ノア日本武道館PART1

 9月9日、ノアの日本武道館大会。ビッグマッチ用のスペシャル・カードとして用意されたのは三沢&潮﨑VS藤波&西村のノアVS無我だった。三沢と藤波は05年5・14東京ドームでタッグを組んでいるし(VS蝶野&ライガー)、西村も新日本時代にノアに上がって志賀と一騎打ちを行なっている。
 さて、試合はカラーがくっきりと分かれた。藤波も西村も自分のスタイルをしっかりと持っていて、しかもキャリアがあるから自分の出しどころを知っている。よそのリングでもきっちりと持ち味を出してペースを崩さずに戦った。
 一方のノアは完全に受けのファイト。ノア系の選手は自分を出すよりも、受けに自信があるから「果たして、この相手はどんなことをしてくるのだろう?」というファイトになってしまう。今回のリーグ戦で全敗ながらも森嶋戦、秋山戦など好試合を続けてきた潮﨑にしても受けのファイト。キャリアからしたら、他団体の先輩相手に自分を試すべくガンガンぶつかっていくのが本当だと思うが、習性からか、まるでベテラン選手のように無我勢の持ち味を引き出すようなファイトをしていたのは惜しまれる。やはりキャリアの差があるだけに、結局は受けているつもりでも、そのまま押し切られてしまうのだ。
「物足りないっていうか、最初だからなんとも言えないよね。藤波さんは巧いよね。タイアップした時、凄い力強さを感じたしね。西村選手は掴みづらいね(苦笑)。彼は彼でマイペースを貫いていた。ぶっちゃけ、様子を見過ぎた。今後?“もう1回!”みたいな感じもあったし、ウチの若い選手にしても場慣れとか、外の違う人たちとやるのも必要だと思うし、機会があれば…」
 と、三沢は今回の無我との接点を“点”ではなく“線”にしていくことを示唆。
 基本的にノアと無我のスタイルは噛み合うと思う。今回はお互いに挨拶程度の試合。これでシングルマッチが組まれるようになれば、またまた新しい展開が生まれると思うのだが。

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