『Gスピリッツ』宣言

 9月5日、ふたつのプロレス月刊誌が誕生する。『Gスピリッツ』と『Gリング』…共に3月に休刊になったゴングの遺伝子を持つ人間が作る本だ。で、私の立場はというと『Gスピリッツ』にライターとして参加する。
 なぜ『Gスピリッツ』なのか。答えは簡単、6月下旬に辰巳出版からプロレス月刊誌を出版できることになったこと、ついては協力してほしいという電話を清水さんからもらったからだ。清水さんが編集長になり、副編集長は週刊ゴングの主任で新日本担当でもあった佐々木賢之クンだという。もちろん清水さんの中には「ゴングで培ったものを活かしたい」という気持ちがあった。これは喜んで協力を申し出て当然だ。ただし日本スポーツ出版社を退社してから約3年フリーとしてやってきた私は、私なりに個人で積み上げてきたものもあり、週刊ゴングに関わった時と同様にフリーのライターという立場で参加させてもらうことにした。
 もうひとつの動き…つまり『Gリング』の動きを人づてに知ったのはその後のこと。理想なのはゴングに関わった人間が一丸になってゴング復刊、あるいは新雑誌を作ることだったと思う。何しろ、もうひとつの動きを知ったのがあとだったから事情はまるっきりわからないが、ゴングが2派に分裂して、それぞれに新雑誌創刊という現実は、まるでプロレス団体の分裂騒動である。正直なところ「残念だなあ」とは思ったが仕方がない。それぞれの置かれている状況や事情、考え方が違うのだから、誰がどんな行動を取っても恨みっこなしだ。
 例によって綺麗事だの偽善者だのと言われそうだが…本音を書かせてもらえば、日本スポーツ出版社に関わっていたすべての人間がしなくていい嫌な思い、辛い思いをした。だから、これから先、誰も不幸にはなってほしくない。プロレス業界に関わる者、他の世界に移った者…人それぞれだが、どこでもいいから自分の道をみつけて幸せになってほしいと思う。
 そういう思いの一方で、現実問題としては『Gスピリッツ』と『Gリング』は競合誌。となれば、私は週刊ゴング休刊時のダイアリーで書いた「健全な形で週刊ゴングが復刊され、その時の編集部が私を必要としてくれれば、そこにいる」を『Gスピリッツ』で実践するだけだ。

「『Gスピリッツ』宣言」への3件のフィードバック

  1. ゴングが分裂ということが日本スポーツ出版社がなくなった現在ゴングに携わった人たちにも生活があるから仕方がないことですね。この件についてどこかで興味本位的に面白おかしくおかしく書かれるのは、いやですね。
     ただ、プロレス界以前とは、違い少しづづ盛り上がってきてる中で2誌も増えるということは、朗報です。
     月刊ゴングの思い出といえば小佐野さん書かれてるように紙面の中の付録?技の紹介やタイトルマッチの記録等(後は、忘れた)は、小学生の自分には、勉強になりました。ほかに写真特集号は、本当に楽しみでした。私も簡単には、変えませんでした。また小佐野さんの言うように大人の本を読むのは、ある意味優越感がありましたね。月刊プロレス、ゴング、別冊ゴングを買うのは問題ないですが、週刊ファイトや東京スポーツは、小学生の私には色々厳しかったですね
     どちらにしても若いファンにも私のような初老?のファンにも楽しめてプロレスも盛り上がるような雑誌を期待したいですね。また、療養中の竹内さんにも早く復活して紙面上でキラーぶりを発揮してほしいですね。
     ところで日本スポーツ出版社所有のゴングの莫大な資料は、どうなったんでしょうか?

  2. 創刊、こちらが、めちゃめちゃドキドキしてます!(^^
    月刊って所が嬉しいですね。w
    読み応え満載っぽくて。w
    『プロレス愛』溢れる雑誌になるよう期待してます!

  3. 週間が無理なのでしたら、二誌あったほうが倍楽しめるというものです。
    前向きにいきましょう!

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