全日本開幕

 昨日の後楽園ホールからスタートした全日本プロレス新シリーズの主軸になるのはジュニア・タッグ・リーグ戦。ジュニアと言うと新日本のイメージが強いが、全日本のジュニア・タッグの歴史は古い。一番最初は1984年9月。メキシコUWAと業務提携したことで『世界最強ジュニア・タッグ決定リーグ戦』が行なわれ、チャボ&ヘクターのゲレロ兄弟を破ったマイティ井上&グラン浜田が優勝している。その他、大仁田厚&渕正信、ベビー・フェース&フィッシュマンなどが参加していた。2002年にも『世界最強ジュニア・タッグ』は開催されて、渕&浜田のベテラン・コンビを退けてカズ・ハヤシ&ジミー・ヤンが優勝。そして2年前の06年には『2006ジュニア・タッグ・リーグ戦』が開催されてNOSAWA論外&MAZADAが優勝したわけだ。
 2年ぶりとなる今大会は参加チームの実力のバランスが取れているが、そんな中で近藤修司&シルバー・キングはテクニック、パワー、ラフ、インサイドワークとすべての要素を兼ね備えており、メチャクチャ強い。文句なしの大本命である。個人的には新日本を退団して全日本に新天地を求めてきたエル・サムライに注目している。半年のブランクをどうカバーしていくのか、ベテランならではの戦い方を見ていきたい。
 昨日の後楽園でジュニア・タッグ公式戦以外に印象に残ったのは、全日本ファンの諏訪魔に対する大きな期待感。今、三冠王者は健介だが、やはりファンは全日本所属選手の戴冠を望んでいるのだと強く感じた。今、それを託せるのは諏訪魔しかいないということだ。VMでの2年間は諏訪魔がプロレスを感じる上で、レスラーとしての器量を広げる上で必要だった時間。ここからが真のスタートである。
 もうひとつ感じたのは、昨日のダイアリーでも書いたが、健介オフィスの新人たちの骨太なファイト。タッグ・リーグ公式戦に出場した勝彦を除く竜志、起田、健斗が健介と組んで諏訪魔、荒谷、平井、駿河と8人タッグでぶつかったが、全日本初登場となる起田&健斗はまったく物怖じせずに闘志を剥き出しにしての好ファイト。たまたま帰りのエレベーターで吉田万理子に会ったが、吉田は若手を育成する『息吹』興行を主催しているだけに、健介オフィスの新人たちのファイトに感心していた。メインで武藤と組んだ真田、西村と組んだ征矢ももっと頑張らなければ! ということでメインのテレビ解説は多分、辛口になっていたと思います。

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