Gスピリッツが目指すものは…

 すでにモバイルGスピリッツで告知され、アマゾンなどのネットショップでも明らかにされているが、Gスピリッツ第6号の発売が4月16日(水)に決定した。言い訳させてもらえば、このところダイアリーの更新が不定期になっているのは、Gスピリッツ用の様々な仕込み、取材、原稿書きがスタートしているから。本当は昨日のゼロワンMAXの靖国プロレスにも行きたかったのだが、原稿を優先させた。
 前回の第5号の発売は1月12日。3ヵ月以上も間隔があいてしまい、それまで毎月楽しみにしてくれていた方々には申し訳なく思う。その分、僕たちGスピリッツにかかわる人間は充実した本を提供したいと思っている。
 私は、Gスピリッツに競合誌はないという感覚でいる。週刊プロレスともGリングともまるっきり方向性が違う本だからだ。極端に言ってしまえば、共通点はプロレスを取り上げているということぐらいか。いち早く情報を知りたければネットもある、新聞もある、週刊プロレスがある。そちらでどうぞと言うしかない。
 では僕たちGスピリッツが目指しているものは何か? 「今のプロレスが載っていない懐古趣味の本」という声もある。そういう人たちはちゃんと読んでくれていないのではないかと思うし、そう受け取られたとしたら、それは僕らの力量不足でもあるのだろう。
「あの時代はよかった!」「昭和はよかった!」がテーマではない。あの時代のプロレスはなぜ熱かったのかを、今の視点に立って考察することに僕たちは重きを置いているのだ。そこに必ずや未来のプロレスのヒントがあるはずだから。
 また、物凄いスピードで過ぎていく時間の中で忘れ去られたり、埋没してしまったものの、実は気になっていた試合や事件を独自の視点で発掘することも大事な作業だと思っている。その時には見えなかったものが、時間を経た今だからこそ見える、あるいは明らかにできるということもある。そうやってプロレスを深く味わえる材料を提供したいのだ。
 Gスピリッツはプロレス情報誌ではなく、プロレスを考える専門書。とはいえ、もちろん作り手の自己満足では本はもたない。でも、こういうコンセプトで、本として丁寧に作られたプロレス専門書があってもいいのではないかと私は勝手に思っている。4月16日…ご期待ください。

「Gスピリッツが目指すものは…」への2件のフィードバック

  1. >では僕たちGスピリッツが目指しているものは何か? 「今のプロレスが載っていない懐古趣味の本」という声もある。そういう人たちはちゃんと読んでくれていないのではないかと思うし、そう受け取られたとしたら、それは僕らの力量不足でもあるのだろう。
    この物言いはいただけないと思います。そういったコンセプトがあるなら創刊の時に誌面で、あるいはこのブログでもそう明記すべきではないでしょうか?
    小佐野氏を知っている昔からの読者ならまだ真意が汲み取れるかもしれませんが、最近のプロレスファンや今からファンになろうとしている人にはわかりにくいし、暗にGスピリッツは敷居が高いんだよって突き放されているように感じました。
    金村問題でさらにプロレス界がイメージダウンになっているところなんだからもう少し配慮してほしいと思います。

  2. 『Gスピリッツ』創刊号より続けて購読させていただいております。
    待望の6号、楽しみです。30年以上プロレスを見てきましたが、
    まだまだこのジャンル奥深いですね。その面白さを様々な
    斬り口で読ませてくれる『Gスピリッツ』、発売日が待ち遠しいです。小佐野さんを始め編集スタッフの皆様の更なるご健勝をお祈り
    申し上げます。

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