長州特集について

『Gスピリッツ』第2号の長州特集では、編集長の清水さんとタッグを組んだ。清水さんは25年前の“かませ犬発言”の直前にメキシコで長州と接していて、苦悩時代の長州の本音を知る人物。日本スポーツ出版社時代に長州の増刊号を手掛け、長州の自宅まで押しかけていって昔のアルバムから写真を拝借したほどの関係だ。
 私自身は、高校3年生の時にファンクラブでインタビューしたのが長州との初遭遇。その後、人気絶頂の維新軍時代には、嫌がる長州に連日電話攻勢をかけ、最後には自宅まで迎えに行って、強引に上野公園の西郷隆盛像の前で写真を撮った。そしてゴングが週刊化されてからは全日本&ジャパン・プロレス担当記者として長州番をやっていた。ジャパン時代は長州が一番ピリピリしていただけに本当に取材は大変。ジャパン・プロ離脱の時には路上で胸倉を掴まれて殴られる寸前までいったこともある。
 清水さんも私も、この二十数年の間に長州とはいろいろなことがあった。でも、そうした年輪があるから特集のラストを飾るロング・インタビューという名目の長州、清水さん、私の座談会では気負わない、飾らない、自然体の長州力が出ていると思う。
 そして二十数年という時間があったから、その当時では見えなかったことが見えたりする。きっと、あの熱い時代を知っている人も、知らない人にも満足してもらえる特集になっていると確信している。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です