小橋建太の笑顔

 昨日は正午から都内のホテルで2007年プロレス大賞受賞式。印象的だったのはベストバウト賞&カムバック賞のダブル受賞となった小橋建太のとびっきりの笑顔だ。
「前例のない復帰戦だったし、1試合しかしていない中での前例のない受賞だと思います。どういう状態でも応援し続けてくれたファンのみんなの想いがああいう空間を作り出してくれたと思うし、ただの復帰戦にはしたくないという自分の気持ちに三沢さん、ジュン(秋山)、帝王(高山)が応えてくれた…すべての人たちに感謝しています」
 と小橋。そして、復帰したからには、この試合は小橋にとっては勝敗も重要な純粋勝負。試合後にはダメージと試合に負けた悔しさが大きかったという。「負けたままにしたくない」と言う小橋は、高山とのコンビを1回きりにはしたくないようだ。
 思えば、あの試合はリング上で戦ってきた三沢、秋山、高山の1年半と、リング外で命懸けの戦いをしてきた小橋の1年半のぶつかり合いだった。激しくなって当然である。
 さて新年には1・11高知、1・13博多での試合が決定している。小橋にとっての2008年とは?
「無理しないでと言われるけど、全力でやってこそ先が見えてくる。やらないと見えてこないでしょ? やらないで後悔するより、やるなら全力でやらないと。性格上、中途半端じゃリングに上がらないよ。ベルト? こだわってない。まず1試合1試合…」。
 小橋は汗びっしょりになりながら、多くのマスコミの取材を次から次へと受けていた。
 小橋の闘病中、残念ながら週刊ゴングは休刊になってしまった。だが、『Gスピリッツ』という新媒体ができ、創刊号ではリング外での戦いを、現在発売中の第4号では復帰戦を、ずっと小橋番をやってきた木幡一樹クンの手によって伝えられたことは大きな喜びである。
 今後も小橋の真摯な生き方を、熱い戦いを、そこから発せられるメッセージを、そして飛びっきりの笑顔を伝え続けていけたら、こんなに嬉しいことはない。

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