してくれるはずだ。

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