鈴木みのるの引き出し

 昨日はGAORA全日本中継の解説で大阪へ。目玉は武藤&神奈月のW武藤に鈴木みのる&アントニオ小猪木が挑戦するF-1タッグ選手権だった。
 一昨年6月、小島&イジリー岡田相手に初タッグを結成したW武藤は同年12月に天山&原口あきまさを下して初代F-1タッグ王者に。以後、渕&上島竜兵、健介&ザ・たっち相手にV2に成功。ここで最強(?)の挑戦者を迎えたわけだ。
 それにしても、あの鈴木みのるが芸人と絡めるのか? 芸人のネタに付き合ってくれるか? これがやってくれました! それもノリノリで。例によって神奈月に井上陽水のモノマネを要求すると、これが実にウマくて武藤もビックリ。さらに「もっと他にねぇのかよ!」と逆要求して自ら萩原流行をやってのけ、神奈月の新庄剛志にはイチローで対抗。途中で「もうやってられねぇ!」と花道を引き揚げてしまったと思いきや、しばらくしたら、何と昨年11月8日の新木場における『NOSAWA GENOME THE FINAL』に登場した“世界一性格の悪い超獣”ブルーザー・ミノディが出現!
 このミノディは、みのるがYOU TUBEやビデオで4時間研究、さらに自分がプロレス・ファンだった時代の記憶をミックスさせて完成させたキャラクターなのだ。
 試合はミノディが勝手に暴れている間に小猪木が神奈月のシャイニング・ウィザードに敗れたが、存在感ではみのるがピカ一。「プロレスで武藤に、芸で神奈月に勝つ!」を見せてくれた。
 これまでメカマミーに始まり、小学生のラム会長、ディーノ、佐々木貴、マッスル坂井、佐野直、726、アントニオ小猪木らと試合をやってきたみのる。
「プロレスのリングに上がったら、どんなものでもそれはプロレスなんだよ」
 と言うみのるは、スケジュールがカチ合わない限り、オファーを断らず、どんなリングでもキッチリとみのる色に染めてみせる。このF-1タッグでも、そんな引き出しを開けてくれた。
 それにしても全日本のリングにどういう形であれ猪木が上がり、大猪木コールが起こったのだから、これは事件! ここまでハードルが上がったら、次の挑戦者チームはいるのだろうか…。

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