ドラゴンゲートの年末

 昨日のドラゴンゲート後楽園ホール大会は「年末やから」ということで、スペシャルなマッチメーク。アンソニー、ハルク、キッド(鎖骨骨折のシーサーの代理)がポスハーツを一夜限りで復活させ、メインではCIMA、フジイ、鷹木の初期ブラッド・ジェネレーションとモッチー、享、クネスのファイナルM2Kが激突した。考えてみれば今年1月4日の本川越でブラッドとM2Kはラストマッチをやっている(この時、鷹木はROHにいたため、マット・サイダルがCIMA&フジイと組んだ)が、遠い昔のような気がする。それだけドラゴンゲートの流れは速いということだ。
 その他、斎藤了がサイバー・リョウに変身してサイバー・コングと激突したりと、年末ならではのお楽しみ大会の要素が強かったが、リング上のファイトは相変わらずのグレードの高さ。特にノアの金丸&青木が土井吉のGHCジュニア・タッグ王座に挑戦した試合は25分を越える熱闘だった。
 土井吉と巧者・金丸が絡むのだから好試合にならないわけがないが、印象に残ったのはキャリア丸2年の青木の頑張り。タイトル初挑戦、しかも他団体のリングで初対決の相手にもかかわらず、青木は金丸の好リードもあって土井吉のスピードとテクニックにピタリと付いていった。本人は「金丸さんにリードしてもらったのに足を引っ張ってしまった」と悔しがっていたが、ちょっとした間やタイミングのズレをきちんと認識しているだけでも大したもの。私はプロレス大賞選考会で新人賞に青木を推していたが、来年の十番勝負によって必ずや伸びるはず。2008年はドラゲーとGHCジュニアの絡みがさらに高度になっていくはずだ。
 それにしても、よくお客さんが入った大会だった。普段よりリングサイドの席を増やしても超満員札止め。今年は新日本、ノアなど他団体とも積極的に交流を図り、それが吉と出るのか凶と出るのか危惧する声もあったものの“ドラゴンゲート”という芯がしっかりしていたから、すべていい方向に出たと思う。それまではあまり外部と関わらずに独自の価値観で勝負していたが、外の世界でも十二分にやれる実力を示せたし、若手の台頭というのも大きかった。このファイナルで鷹木がCIMA、フジイをおしのけてフォールを取ったというのも大きい。
 若い世代が育つのをじっと待ち、外との交流も開始した2007年。準備は整った。2008年は一気にジャンプするだけだ。

「ドラゴンゲートの年末」への1件のフィードバック

  1. ワールドプロレスリングクラシック、最高!猪木vs藤波のラストで泣いてしまいました。確かにレフリーストップのタイミングはかなら早いって感じぃ…しかし新日本を守るが故の身を削る戦いを感じ思わずストップをかけてしまったルーテーズ、そして悪役としてのアクションも考えず思わず藤波、猪木に握手を求めにきた上田馬之助と。。。天龍が抜けた全日本を守る戦いをした超世代軍とダブる新日本を守るために身を削る戦いをした猪木、藤波とその戦いを囲む環境につられ泣いてしまいました、以上!

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