グラビア・アイドルの感性

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 5日の土曜日に『チャンピオン・カーニバル』が開幕。9日の水曜日まで後楽園ホール5連戦だ。その模様はGAORAの中継で放映され(5日、6日はニアライブで当日放映)、去年と同じく私も解説5連戦となる。公式リーグ戦は鍵野威史アナと、その他の試合は市川勝也アナとのタッグですでに2大会を消化、今日が中日の3日目となる。
 昨日の水道橋周辺はプロレス一色。昼12時から後楽園ホールでDDTとドラゴンゲートのコラボによるDDG(ドラマチック・ドリーム・ゲート)。オープニングは中澤マイケルと松永のヌルヌル・ブラザースと戸澤&菊タロー(負傷欠場の大野の代打)のメタボリック・コネクションの激突、第2試合ではゴージャス松野VSストーカー市川のぐだぐだ対決、モッチーとディーノが頭をぶつけたことによって中身が入れ替わった一騎打ち(つまりモッチーがディーノのコスチューム&スタイルでファイトし、ディーノはモッチーのコスチューム&スタイルでファイトする=DDTのお家芸)などの笑いの要素たっぷりだったが、メインでは現トライアングルゲート王者の鷹木、ハルク、サイバーがKO-D無差別級王者HARASHIMA、飯伏、アントンの現在のDDT若手トップ3人を撃破するというシビアな試合。思い切り遊び、ピシッと締める絶妙なバランスはDDTとドラゴンゲートならではだ。
 この大会が終わるや、午後3時から至近距離のJCBホールでゼロワンMAX。軸となったのは新日本との対抗戦である。さすがに私は午後7時開始の『チャンピオン・カーニバル』解説に備えて、第2試合の佐藤耕平VS田口隆祐を見届けた時点で退散したが、あとで聞いたら実に4時間に及ぶ興行になったという。第1試合から盛り上がっていたし、選手たちは力が入ったのだろう。そういえば『S-ARENA』で「耕平選手のキックを受け止めて、受け流す」と宣言していた田口が、実際にはドラゴン・スクリュー、膝十字、足4の字などでねちっこく耕平のキックを封じ込めていたのが面白かった。田口は武藤や棚橋タイプのレスラーになっていきそうな気がする。
 さて、『チャンピオン・カーニバル』だ。このダイアリーを読んでいる人だったら、きっと得点経過を把握していると思うが、一応、2日間の星勘定を記しておくとAブロックは武藤=2戦2勝(ケア、小島)=4点、小島=2戦1勝(川田)1敗(武藤)=2点、ケア=2戦0勝2敗(武藤、棚橋)=0点、川田=1戦0勝1敗(小島)=0点、棚橋=1戦1勝(ケア)=2点。
 Bブロックは健介=2戦0勝2引き分け(西村、諏訪魔)=2点、諏訪魔=1戦0勝1引き分け(健介)=1点、西村=2戦0勝1敗(ジョー)1引き分け(健介)=1点、鈴木=1戦0勝1敗(ジョー)=0点、ジョー・ドーリング=2戦2勝(鈴木、西村)=4点。
 例によって先が読めない星の潰し合いになっているが、得点状況に関係なく充実していると思われるのがAブロックでは武藤と棚橋、Bブロックは…ジョーが走っているが、ここは諏訪魔という気がする。というよりも、この春の祭典で飛び抜けることができなければ、次のチャンスはかなり遠くなってしまうだろう。
 この春の祭典、テレビ的には昨年は日替わりでお笑いタレントがゲスト解説に来てくれたが、今年はグラビア・アイドルが日替わりで登場。5日は相澤仁美さん、6日は田代さやかさんがゲストだった。
 ふたりともプロレスの知識はほとんどない。ただ、テレビでは結構、選手と接点があった。相澤さんは北斗昌と番組共演を通じてメル友になったことで健介ファミリーの選手を知っていたし、武藤、川田ともテレビで共演したという。田代さんも健介とクイズ番組で対決したと言っていた。
 私が感心したのは彼女たちのタレントならではの物の感じ方だ。相澤さんは棚橋の試合を観ながら「棚橋さんは弱音を見せない人ですね。たとえ痛くても表情に出さずに、あくまでもカッコイイ姿を貫く。それって本当にカッコイイと思います」と言っていたし、田代さんも棚橋については「棚橋さんって技をかけるたびにカメラマンに向かってイイ絵になるようにポーズを作ってますよね」と感心していた。“見られる仕事”をしている彼女たちの視点はさりげなく鋭い。お客さんに四方から見られてしまう状況で戦うということにも感じるものがあったようだ。
 これを機会に彼女たちが少しでもプロレスに興味を持ってくれて、その面白さをタレント仲間に伝えてくれたら幸いだと思う。
 なお、掲載している写真は左から市川アナ、私、相澤仁美さんです。(提供=神谷繁美カメラマン)

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