ノアのタッグリーグ戦開幕

 ノアの『グローバル・タッグリーグ戦』がスタートした。昨年はジュニア・タッグリーグ戦、GHC次期挑戦者決定リーグ戦、GHCタッグ王座決定リーグ戦を開催して地方でのカード強化をしたノア。今回のタッグリーグ戦は年間の恒例行事として定着させたいようだ。
 開幕戦となった昨日の後楽園ホールはいいムード。このところSEMでやり合っている伊藤と山口のノアVS健介オフィス若手対抗戦が第1試合に組まれたこともあって、いきなり会場は熱気ムンムン。私にしてみれば、何だか全日本プロレスにジャパン・プロレスが乗り込んできた時のような活気を感じる。山口竜志だけでなく、2月にデビューした起田高志、宮原健斗も新人とは思えない体力と技量を持っているから今後の若手戦線が楽しみ。今、ノアの中で谷口、青木、伊藤に差をつけられてしまった感がある平柳と太田にVS健介オフィスできっかけを掴んでほしいと思う。
 タッグリーグ公式戦は2試合。まずは健介&勝彦VSディーロ&ブキャナン。かつて全日本マットで戦っているから知らない間柄ではない。健介&勝彦にとっては、やりやすい初戦だったはずだが…ディーロ&ブキャナンはやっぱりメジャーリーガーだった。体がデカイ、パワーがある、当たりも強い、動きも速い、そして巧い! 昨年5月にノアに初参戦した時には、全日本のROD時代のようなファンの支持がなくてどうなることかと思ったが、10月にGHCタッグ王座を奪取して実力を証明し、10・27武道館で丸藤&杉浦にベルトを奪われた試合で完全にノア・ファンに認知された。昨日の後楽園ホールでも、ちゃんと観客とコミュニケーションを取っていたから全日本時代の経験は無駄ではなかった。最後はブキャナンが健介のノーザンライト・ボムに敗れたものの、私は敢えてこのディーロ&ブキャナンを優勝候補に推したい。
 メインは森嶋&ヨネVS秋山&力皇。これは去年の4・1後楽園の再戦でもある。その時はGHCタッグ王者の森嶋&ヨネに秋山&力皇が挑戦して、秋山組が王座奪取に成功している。結果から書いてしまえば、今回も秋山組が勝った。ハッキリ言って、セミの健介&勝彦VSディーロ&ブキャナンの方がいい試合だったと思うが、このメインもハードな戦い。森嶋とヨネは爆弾を抱えている力皇の首を徹底的に狙ったし、また新GHC王者・森嶋が試合の途中から右腕を気にし始めて、試合後には医務室に直行している。各選手が体を張った過酷なリーグ戦になることを予感させるような試合だった。
 やはり注目は健介&勝彦絡みのカードになると思うが、どれもタッグ選手権と言っていいようなカードばかり。今日の越谷・桂スタジオでは、早くも健介&勝彦と現GHCタッグ王者の丸藤&杉浦が激突する。
 
 

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