全日本プロレス新章

 佐々木健介が三冠ヘビー級王者になって、昨日の後楽園ホールから全日本プロレスの新章がスタートした。年内のスケジュールを見ると、11月~12月は『世界最強タッグ決定リーグ戦』なので、10月18日の代々木競技場第二体育館がヤマ場となる。この全日本創立35周年記念大会のメインは健介に川田が挑戦する三冠戦に決定した。正攻法での勝負だ。
 だが、武藤のパッケージ・プロレスには様々なお楽しみがある。ジュニアでは新たにメキシコ・アミーゴスとサムライ・ニュージャパンの抗争がスタート。サムライ・ニュージャパンの新戦力はAKIYOSHI。アキヨシ…全日本と並ぶ老舗団体のタッグのスペシャリストの片割れの本名。そう邪○&外○のうちのひとりということになる。注目の初登場では、新○本と契約する以前の懐かしいテーマ曲に、懐かしいコスチュームで登場。でも、これって知っている人じゃなければ理解できない。そうそう、鈴木みのると対戦したエル・ノサワ・メンドーサがソラールのマスクを被って入場し、急所キックを放ったのも、わかる人には面白いネタだった。全日本がやることは結構マニアックなのだ。私はGAORAで全日本中継の解説者をやっているが、果たしてこうしたネタがテレビを観ている人に伝わっているのかと気になってしょうがない。かといってタネ明かしをするのも野暮というもの。この手のネタは気づいた人が「フーン、なるほどねぇ」とニヤッと笑って楽しむものだからだ。
 さて今回のシリーズでは義足戦士ザック・ゴーウェンがスパイスになっている。ほとんどがブードゥー・マーダーズとの対戦だが、ブードゥーはザックを“オイシイ獲物”として、妙に張り切ってあの手この手を考えているから、これまた放送席サイドにとっては頭が痛い。くれぐれも放送できる範疇でやってほしいのだが、それは無理!?

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